修行1:己の中の闇と向き合う
ブラック・セラ「覇邪竜王国断刀、神帝剣:蒼、戦女神の剣、全ての帝剣達よ、いま此処に集え、全ては私が統治する!」
ミカ「マズイよ!これは!」
ガブ「ああ!これが外に出たら大変なことになる!」
セラ"あぁ、昔の自分が居る。こんなんだったよなぁ"
古城にて 30分前
修行の方針が決まった。
自らの闇と向き合うこと。
ミカの黒化の術を使う。
ミカ、ガブ、セラの3名に分身の術を施して、その分身に黒化の術を使用する。
黒化した自らと向き合うことで、何か新しいものが見えてくるはずだ。
メタトロン、メタとの通信でも「とりあえずやってみたらどうです?」と了承を得ている。
セラが一番目に決まり、実行したらこうなった。
ブラック・セラ「覇邪竜王国断刀、神帝剣:蒼、戦女神の剣、全ての帝剣達よ、いま此処に集え、全ては私が統治する!」
セラ「あれを使えば大丈夫だ。」
ミカ「あれって何?」
ガブ「来るぞ!!」
極大攻撃が、来る。
セラは昔を思い出していた。
木っ端微塵に砕かれた覇邪の剣。
召喚した瞬間に粉々になった。
牢獄に入れられ、自身の身の回復を図ったが、最悪のタイミングで破壊されてしまった。
セラ"今なら、わかる。神様もこんな気分だったのかな"
セラ"「神の祝福があるように。」"
そう念じて、一息、息を吹きかける。
フゥゥー
戦場に聖霊が舞い降りた、そんな感じがした。
バリン
バリン
バリィン
戦女神「バ、バカな!そんな馬鹿な!」
すべての武器が砕け散っていた。ここはもう戦場ではなく、ただの古城だ。
戦女神「すべてこの私のオリジナルだぞ。それが⋯そんな⋯」
セラ「お前は力を求め過ぎたんだ。強さとは、本当の強さとは、レベル、数値や数字のことじゃない。数の問題ではなく、信じること!それがお前には無かった!自分に無かった!神様が最後の最後まで力を使わなかったのは、大変なことになるから!そんな優しさに気付けなかった!お前はいつも自分を犠牲にしていたけれど、それは誰の願いでもない!今ならわかるよ、神様のこと、そして自分のこと、隣人のこと!まことの光が来ますように!アーメン!」
戦女神「神⋯さま⋯か、私はただ自分を認めてほしくて、暴走を止めてほしくて⋯。」
〃「これでは、子供の反抗期と同じ⋯か⋯。」
〃「ずっと聴こえてたんですね、我が主よ。ごめん⋯ごめんなさい。」
光が燦然と弾けて、戦神は消えた。
セラ「終わったよ。」
ミカ「凄い⋯」
ガブ「⋯次、オレの番か?」




