四話
驚愕の事実が発覚した後、暫くの間向こうとの会話で解った事が幾つかある。
会話の相手がアラン・ゴメール元宮廷魔術師
しかもエルフの男とゆう事、このアラン会話は普通なのだが研究してる内容が向こうの世界では、歪な内容だそうだ。
「なあ、アラン」
「何ですか、和也?」
「アランの研究って異世界を繋げる門を
研究してるんだよな?」
「そうですね、正確には門じゃなく扉ですけどね今は、この小さな黒い穴が精一杯ですが」
「それでも俺からして見れば凄い事だけどな」
「そうですね、和也から見たら凄い事なのかもしれませんね」
「今後の研究でこの穴を繋げる努力が必要ですけどね」
「おう、俺も何が出来るか分からないけど
手伝うよ」
「ありがとうございます」
「話しは変わるが、アラン」
「何ですか?和也」
「俺のこの身体観るからに若返ってるんだけど、何か原因って分かるか?」
「そうですね、断言は言えないですがたぶん此方からの魔力による物だと思いますよ」
そう、俺もそう思っていた何せアランとの会話は俺がこの穴に指を入れて無ければ出来ないのだからだ、まあ若返った分には問題無いのでこれ以上は聞かなかった。