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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

『死神』は『人間』か『殺し屋』か

作者: あまみん

息抜きで短編書きました

はさしぶりに思いつきが暴走しましたw

良かったら楽しんでください、そこそこメッセージ性の強い物が、自分の中ではできたと思います

「素晴らしいね、君は」


「………」


「証拠も何も残さず、完璧に遂行してくれた。感謝する」


続けて、椅子に座った彼は私の通り名を口にする。


『死神』


私は死神、そう呼ばれている。殺し屋をしていたら、自然とそう呼ばれるようになった。

他の追随を許さない殺しの技術。顧客満足度があれば120%以上の仕事はしていると自負している。


鈴本皐月、23歳、殺し屋。

通り名は『死神』。

思春期は過ぎたはずだが、私には思春期らしさを伺わせる悩みがある。


それは、私は人間なのか、それとも殺し屋なのか、そんな疑問が私の頭に住み着いて離れない。


どれだけ考えても、私がどちらなのかわからない。

『死神』なのか、『人間』なのか……


目の前に居る禿げたクライアントの話を聞きながらも、ひたすら考え続けている。

もちろん、いついかなる時もポーカーフェイスは崩さないが、それも崩れかねない程の悩みだ。


ただ人の話を聞きながら考え事をするものじゃないね。


「『死神』、今日の依頼は君に死んでもらうことだ」


はぁ、急展開過ぎでしょ。

仕方なく私はコイツを殺して離脱する。


私が殺しに使う道具は数多ある。

私の五体、自前の道具、環境。

というよりも、あらゆるものが私にとっては殺しの道具となる。


今日の場合は……


目の前の禿げが私に向けてる銃と、一口も飲んでいない私の目の前のドリンクか。

それと胸元にあるコイツのペン。


「うおっ!?」


出されてだいぶ経っているため、温くなっているであろう紅茶を相手の顔目掛けて掛けると同時に、相手の拳銃に横からティーカップを強く当ててやる。


バンッ、と銃弾の放たれた音。それはもちろん、あらぬ方向へ。


その隙に、制圧して拳銃を頂戴しつつ、拘束する。

相手の首に手を回して、絡みつくように。


精神的に殺した方が、後腐れがないかな?


「『死神』を拳銃だけで殺そうだなんて、そんな無謀なことよく考えたね」


相手の胸ポケットのペンを抜きながら、耳元で囁く。


「知ってるかな、ペンでも人は殺せるんだよ?」


「あ……うぁ…」


「目に勢いよく突き刺すか」

「口の中に入れて勢いよく突き刺すか」


目の前、口の前とペン先を近ずけて言うと体をガタガタさせている。


うん、次で充分かな。


「勢いよく、首に刺すか。このペンならちゃんと刺せるよ」


「う……あぁ……うああああああああ!!!」


「うるさいなぁ、黙って?」


「ひっ」


「うん、いい子だね。じゃあ次は…」


あー、精神的にって言っても。


「死ね」


「あっ………」


少し刺すように押し当てながら言ってやると、簡単に意識を失う。それも、脳が今後の生命活動を拒否するレベルで。


言ってしまえば、このハゲは脳死した。


護衛なんかは居なかったしさっさと離脱して、また依頼が来るまでは一般の生活に戻ろう。


その間は、少なくとも『人間』なのかな?




クライアントを殺してから、私は一般人と同じ生活を送った。


一応、私には友人が居る。もちろん殺し屋ではないし、私が殺し屋であることも知らない。私が20歳のとき、街を歩いてナンパされたときに助けようとしてくれた、とても不思議な子だ。もちろんそのナンパは私が謹んで撃退した。

友の名を優希、姓は笹本。ちょっと天然だけど元気のある子、私と同い年。


「皐月〜、健くんが〜」


健くんというのは、彼女の口から度々出てくる男性で彼女の彼氏だ。

そんな彼の愚痴とも惚気ともとれる他愛のない話を、うんうんと頷いて聞いてやる。


「なんか最近、お仕事が忙しいみたいで、ずっとデートも出来てないの!」


「そう、それは大変ね」


「でもまあ、忙しいのは確かで、健くん疲れちゃってて、どうにか元気づけてあげたいって思うんだけど…」


「いい案が浮かばない?」


「そう、そうなの!だから皐月、何かいい案を一緒に考えてくれない?」


「うん、いいよ」


今の私は見事なまでに一般女性だろう。

友達とお酒を飲みながら、色恋の話をしたり、お悩み相談を受けたり。

きっとどこにでもいる女性のそれだ。


だがどうしてだろう、根本的と言えばいいのか、本当の自分を探していると言ったらいいか?自己認識がわからないのだ。

私がちゃんと学校に行ってこなかったからだろうか?

