~零話~
俺「うっ、ここどこだ?」
そこは知らない天井だった
えぇーーーっと確か・・・
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俺は、神埼千代
まあ、女みたいな名前だがれっきとした男だ。
俺は、幼い頃に両親をなくし今は妹神崎優奈と共に平凡に
暮らしている。まあ優奈のほうは平凡とは到底言えないがな。
あいつは優しくて俺が言うと身贔屓に聞こえると思うが美人で
いっぱい告白されている。
ついでみたいなもので俺も告白されるが顔は普通だと思うしまあ勉強やスポ
ーツは一度みたらそつなくこなせるがなぜ俺に告白してくる奴もいるんだろう?
まあいいか
やべっそろそろ行かないと学校に遅れる
俺「そろそろ行かないと遅れるから行ってくるわ優奈ぁ朝食テーブルに置いておいたから温めて食べれよー。じゃ行ってくる。」
優「えっ、ありがと兄学校頑張ってねー。」
途中、信号を渡っていたら周りの人たちが蜘蛛の子を散らすように逃げていく。そのうちの1人が指を指している方を見てみると大型トラックが暴走してこちらに向かってきていた。
だがよけようにも後ろに子供がいてよけれない。せめて後ろの女の子だけでも死なせないようにしなきゃ
俺は女の子を人混みのなかへと投げる。まあ誰かがキャッチしてくれるだろう。
ごめん優奈俺はもう死ぬようだ。頭の中に走馬灯のようなものがながれる。まだ優奈のそばにいてやりたかったな。
次の瞬間、ゴシャッと体の内側からひきさかれるような痛みが走る。ここで俺の意識は途切れた・・・