旅の計画
初夏の日差しでプールの水が静かに反射する。
待ちに待ったプール開きの日。
最高学年の6年生は、一番最初にプールに入ることができる。
校長、村上の長い話を聞きすっかり、プールの時間が少なくなっていた。
「寒っ! 」
シャワーからでてきたオレは急いでタオルにくるまる。
後に続いて震えながら次々に人がシャワーから出てくる。
「寒みー! 」
そう言いながら出てきたのはオレのクラスメイトの村田はやとであった。
オレは寒過ぎてそんなはやとを無視し、タオルの中でガタガタと震えている。
はやとがオレに近づいてきたと思ったら、いきなりはやとがオレのタオルをとった。
「なにすんだよ!」
タオルを持ってプールサイドを走り回るはやとを必死で追いかける。
「健太だけタオルにくるまりやがって! 俺も寒いんじゃー! 」
はやとはふざけながら健太のタオルにくるまった。
はやとの持ってるタオルの裾をつかんだと思うや否や髪の毛を鷲掴みにされた。
「やっべ! 」
はやとの逃げ足は誰よりも速い。手をよけて向こうのプールサイドへと走って行ってしまった。
オレの髪の毛をつかんでいるのは鬼の西松だ。
鬼教師として有名な西松貴史はみんな怖がる、厄介な先生だ。
「上原! 何やってんだ! プールサイドでなんか走り回って、良いとでも思っているのか?」
鬼のどなり声がプールいっぱいに響く。
注目の的になってしまった。
「ちがうんです! はやとがっ! 」
健太は必死で訳を話した。
「言い訳するな! そんな奴は罰だ! 」
そう言ったかと思うと軽く肩に持ち上げられプールに投げ込まれた。
みんなの笑い声がプールの中でも聞こえてきた。
恥ずかしい・・・。 このまま中に入ってたいな・・・。
けん
た・・・
上・・・原くん
誰かが呼んでいる・・・。
「上原 健太ぁー! 」
「はっ、はいっ! 」
あれ・・・。ココは・・・。
「何やってんだよー!」
「あれ、はやと! 俺、プールの中に・・・。」
書き途中・・・




