0話 理不尽
どうもこんにちは、脳の栄養です。
小説は初投稿です。不定期更新ですが、どんなもんかと軽く読んでくれたら幸いです。誤字脱字等があればお知らせください。ではどうぞー
この世界は理不尽だ。小さかったころから、そんなことを考えていた。親はどちらも、僕が小さいころに亡くなった。酔っぱらいの運転する車が、突っ込んできたらしい。後から聞くと、僕が保育園にいるときに、二人で僕の誕生日プレゼントを買いに行っていたようだ。託児所で生活をすることになったのだが、学校では、親がいない理由をよく問われた。授業参観の日は学校に行きたくなかった。事情を知らない奴らから「お前の親は来ないの?」と言われたとき、仕方ないとわかっていても苛立ちを覚えた。羨まずにはいられなかった。
高校生になると、僕は一人暮らしをすることになった。親の財産で、アパートを借りた。安いアパートだが、いつまでも託児所には居たくなかった。バイトを始め、かなり生活は厳しかったが、それでも何とか頑張れていた。やることが多すぎたせいか、友達と呼べる関係を作ることはなかった。そんな余裕はなかった。だからだろうか。この世界から忘れられたのは。
いかがでしたか?話はまだまだ続きますよ。変な部分や、曖昧な表現は直せるよう努力していきます。バトルは中盤以降になるかもしれません。挿し絵は入れるかも?これからもよろしくお願いします。