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プロローグ
初めて小説を書きますが、読者の皆さんに楽しんで頂ける小説になるよう頑張っていこうと思っています。更新はかなり遅めだと思います。
空が青い。その青い海を泳ぐようにして飛ぶ鳥。その下では海が揺蕩う。深い青の中で魚が気持ち良さそうに踊る。
この星は、どこまでも青。
風が流れて川も流れて小さな生き物達が森を走る。あちらこちらから動物の声が響き、森は命の気配に活気付く。
ーー突然起こる銃声、人だ。
一匹の動物がその場に倒れこんで、また一つの命が失われた。
私ね、神様って残酷だと思う。
本当は動物も人間も誰もが幸せに生きたい、そう願ってるはずなのに……。
もしも貴方に出会わなかったらこんなこと、考えもしなかっただろうな。
月のように優しく、気高い貴方に。