海外で家族旅行中、幼い頃に事故にあい、両親を亡くしてから殺し屋になったから、学校には行ってないが、これでもある程度は学問も修めている。大学教授として潜入できるくらいには。


その程度の学識があっても、クライアントを殺す前にも考えていた、私は『殺し屋』なのか『人間』なのか、その問は未だにわからない。。


他にも、買い物をしてみたり、プチ旅行なんかをしたりして、依頼が来るまでは休みを満喫していた。


でも私は『死神』、そんな日々は一週間と続かない。

5日間休んだが、かなりのレアケースだ。普通は2日に一つかそれ以上のペースで、依頼がやってくる。今回は少しの間、仕事は受け付けませんと裏掲示板を介して流していたのだ。


「ようこそ『死神』、歓迎しよう」


「………」


仕事中の私は、必要が無ければ喋らない。


「死神は寡黙で、有名だったな。では長話も無駄だろう、早速依頼の話に入らせてもらう」


「………」


私は静かに頷き返すだけ。


今回のクライアントはよくアメリカなんかの映画に出てきそうな、悪役のできる幹部みたいなおじ様だ。


「この男を殺してほしい」


と言っても、私には見覚えのない男だ。

仕事の都合上、業界の大物だとか言われる存在の顔は記憶しているが。

だが、写真からでも伝わる。この男はやばい。


この男、多分


「彼は元殺し屋の、ジョン・スミスだ」


やっぱり、殺し屋ね。

そして殺し屋でジョン・スミスと言ったら。


「変装のスペシャリストでな、『ドッペルゲンガー』とも呼ばれている、老人の癖に恐ろしく若く綺麗な女に化けることもあるとか。元は殺しのために得た技術だが、今は隠れるために使っているなんて言われているな」


