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元冒険者の決意

私はこの町トートスの衛兵を勤めているライヴという者です

この町、トートスは冒険者が住む町として有名でいろんな国の人たちが冒険者としてここに住むついていくのです

さらに冒険者がたくさんいるおかげで魔物による被害は少なく一般市民の人達も安心して暮らせるという素晴らしい町なのです

私も昔はAランクの冒険者のなかでも指折りの冒険者として少し有名でしたが今は町の外の見回り程度の雑務をしている日々です


元々たくさん貯金していたので今はそれを切り崩し老人のように隠居生活を送っています

そんな平和な毎日を過ごしているなか問題が起きました


近くにドラゴンが住まうというのです

ドラゴンは魔物のなかでも最上位のクラスでAランクの冒険者が30人以上で挑んでやっと勝てるか勝てないかというところであり私も冒険者時代、戦ったことがありましたが想像以上の強さでした


早く別の住みかを見つけてこの町の遠くに行っもらいた ガチャ!「ライブさん大変です!」

「どうしたんですか、そんな慌てて」

「この町に巨大竜が接近しています!」

「そんな馬鹿な!?」


これは非常にまずいです

さきほど巨大竜といったからには恐らくドラゴンのなかでもかなり上位


「冒険者達は!」

「巨大竜は空を飛んでいるので魔法使いの人達は巨大竜を撃ち落とそうとしており、他の冒険者は撃ち落としたあとすぐにでも巨大竜に向かうつもりです」

「そうですか、わかりました、私も向かいます」

「了解しました!」



~~~


「ライヴさん!来てくれたんですね!」

「ええ、それで巨大竜の報告を聞いたのですが」

「はい、この望遠鏡を見てください」

私は望遠鏡を覗き、そして驚嘆しました

過去に見た竜は30メートル程でした、しかしこの竜は明らかに倍以上の大きさ

あれが竜?いいやあれは最早、竜などではありません

あれは一柱の神です

我々が崇める創造神のクー、魔族が信仰する邪神のデルメシス、神の力は人間などが測れるものではありません、あの竜も同じ、力の底が見えない、あれは竜の姿を模した神、竜神です

竜神、ですか、困ったものです、神に刃を向けるなどと無礼千万ではありますが、こちらも守るべき町があるのです


仕方がありません、覚悟を決めて私は神を倒します!

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