物語の背景
セラに掛かっている呪い「一生を地上で過ごさなければならない。」という呪いを解くために、天上界から来た三人。セラは呪われた反動で、ずっと記憶を失い、長い間、地上界で過ごしていた。
新聖教団は、地上のアーリヤの町の畑で倒れていたセラを保護していた。
マリアとイースは、畑で倒れていたセラを発見し、育てた夫婦だ。
新聖教団は、最高神アマテラスを始めとし、多種多様な神々を認める温厚な教団だが、セラが天上で仕えていたキーリスは「私の他に、神はない。」と常日頃から言っていた。
セラは新聖教団のおかしさに気付いていたが、ミカとガブが迎えに来るまでは、ずっと神聖教団に所属していた。
セラには新聖教団の人間の女性の恋人イーリアがいたが、キリスト教の神は、運命を操り、イーリアを別の人間の男性と結婚させ、セラを新聖教団から離脱させる。
同時期にミカとガブは、天上界にはセラはいない、と気付き、七年間の捜索を中止し、地上界か地下の冥界にいるであろうセラと通信を試みる。テレパシーによって、繋がった三名。
八岐之大蛇は、新聖教団離脱をよしとしない一派の遣いである。
セラは賞金稼ぎ、ミカは魔法を人々に教え、ガブは呪いや魔法の研究をして、地上で生活している。
セラは剣士、ミカとガブの二人は魔法剣士といったところだ。
セラの戦闘スタイルは、神の力を借りて、神様の使う武器を召喚し、その武器で戦うというもの。
ミカの得意魔法は、ブラック・インドラ。
ガブの得意魔法は、スーパーバハムート。
ミカとガブは他にも、火・水・土・闇・光の五属性の上級までを習得している。
セラは、保有魔力が少なく、超基本的な魔法しか使えないが、その代わり「神の武器召喚」が使える。
発動条件として、「主よ、武器をお願いします。」や「主よ、武器を貸して下さい。」などの祈りが必要である。
ちなみに、召喚出来る武具は、剣・弓・銃・銛など。自身に選択権はない。