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1-1 異世界は突然に

俺は神楽坂尚史かぐらざかなおふみ 28才。


何不自由なく高校まで育ったが、推薦入試で入った大学でレベルについていけず失敗し、卒業まで7年もかかってしまった。。

そこからは面倒くさがりな性格も災いし、就職しても仕事がキツく長続きしなかった。

そして気付いたら30才手前に差し掛かって心では「ヤバい」と思っているのだが、行動できず実家暮らしを抜け出せずにゲームばかりでゲームの腕だけが上がってしまった。

ちなみに彼女もいない。。


「あぁー今日も何もしてないなぁー」

「まぁ働くとストレス凄いしやる気は出ないなぁ…」


矛盾する考えが交互に尚史の頭を駆けめぐる。


「人生やり直せたら頑張れるのに…」

なかなか自分勝手な考えである。


そんなある日、たまには外に出ようと街をぶらついていた。

そして、昔よく遊んだ人通りの少ない空き地を歩いていたら、そこに何故か商店街にあるようなくじ引き場があった。


「何でこんな所にくじ引き場があるんだ?」

誰も来ないだろと心でツッコミながらも怖いものみたさで興味をそそられてふらふらっと立ち寄ってしまった…


「今なら1回タダでやらせてあげるよ。

 どうせ誰も来ないからね…」


はげ頭の冴えない丸メガネのおじさんが言ってきた。


「タダでなら、1回。」


親以外と久しぶりの会話だ。

声が思ったより出ない…

そんなことを思いながら1回くじを回してみた。

すると…


「大当たりー!!特賞だよ。」


突然大声になったおじさんに腰を抜かしそうになりながらも

久々に運が向いてきたなと思った尚史。


「賞品ってなんですか?」


尚史が聞いてみるとおじさんは…


「特賞の…異世界の旅だよ!」


「は?」


「期間は今すぐだからね。期間は無期限だよ。」


「いやいや、無理だから俺にだって生活が…」


そこまで言ってこれは自分に当てはまらない理由に気付き詰まってしまう尚史。


「問題ないようだから、行ってらっしゃい!」

「いろいろサービスはしといてあげるからね…」


そう言ったのを最後に急に尚史の眼前におじさんの姿はなくなり、暗転した…。


初めまして。悠と申します。

初めての投稿でつたない、読みにくいところもあるかもですが、書きたいことを書こうと思い投稿してみました。

感想や意見がありましたらよろしくお願いします!

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