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(40)クーノレになれよみんな

DATE : H27.1.28

TIME : 16:50

STID : 00941724,00187632,00187839,00392354


「コマンド! ファイヤー・ボール!」


俺はそう言い放つと、画面に現れた十字状のカーソルを素早く「フローズンモス」にドラッグして、タップする。


するとマイアバター「レオ」の剣先から、火の玉が生まれて一直線に飛んでいき、炎に包まれた巨大蛾は地上にふらふらと落下していく。


「バール、『A』アイコン!」


俺は寄ってきたアイスウルフと交戦しつつ、龍真にそう指示を飛ばす。

龍真のアバター「バールハイト」は、フローズンモスをロックオンすると、細剣の連打を繰り出す。

それが全段フルヒットすると、「フローズンモス」は綺麗に雲散無霧した。


「ナイス、バール!」

「…ああ」


ただの雑魚に思えたこの「フローズンモス」も、いざ自分たちだけで対峙してみれば、相当にやっかいなモンスターだった。



  *   *



「なあ、バール、フローズンモスに、どうやって攻撃すれば良いんだよ? 剣が届かないんだけど」

「それを僕に聞くな」


数分前、一つのエリアのmobを枯らして、次のエリアに来た俺たちの新たな狩りはそんなしょっぱい疑問から始まったのだが、ムラサメから、


「君らさ、魔法も投擲武器も持ってないの?」

「いや、魔法の『ファイヤー・ボール』ならあるけど」

「じゃあ、それを使えば良いじゃん」


と呆れられた。


「ところでさ、ムラサメ」

「何?」

「お前が、『コマンド! なんちゃら~』って叫んでたのは何なんだ?」

「ボイスコマンドのこと?」

「? ボイスコマンド?」


何の事かとよく聞けば、このゲームでは、アイコンで操作する以外に、声で操作する事もできるらしい。

そして、何故そんな事ができるのかというと、このゲームはオリジナルの動作をマクロで登録できるのが魅力の一つだ。

しかし、あまりアクションの登録数が増えると、アイコンが画面を埋め尽くして非常に見づらくなる。

それを防ぐため、魔法や一部の剣技なんかは、アイコンだけじゃなく、声でも反応するようになっているらしい。


「…で、『僕は魔法を使うよ!』という宣言文が『コマンド!』な訳。 そして直後のフレーズを、アプリが何のアクションか判定する」

「へー、便利だな」

「じゃあ私も、口で『コマンド』の後に、『ヒーリング』って言えば、魔法が使えるって事?」

「そういう事です」

「えー、ちょっと恥ずかしいね、それ」

「でも、結構便利なんですよ。 アイコンと違って、剣と同時に魔法が使えますから。 はっきり発音しないとファンブルする、というデメリットもありますけどね」


ムラサメの奴、のぞみさんには紳士だな、コノヤロ。


「あと、宣言文にも種類があって、『必殺!』とか『食らえ!』と叫ぶと、ブレードアーツが出せます」


…え? マジで?

そういや、双剣使いのキリエも「食らえ! ブレイドストライク」とか言ってたな。


「…? ぶれーどあーつ?」

「あ、えっと、なんていうのかな…剣技をマクロで登録した奴です」

「まくろ?」

「あ、その…。 なんていうのかな」


うわー、一般女性と理系ゲーマーの溝深ぇー。

全く通じていないっていうか、マリアナ海溝より深いんじゃないか、この溝。


「まぁとにかく、声で操作ができるんです」

「? だから、魔法が使いたい時は、コマンドって言えば良いんだよね?」

「そ、そうです」


そこで、パーティメンバーの中で唯一魔法を使えない、龍真ことバールハイトが、会話に割り込んできた。


「で、魔法が使えない場合はどうしたら良いんだ?」

「…。 いや、どうしたらって…」


そこでムラサメはしばらく思案すると、


「そこらへんに、アイテムの『石ころ』が落ちてると思うんですけど、拾って投げたらどうです?」



  *    *



それ以来、龍真の機嫌がよろしくない。

俺としては、ムラサメの奴は割とまっとうなアドバイスをしたことが分かるのだが、龍真にしてみれば「お前は石ころでも拾ってろよ」と言われれば、侮辱されたと解釈してもおかしくないだろう。


