固有スキル「創造」で俺は世界最強を目指す
初めての作品です。
作ってみました!
ガアアァァァァァ
「クソ‼クソが!」
暗い森の中、俺は、一人で走っていた。
「何で!何でこんなことに・・・!」
俺は、今、SSSランクのモンスター「フェンリル・ロード」に追われている、何故こんな事になったかと言えば時は1時間遡る・・・
「おい!ロイド!」
ロイドとは俺の名前だ。
「はい?なんですか?リルガーさん」
リルガーとは、俺が今入っているパーティー「闇の牙」のリーダーだ。
「お前はS級になるのに不要だ。ここでパーティーを追放する。」
・・・は?
「な、なんで」
「そんなこともわからないの?」
この人はパーティーの魔法使いクラリスだ。
「そうですよロイドさん」
僧侶のリラ、この人はいつも嫌味を言ってきた。
「お前のスキルはなんだ?」
「・・・作成だ」
そうこの世界は、スキルや魔法で暮らしていかないといけない。いいスキルを持った人は、いい人生を送り、ダメなスキルを持った人は、一生下働き。
つまりスキルで人生が決まるといっても過言ではない。
だが、たまにスキルが変わることがある、スキルが、固有スキルになるらしいその能力は強力でそれだけで一騎当千などよくあることだ。
そんなスキルの中にも最底辺のスキルがある、そうそれが「作成」だ。
色々なスキルの中で唯一、固有スキル化が確認されていないそうゆうスキルだ。
「作成」は色々な物を魔力無しで作ることができるそれだけ聞くとすごいが、作れるものはたわしやひも
など使えないものばかりなのだ。
「だからだよ」
「でもっ!俺だって色々してきた!掃除洗濯、料理とか!」
「はあ?それくらい私たちでもできるわ!」
「ぐぅ・・」
「つまりお前は用済みなんだよS級になるため死んでくれ」
ドスッ
「ぐっ」
その言葉とともに俺は意識を失った・・・
「っ・・ここは?」
そうだ俺は首を殴られて・・・
ガサッ
「うん?なんだ?」
其処にいたのは白銀の毛並みの中に少ない金色の毛が混ざった2M級の狼だった
「う、うわああああああ!?」
そして今に戻る・・・
俺は片っ端からたわしを作成して走りながら投げ付けた、だがそんなものがきくわけもなくどんどん距離を詰めていきついに追い詰められた。
「クソ、来るな来るなああああ!」
そう言いたわしを投げつけた。
フェンリル・ロードは煩わしそうに爪を振るとたわしとともに、俺の腹が裂けた。
「あああああぁぁぁああああぁあぁあ!!!!」
俺は絶叫し腹を抑えた。
「嫌だ!死にたぐなぃ、じにだぐない、じ・・にたぐ・な・・・い」
すると頭に電子音と無機質な声が聞こえた
<一定数の「作成」使用を確認>
<体表に一定数のダメージを確認>
<死亡の拒否を一定数確認>
<スキル「作成」は固有スキル「創造」に変化しました>
「な、なにが?」
すると頭の中に膨大な量の情報が入ってきた
「そ、そうか、これはそういうスキルか!勝てるこれがあればこいつにも・・ぐふっ」
「そ、そうだった興奮していたが、死にかけていたんだった、よし!このスキルでっ!」
「創造」最上級ポーション
そう叫ぶと手の中に透明な瓶に入った液体が出てきた
「よし!これを飲み干せば!」
そう言いごくごく飲んでいくと傷がすぐ塞がった
「よし!あとはこいつだが・・」
目の前にはフェンリル・ロードが佇んでいる
「さっきみたいにして!喰らえ!」
「創造」魔剣 ホノカミ
すると手の中に紅い燃えるような刀身をした剣が出てきた
「喰らえ!スラッシュ!!!!」
すると目の前の魔物を炎が蹂躙していった・・・
「勝ったのか?」
そこにはフェンリル・ロードの死体があった
死体はあの炎に耐えたらしい
「やった!やった!!勝ったあああああ!!!!」
「この力があれば、あいつらを見返すことができる!」
「それじゃあいくか!」
いずれ世界が注目するものになるとこの時はまだ知らなかった・・・
ロイドの旅はまだ始まったばかり・・・・。
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どうでしょうか・・初めて小説を書いたのでちょっとドキドキしています!
★★★★★やコメントを付けてくれるととても嬉しいです。