「…なら、この写真の意味は?」


「ああ、正直いって、あまり意味のある写真だとは言えないな。彼はまた姿を変えているだろう。だが、死神の、その『眼』の噂は聞いている、本当かどうかは知らないがな」


「……そう」


確かに、私の眼は必ずターゲットを間違えない。それはどれだけターゲットが姿形を変えてもだ。この男が今後、女に化けても見破ることは容易い。


「それで、受けてくれるか?」


「……ええ、報酬はこれだけあればいい」

そう言って私は指を三本立てる。

「あんまりふざけた額だと、貴方たちがターゲットになるから」


「ははは、恐ろしいね」


「……ふふ、若い女だからって、下に見られるのは癪だもの」


「もちろん、適正な額を払わせてもらうさ『死神』」


彼の言葉を聞いて、私はこの場を去る。


次のターゲットは殺し屋の中でもかなり危険な部類ね。隙があれば私を殺してくる可能性も考慮しないといけない。




所変わって、アメリカのシカゴ、今回のターゲットはこの都市に居るらしい。

もし違う場所に居ればまた情報を漁らないといけない。


しかし、彼は間違いなく居る。

直近2日は、よくこのホテルのある通りを深夜に歩いているという。

酒が好きだという話だから、きっと近くにあるバーに飲みに行っているのだろう。


私も、ターゲットを見るために、少しバーに出かけよう。

怪しまれない程度にドレスコードも整えて。


バーについてまず、カウンターに座る。

若いバーテンダーに頼むのは甘めのカクテル、辛口のお酒も飲めるが、私が好きなのは甘いお酒だ。


バーテンダーは丁寧に、私に酒を出す。

甘めのカクテル、と頼んでマスターが出したのはグラスホッパー、カカオと生クリームの入った、甘いデザートのようなカクテルだ。


「初めて見るお酒でしょう?」


「残念、そのつもりなら失敗ね」


「おや、ご覧になられたことが?」


「ええ、このお酒は結構好きよ?」


「おぉ、それはよかった。もし嫌いだったら出し直しだ、マスターに後でなんて言われるか……」


「あら、そんなことをそんな大声で言って大丈夫?」


「ははは、確かに危ないね、無駄口はやめとこう」


「貴方、バッタさんみたいに心でも弾んでるの?」


「否定はしない」


からかうように言うと、彼は少し顔を赤くして照れ隠し。


少しずつ酒をの飲んでいると、私の隣に近づく男性。

そちらを見やると、居たのはターゲットだった。

写真で見た顔とはもう変わっている、30代ぐらいの渋さを匂わせるおじ様になっている。


「楽しんでいるかい?嬢ちゃん」


「ええ、楽しんでいるわ」


「兄ちゃん、ウイスキーのロックを頼む」


「かしこまりました」


彼は私の隣に座りながら、酒を注文する。

だいぶ飲んでるみたいだけど、まだ飲めるみたい。


「ここ最近じゃ初めて見る顔だな、旅行かい?」


「ええ、今は世界中を旅していてね、次はイギリスかフランスにでも行こうと考えているわ」


「ヒュウ、そいつぁいいねェ」


意外と気さくな人ね。私が殺し屋だということには当たり前だけど気づいてないみたい。ただのナンパかしら?


