【プロットタイプ】ドリィ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
もう無いんだよな。寂しいな。
曲は見つかったよぉ!!
sweet escape という曲でした。
本当にオシャレで、可愛い洋楽。
瑠衣が持ち寄った人形達をただ眺めていると、ふと昔の事を思い出した。
私の両親は人形が嫌いだ。日本人形は疎か、フランス人形から子供用の着せ替え人形でさえ、私に与える事は無かった。
私もその頃は人形に対して、そこまで強い興味は無かったから、焦がれることは無く、ぬいぐるみと戯れる時間が殆どだった。
ある日の事、友人達と遊びに出掛けた時、ふとある物が目に入った。
雑貨屋の片隅に置かれた香水の小瓶達。香水瓶一つとっても形は非常に様々で、よく見られる円形型から、ダイヤ、雫に至るまで、様々な物が置かれていた。
その中の一つに一際目を引く香水瓶があった。マネキンの頭部だけをすっぽりと切り落とした様な目鼻立ちのはっきりした物。そのまつ毛の長さ、ぽってりとした唇、其れらの一つ一つから目が離せない。陳腐な言葉で纏めてしまえば、非常に強く惹かれた。
だが周りに友人がいた事もあり、自己開示をしたならば、冷やかされる事も少なく無かった事もあり、私は目を逸らしてその場を去った。
それから数年後、私はその顏とまた相見える事になる。
フラフラと大都会を歩いていると、人目を惹き付けてやまない様な、華美なアパレルが目に入った。淡い紫を基調とした何処か怪しげな店内のショーウィンドウ。その中に、あの時見た顏が目に入った。今度は顏だけでなく、体もきちんと着いている。着せ替え用のマネキンなのだ。
頭部にぺったりと描かれた、黒い髪。毛先がくるりと丸まって、唇へと伸びている。無表情さの中に色気を感じるその装いに、またしっかりと釘付けになった。
貴方が私の元に来てくれたら、私は一体どんな扱いをするのだろう。手に持って触れ回るのは、何か違う。恐らく机の片隅に置いて、今までと同じ様に一瞥をするのだろう。毎日、毎日、毎日毎日。
その行為はなんだかとても背徳的な行為に思えた。禁忌を犯してもいないのに、何だかとても悪い事をしている様で、好奇心を擽った。
だから今回も私はその人から目を離し、その場を去った。
鏡花が俺が自宅から持ち寄ったマネキン、幸江一号を片手に戯れている。人形を嫌悪する人間も多い中で、こうして利害を示してくれる事自体、非常に珍しい事だった。
「幸江〜。いらっしゃい〜。
あ、そうだ。瑠衣たん、私、昔気になってたブランドがあって、なんだっけな。女性の横顔が特徴的なちょっと怪しげで色気のあるブランドなんだけど。
そのマネキンが欲しかった事を思い出した。なんか凄く惹かれるんだよね」
「ん」
その後の事はあえて黙っておくことにした。
気圧のせいか、ずっと怠い、喉が渇く、グラグラする。
爆弾低気圧だからか。
事の発端は大した事じゃないんですよ。
昔見てたミニ番組が思い出せなかった事が由来。
可愛くてオシャレな女の子のイラストが沢山出て来るんです。
夜空の星空を背景に、、〇〇タワーの様な塔が最後に流れてるんです。
確か10分程度の占い番組。
もう、その時のBGMがオシャレで!!
〇〇〇の知らない世界で少しだけ流れて(三秒くらい)、『うわっ、懐かしい!!』と思った事が全ての始まり。
ウォールフォー、ヘーイホー。みたいなゆったりしたリズムのジャズっぽい曲。
答えが見つかりました。
プロモ惑星運気予報 の sweet escape という曲でした。
また見たいな。何もかもが可愛いんだよな。あの番組。
それとは一切関係ないんですが、そのBGMがここに出て来るブランドのテーマソングの様だな。
と思ったんですよ。
情報提供お願いします。
何個かヒットはしたんですが、如何せん、画像がない。
で、それまで全く人形とか、興味がなかったんです。
むしろ怖がっていたかな。
でもその出会いがあったせいか、何となく興味が出て来たんです。
傍に置いて眺めたいなぁって。
今は撤退してしまったから、もう会えないんだよな。寂しいな。