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東方幻心録   作者: 脳の栄養
3/6

2話 幻想郷

どうも、脳の栄養です。今回は少し長くなりました。挿絵を入れてみましたが、下手くそなのはお許しください。ではどうぞー

すっごいな。なんかすごいとしか言えない。こんな綺麗な和風の屋敷、見たことない。鈴仙さんの話を聞く限り、ここは永遠亭という、病院のような、薬局のような所らしい。こんなに綺麗な病院なら、毎日来たいくらいだ。ちなみに、ここに来るまでに名前は聞いている。さすがに、鈴仙.優曇華院.イナバと聞いたときはちょっとびっくりしたけど。どうも鈴仙さんの師匠と話すらしい。どんな人なんだろう。ウサ耳なのかな。そんなことを考えていると、どうやら目的の部屋に着いたらしい。

 鈴「師匠、失礼します。」

 ?「あら鈴仙、どうしたの?」

 鈴「竹林の中でこの方と会ったのですが、この

   方、外来人みたいで。」

 ?「へぇ、珍しいわね。迷い込んだのか、大妖

   怪のミスか、それともわざとかしら?」

 なんて綺麗な人なんだろう。言葉を失った。

 永「私は八意 永琳よ。あなた、名前は?」

 優「ほ、星宮 優です。」

 永「ふふっ。じゃあ優君、あなたが置かれてい

   る状況を説明するわね。」

 永琳さんから幻想郷の説明を受ける。自分が異世界転移してしまったこと。現世から忘れられた者が来る、最後の楽園だということ。忘れられた者か。つまり、そういうことなのだろう。あり得ないことではない。

 永「今日は泊まっていきなさい。泊まる場所も

   ないんでしょ?」

 優「何から何まですみません。」

 永「いえ、良いのよ。明日は、鈴仙と一緒に博

   霊神社に行ってらっしゃい。」

 優「はい、ありがとうございます。」

 永遠亭の、余っている個室を使わせていただき、その日は終わった。


 翌日、起きたら鈴仙さんが朝ごはんを作ってくれていた。少しでも恩返しがしたかったので、作るのを手伝った。その後、朝食を食べ終え、永琳さんにお礼を言い、永遠亭を後にした。

 博霊神社に向かう途中で鈴仙さんに、永遠亭にすんでいるのは二人だけなのかと聞くと、

 鈴「いえ、ほかにも居ますが、昨日はもう寝て

   しまってたみたいですね。朝もあの人たち

   は遅いですし。」

 それなら次に来る時は、話してみたいな。と、そんなことを考えていると、どうやら博霊神社の階段の前まで来たらしい。この長い階段は、神社のものだろう。学校帰りのものをすべて持っているので、かなりきつい。懸命に上がっていくと、そこには賽銭箱と立派な神社があった。 

 鈴仙さんが神社の方に行き、ノックする。その間に、僕は賽銭箱に5円玉を入れて礼をした。ノックしても人が来ないらしく、鈴仙さんが神社の中へ入っていく。僕もそれについて行く。だが、鈴仙さんがふすまを開けたときに、僕は見てしまった。服がかなり乱れたまま寝ている、少女の姿を。


挿絵(By みてみん)

いかがでしたか?バトルの方はもう少し先になりそうです。気長にお待ちください。ではまた。

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