「にしても、えらい綺麗じゃねえかあんた、嫁に欲しいぐらいだ」


「お上手ね。でも貴方に奥さんは居ないの?」


「家内が居りゃ、こんな時間までこの店で飲んでないっての」


「ふふ、それもそうね」


普通通りに他愛のない会話、この男は話が上手く、素直に楽しめる会話を繰り広げてくれる。


「嬢ちゃんと飲むのは楽しいねェ、良かったらこの後、別の店でも飲まないか?」


「あら、私を酔わせてどうかする気?」


「いんや、単純に飲むのが楽しくてよ、ダメかい?」


「んー、明日の朝、早い時間に予定を入れているから、そろそろホテルに帰って寝たいわね」


「あちゃー、酔わすならあんまり話すべきじゃあ無かったか?」


「そうね、酔わすなら上手に注文させないと」


「勉強させてもらったぜ。その礼に、嬢ちゃんの頼んだその酒代ぐらいは出せてくれや」


「あら、いいの?」


「おうともさ、楽しい時間と勉強の礼だ」


「ありがとね、それじゃあ私はそろそろ失礼するわ」


「機会があればまた飲もう!」


「そうね、そうしましょ」


もう、その機会は訪れないでしょうけど。


ホテルに戻って、私は暗殺の準備を整える。

サイレンサー付きの特殊拳銃でもいいが、現場に銃弾が残るのはよろしくない。

ここはやはり、あの通りに来るのを待って、首をこれで切って殺すのがいいわね。


暗殺のために、動きやすい服に着替える。シャツにパーカー、ジーンズにナイフを直すためのベルトを着用。


さて、彼が必ず通るであろう道の上にでも居ますかね。


建物の上に登り、通りの光のついてない看板の上に居座る。

そうして、ターゲットが来るのを待つ。


2.30分ほどしてから、彼は来た。


「はー、にしてもあの嬢ちゃん、えらい綺麗だったなぁ、日本じゃあなんだったか、月が綺麗ですね、なんて言えばよかったのか?」


そんなくだらないことをウンウンと考えている。

ちょっと可愛らしい所のある爺さんね。


だけどもう、殺す。


彼が私のいる建物の下に来たときに、私は飛び降り、彼の首を切る。そうするはずだった。


だが彼は、私に気づいていた。


「なあ、嬢ちゃん」


私のいる看板の上を見て、尋ねてくる。


「へえ、気づいていたのね」


「ああ、この建物の下に来たときに直感してな。恐ろしい嬢ちゃんだ、何回も他人に化けてんだけどなぁ、もしかして、あんたが噂の『死神』かい?」


「貴方みたいな方に知ってもらえて光栄ね、『ドッペルゲンガー』」


「その名前も久しく呼ばれたねぇおい、あんたに化けてやろうか?」


「遠慮するわ、貴方に化けられるってことは、死を意味するから」


「くっくっ、確かに、まあ、もう俺は殺しはしないと決めてるからねェ、化けるのも今までのストック分を使い回してるだけだ」


「へえ、そうなんだ」


「それで、どこの依頼かな?某国のあの企業かね?」


「多分、あなたの考えている所で合ってるわ、それで一応聞くけど、大人しく殺されてくれない?」


「んー、はいどうぞなんて、簡単に言うターゲットが居ると思うかい?『死神』さんよ」


それもそうよね


「それじゃあ、実力行使で。痛い目を見たくなかったら、大人しくすることね」


「こんな老いぼれにそんなガチになるもんじゃあないぞ?」


「今のあなたは30半ばよ」


「見た目は…なっ!」


そうして彼が投げてきたのは、パチンコの玉だ。

結構なスピードで投げられるそれは、当たればもちろん痛い。


だけど私もそんなものに当たるようでは死神なんて名前は似つかわしくない。

玉を避けながら、下に飛び降りる。


「けっ、やっぱ当たんねえか」


「『死神』だもの」


「はは、違いない」


近接戦闘になり、彼は警棒を取り出した。殺しはしない、その言葉通りなのだろう。彼の持っているものはどれも殺傷能力が極めて低い


「死神たぁ、かなり冷酷で、全く人間味のない奴かと思ったが、その逆とはな」


私は彼にそんなことを言われ、一瞬、気が話に向く。


「そうかしら?殺しのときは容赦しないけど」


「だが、とても人間らしい面が強いぞお前さん。『殺し屋』をやってるのが不思議なくらいに」


なんで、この男はこうも私の気になることを言ってくるのだろう。


「実を言うとな、さっきのバーで話したとき、あんたが殺し屋だってことには既に気づいていた。ターゲットが俺だとは思わなかったがな」


「それは凄いわね、悟らせないようにしてたのだけれど」


「まあ、長年の勘とその他色々でな。そしてあんたが、至極人間らしい悩みも抱えていることも見抜いてるぜ?」


嘘、それは仕事のときに持ち出さないよう心がけていたのだけれど。


「あんた、自分が『殺し屋』なのか、『人間』なのか、そんなことで悩んでるだろ」


「……正解、なんで分かるか気持ち悪いくらいね」


そして彼は、私の悩みを解決しそうな答えを持ち合わせた風の顔をしている。

気になる、が、彼は私のターゲット、殺さなければならない。


「そいつぁ気になるけど、殺さないとって顔だな」


「………」


「ここは一つ、交渉といかないか?俺はまだ死にたくないんだ、俺の持ち合わせている答えを教える、それで納得すれば見逃してくれ、納得いかなかったら殺してもいい」


「…わかった」


でもどうせ、彼の答えには納得しないだろう、どれだけ悩んでもわからなかったのだから。私がどちらなのかという問は。


「あんたの悩みは、自分が『殺し屋』か、『人間』か、という問いだが…」


「………」


「まず、その問から成り立たない」


は?


私はすぐさまナイフを向けて殺気を込める。


「まあまてまて、そう怒るな、その気持ちもわかるが今は鎮めてくれ、ちゃんと理由も説明する」


私は少しだけ、殺気を抑える。


「まあこれは、理由であり結論だが、あんたは『人間』だし、『殺し屋』だ、その『両方』だ。だから、お前さんが『どちらか』で悩んでも答えは出るはずがない」


あぁ、腹立たしい

嫌に、嫌に彼の言葉がスっと胸に落ち着く。


「だから、あんたの悩みはまず成り立たないと言った。現に、あんたは『人間』らしく今まで悩んでいたし、『殺し屋』らしく悩みを潜めて淡々と殺して来た」


そして今も、と彼は続けて


「『人間』らしく油断して俺にナイフを奪われて、『殺し屋』として失敗しようとしている」


彼は私が隙を見せている間、私の意識外からナイフを奪い去っていた。

そしてそのナイフは、私の喉に突きつけられている。


「君は『人間』だから、このナイフを突き刺せば死ぬだろう?」


ああ、確かにそうだ。私は『人間』であり、『殺し屋』だ。それでいい。やっと私の胸にあったモヤモヤが晴れた。


が、この目の前の男は妙にイライラさせられる。

もう私は都合良く考えよう、私は『人間』だし、『殺し屋』だから今は『殺し屋』の『死神』の顔で


「見逃してあげる」


告げた


「ははっ……それがあんたの…本気…か…」


本気の殺気を込め、彼に死を仮想させ、何パターンもの死の未来を一瞬で感じさせた。


「ありがとう、ジョン・スミス、確かに貴方のおかげで、私の胸の内は晴れた。だから見逃してあげる。そしてお礼に、あなたを狙う某企業を潰してあげる」


「ははっ……そいつぁありがたいねェ…」


「そして貴方は、私の唯一の失敗として、私の中に刻んでおく。ありがとう」


「どう……いたしまして…に…なるか?」


彼は今、私を見ているだけで恐ろしいのだろう、たけど私は、彼と酒を飲んでお話したいから。


「これ、私のプライベートのアドレス。良かったら連絡を頂戴ね。そしてあなたのアドレスも貰っておいたから、また飲みにでも行きましょう」


それじゃ


それだけ言って、私は夜の闇に消え去った。

私の悩みが溶けて無くなったように。


彼と連絡を取って、また酒を飲んだかは

ご想像にお任せしましょう。

お読み頂きありがとうございました!

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