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二話
「ちょっと怖いけど、男は度胸だ!」
「ズブブ…特に何も無いかな?熱い訳でも無いし冷たい訳でも無いな〜」
暫く穴入れた人差し指を、穴の中で動かしながら考えていたら、爪先にジンワリと熱が伝わって来た感覚が段々と腕、胸と伝わり身体全体えと伝わった。
「ん~何だろうな~この身体の中の熱は?」
よくラノベとかにある、魔力とかマナなのかな? でも、此処は地球で尚且つ日本なのだ
そんな不思議パワーなんて何処にも無いのだ
「よし!気持ちを切り替えて、何か飲むか」
穴から指を抜いて、キッチンに向かう時に
置いてある、自分を写した鏡を見て驚愕したのである。
「な!なんじゃこりゃ~‼」
早川和也は、今月38才になったばかりの
おっさんのはずが、何故か鏡には20才前後の自分の姿が其処にはあった。