ベルスカ あとがき【※ネタバレ注意】
いやぁ~、終盤近くでイシュタくん、めちゃくちゃ格好良い活躍を見せましたねー!
ヴァージニアちゃんの半生が中々に波乱で、先の人生が気になる展開だったかと思うんですけど、サリイシュの出自についても更に謎が深まり、早く彼らの実体が知りたい! と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その分、主人公がちょっと存在感空気だったかもだけど、まぁそういう時期もあるよねってことで。
今までの「ボスを倒し、そいつから奪還したクリスタルの持ち主・ボス級キャラを解放する」という流れから、一気に毛色が変わった本作。
無事に最終章へ繋がる“完結”を迎えました。
そんなベルスカのメインヒロインは、間違いなくマリア・ヴェガでしょう! あの幼少期の重い回想シーンをep.24でブッ込むとか、もう君が主役でよかったんじゃね? レベルのやつ。
「あなたがどんな姿であっても。
いつどこで出会い、たとえ私と過ごした記憶を失ったとしても… あなたを受け入れる」
て、なによあの報われない構文は!! (ノД`)・゜・。
(書いたのお前だよ)
マリアの幼少期。本名ヴァージニア・マクフィールド。
我ながらあのep.24の見せ方はちょっと可哀想だったかもしれん。辛かったな、ヴァージニアちゃん。
ちなみに本作のep.1、イシュタが見る「夢」の内容をきいた時点でマリア、なんとなくマゼンタの存在を察知していました。
からの、今回のキーパーソンであるアニリンくんの登場。
彼の普段の言葉遣いや謙虚な振る舞いから、なんとなく気づいた方もいると思いますが、元は裕福な家庭の出身です。彼の幼馴染であるチア… ラン・クライオも然り。
マリアはその辺り、アニリンを保護した当初からなんとなく勘づいていたんだと思います。
だからあの時、劣悪な環境にいた子供に対し「キミ、ちゃんとした名前はあるよね?」と質問をした。
彼女も、元は米国大統領の孫にしてIT企業役員の娘という、筋金入りの令嬢でしたから。そんな上流階級同士、どこか通じるものがあったのかもしれません。
…て、ん? ちょっとまて。
藁や土壁の家しかなかった集落で「裕福」!?
と思った方。はい。
アガレる第一部「カナリアイエローの下剋上」を覚えていらっしゃる方なら、アゲハがアガーレールの歴史について説明していたシーンを思い出したかもしれませんが、当時はその中でも土壁やレンガの家に住める家系って「裕福」の扱いだったんですよ。アゲハがのちにアガーレール王国を建国するまでは。
そういえば途中、海の家とその近辺が壊滅するほどの大災害(?)があり、その原因と見なされたマリアとアニリンが追放されるシーンでは、なんとなく覚悟していましたがアゲハの好感度がメチャクチャ下がりましたね。
彼女が追放を下したその次のエピソード「世界一受けたくない追放リハーサル」では、どの小説サイトもビックリするほどPV数が激減。それを見て「あ、みんなアゲハに失望したんだな」となったわけです。
実はマリアと事前に組んだプランだったんだけどなぁ。
どうせならフェデュートだろ!
そっちにヘイト集まれー!集まれー!集まれー!(おいw)
ここで今更擁護するのもなんだけど、アゲハは自分から女王になったのではなく(「いつの間にか女王になってた」って第一部で本人が言ってた)、元は一般家庭の出で、最初はたった一人で異世界に飛ばされ先住民達に警戒され、それでも仲良くしようと一生懸命努力し、そして今では突然の襲撃があってもなお国のために頑張ってくれているんです。
誰か褒めてやってください;
さて。
少し話は変わって、本作のサブタイトルが作中で考案されたオペレーション名「ベルベット・スカーレット」ですが、実は最初からその「オペレーション」という呼び方に答え出ていました。
(ビジネスでいう「業務連鎖」 → 医療でいう「手術」、に至るという伏線)
これに気づいたのが意外にもヘルだったわけですが、これにはちゃんと理由があります。
遡ることアガレる第二部、「青空かすむ怠惰の魔女」。
ヘルと若葉が封印されていたクリスタルは当初、チアノーゼの従者である小さな悪魔達の体内に埋め込まれていました。その場合は神々でさえ、オーラを感じる事ができない仕様になっているわけですが、その応用として今回アニリンが… という流れなのです。
ヘルはそこにいち早く気づき、だけど根拠もなしにいきなりメスで切り開くわけにはいかないので(物騒な表現でゴメンね m(__)m)、ノアに「アガーレール最新医療機器のX線導入を急いでほしい!」と頭を下げたわけでございます。
最初は疑惑を向けられていたサキュバス。結局関係なかったというか、完全にミスリードでしたやん。
(ほぼブーブさんのせいw)
しかし、最後は本当に衝撃的な内容でしたね~。
おい、れ… じゃなかった、おいアガーレールの筆者!
お前、これは一体どういう事だ!! まさか、あのマーモ総統のモデルはお前だったのか!? 俺達をずっと騙していたのかよコノヤロウ!!
といわんばかりのラストで幕を閉じました。
まさに「え!? 続きは!?」といわんばかりの終わり方を意識。あんま上手くないかもだけど。
まぁそこも、次の最終章で全て判明するので、どうか気長に待っていただければ幸いでございます。
ちなみに今回のベルスカ含め、アガーレールシリーズは全て、ネトコン12参加作品です。
今日がエントリー〆切なので、あとは選考待ちです。たぶん受からないだろうけど一応待つ構え。
それと、だいぶ本編の話が長く複雑になってきたので、あとで第三部完結までのアガーレール年表もお絵かきサイトにて作成・公開していきたいと考えています!
※その場合は重大ネタバレのオンパレードになるので注意。
最後に繰り返しますが、今回で第三部「ベルスカ」は無事、完結いたしました。
アガーレールシリーズは、まだ続きます。というか、あと5人のクリスタルを見つけないとなので、次がいよいよ最後の第四部となります!
(公開時期未定)
というわけで第四部についてはまた後日、別のURLでお知らせ出来たら幸いです。しばしお待ちを~。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!




