↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/55

#6 量産型『予言の勇者』





 結論からいうと、VSチンピラ三体のバトルは勇者くんの勝ちだった。1対3だ。しかもわたしという足手まといを抱えている。勇者くんにとって不利でしかない状況は、彼を苦戦させるに十分だった。それでも勝ったのだから、すごいと思う。

 思うのだけも。


(「勇者」、なんだよね……?)


 なんていうか、ほら、思ってたのとちょっと違う?

 違うといえば全体の印象からもう違うんだけど、冗談でも勇者を自称するんだから、もっとこう、「勇者」って馬鹿みたいに強いんだと思ってた。ギャップっていうか。気弱そうなモブグラフィックは仮の姿、実は最強呪文も使えるし指先一本でドラゴン倒しちゃうんですみたいな。

 ゲームであれば=主人公であり、主人公を育てることがゲームの面白さの一つなので、勇者といえど序盤はもちろん弱いんだけども。

 そんなわたしの空気が伝わったのか、勇者くんが悲しそうに笑んだ。

「ひどい話ですよね、……『予言の勇者』って、世界に一人だけじゃないんですよ」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。