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上司のNさん

作者: ふーすけ

私の上司にNさんという人がいる。

最近、Nさんが私の夢によく登場する。


それにしても変な夢ばかりだ。


Nさんから私の携帯電話に着信があった。

私は電話にでる。


もしもし。


あー、ふーすけくん。

仕事のことで相談があるから、今日の15時にO駅前で会おう。

よろしくね。


そう言うと、Nさんは電話を切った。

私はO駅に向かった。


おかしいな。Nさんの姿が駅前にない。

そう思った次の瞬間、私の足元にあったマンホールの蓋が動き始めた。

そして、その蓋をどけて、Nさんがマンホールの中から出てきたのだ。


え!?

Nさん!?マンホールから??


Nさんが言った。


ふーすけくん?

別に普通じゃないか。


周囲を見回すと、他のマンホールからも人が出入りしている。


Nさんによれば、マンホールの中は瞬間移動装置になっていて、

足元のマンホールはNさんの最寄り駅につながっているという。


私は頭から湯気が出そうだった。

Nさんが続ける。


実は、Mさんとも待ち合わせていてね。

もう少しで来ると思うんだが。


Mさんも私の上司で、Nさんの部下だ。

しばらくすると、上空におびただしい数の鳩の群れがやってきた。


あー、来た来た。


Nさんはそう言って上空を見上げる。

私も上空に目をやると、、


なんと大量の鳩に掴まって、Mさんが空を飛んでいた。

そしてMさんが落下傘で私たちの前に降り立った。

Mさんが口を開く。


ごめんなさい。ちょっと遅れちゃいまして。


Nさんが答えた。


あー、別に大丈夫だよ。

さて、行こうか。


どうやらこの世界では、鳩とマンホールによる移動が当たり前らしい。

私は立ちくらみをおこして、倒れてしまった。


おい大丈夫か?

ふーすけ、ふーすけ。


Nさんの声が遠のく。遠のく。


はっ、目が覚めた。

あー、夢でよかった。


こんな夢が、最近続いている。

どなたか夢の分析ができる方、いたら分析していただけると嬉しいです。

メッセージなど、歓迎します。

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