実際に、俺は石ころを拾って、投擲カーソルを合わせる練習をした。

多分、これは他の武器でも役に立つと思い「龍真もやってみようぜ」と誘ったのだが「遠慮する」と拾う素振りすらしなかったのだ。


「それにしても、いい感じに戦えるようになってきたな、バール」

「お前が指示してくれてるからな、レオ」


俺は険悪になってきたパーティの空気を読んで、最初こそムラサメと共闘して主要な敵を撃破するものの、その後は龍真のフォローに回り続けた。


…のぞみさんの方は、ムラサメが完璧に護り通しているので、フォローの必要が全くないのだ。


「レオ、またビッグフットがポップしたぞ」


ムラサメから、そう声を掛けられる。

フローズンモスやアイスウルフは、もうバラけて戦っても問題ないが、ビッグフットだけは俺とムラサメでないと、安定して戦えない。


「分かった、任せろムラサメ」

「ターゲット、よろしく頼むよ、レオ」


俺がビッグフットの注意を引き、すかさずムラサメが切りかかる。

だが、奴は例の「サザンナイト・エクスプレス」は使わず、何発か斬ったところで放置した。


「おい、どうした」

「もう瀕死だ。 この敵は、君らにやるよ。 僕ばかり稼ぐのも何だし」


…こいつ、次の戦闘タイムで、俺たちのパーティから外される事を恐れてるんだな。

最初は「mobを狩りまくるぜ」みたいな事を言った割には、途中から態度が軟化したと思ったんだよな。


「バール、この敵倒そうぜ」

「いや、いい。 レオ、お前が倒してくれ」

「そんな事言わずに、一緒にやろうぜ」

「…良いから、お前が倒せ!」


龍真の声には、明らかに苛立ちが混じっていた。

スマートタブレットから顔を上げてその表情を見ると、明らかに不機嫌な顔で、のぞみさんも心配そうにしていた。

やべぇな、これどうなるんだ。

ここでゲーム投げられても困るぞ。


俺はとりあえず、ビッグフットにブレードアーツを撃ち込んで倒すと、


「よし、そろそろ17時だから戻ろうぜ。 次は、俺がリーダーになる訳だけど…。 みんな、準備は良いか?」


時間も頃合いだし、この陰鬱な空気を変えようとして、そう皆に呼びかけた。


「OK」


だけど、返事したのはムラサメだけだった。

俺はシングルチャットをタップして、ムラサメに声が漏れないようにすると、龍真とのぞみさんに話しかけた。


「あのさ…。 お前、大丈夫なのか、龍真」

「大丈夫だ」

「いや、あまり機嫌良くなさそうだし」

「確かにいい気分じゃない」

「で、こいつ、この後俺たちのパーティに加えたら、今よりさらに好き放題する可能性があるんだけど…どうする?」


ここまではムラサメのおかげで、非常に効率良く狩猟が出来た。

だが次、俺がリーダーになる時間帯になれば、自分が優勝すべく、邪魔しに入るかもしれない…その可能性を伝えた。


龍真は、ふーっと大きくため息をついたが、


「いや、それは大丈夫だろう。 今現在、彼の最大優先目的は、課金剣の投資回収…。 つまり『敵モンスターをなるべく多量に狩ること』だよ。 優勝したら何かが貰える可能性は確かにあるが、それよりも目の前の報奨金を確実に回収したい、と思うはずだ」

「…なるほど。 でもさ、5万稼いだ、とムラサメが判断したら?」

「それは分からん」


龍真の口調は冷たかった。


「あのさ…。 お前、大丈夫か?」

「何がだ」

「何がって、お前やっぱり不機嫌なんだろ。 ムラサメにいろいろ言われて」

「それがどうした」

「だから、大丈夫なのかって。 この後も、ムラサメと一緒に行動するの」

「我慢する。 何、たったあと一時間だ、空気になっとくのも悪くない経験だ」


やっぱ、龍真は不満貯めてたんだな。

ま、そりゃそうだよな。

未来の官僚様を目指してる人間が、役立たずみたいに言われ扱われる経験は、ゲームと言えどそうはない。

瀕死のビッグフットを倒さなかったのも、龍真にしてみれば、残飯を貰ったような気分になったんだろう。


「…分かった、じゃああと1時間よろしくな」


でも、あまり気を使いすぎても、龍真のプライドを傷つける。

ここは普通に参加してもらうのがベストだろう。


「礼雄、ちょっとトイレに行ってくる。 後は進めてていいから、よろしく頼む」

「あ、あたしも…」


突然、席を立つ龍真。

それをのぞみさんが慌てて追いかける。

俺は部屋に一人残されたが、指示どおりパーティ申請をすると、ムラサメから速攻OKが来た。


…なるほど、資金の回収をしたい、という龍真の見立ては当たってるのかもな。


俺は龍真とのぞみさんのタブレットに浮かんだダイアログの「はい(Y)」を押して、パーティを完成させると、「約束の翼」を使って再び最初の広場へと戻る。

そこには、西川先輩こと「GunーBlaze」がまだ居た。


「お疲れさん、レオ。 稼げたか?」

「ええ、まぁまぁですね。 先輩こそ、1時間も何もせずに退屈じゃないんですか?」

「中身は頻繁に交代してるから大丈夫だよ。 さっきまでバストークが見ててくれたし、途中でBaraとも交代してる」


龍真が、トイレの方で何か大声を上げているのが聞こえた。 それとのぞみさんの声。


…何だ!?


「じゃあ、次はお前がリーダーになって、再び狩り開始だな。 稼げるよう祈ってるぜ。 上手くいったら何か奢れよ」

「ま、頑張ります。 でも何で、こんな事やってるんです? 正直、イベント封鎖みたいな事、先輩方がやるとは思ってませんでした」

「レオ、お前やっぱ、鶴羽の弟子だよなぁ」


…何? どういう事?


「ま、本当の事言うと、俺たちはイベントの最後だけ出られれば良かったんだよ。 ただ、『クリーピング・コインズ』の連中がそれを許してくれなかったから、不本意だけど、やむなく手を組んだっつーか」

「最後? 最後に何かあるんですか?」

「分からないけど、俺たちは『ある』と踏んでる」

「それは何なんです?」

「済まないが、言えるのはここまでだ。 悪い先輩を許してくれや」


「何で言えないのかな、レッドの先輩」


そこで、ムラサメが抜刀しつつ会話に割り込んできた。


「おい、ムラサメ!」

「自分たちだけ秘密を握っといて、後輩にババ引かそうとか、とんでもねー先輩だな。 許してくれ? ふざけんな、言えよ」


ムラサメの口調が、怒りで一変していた。

剣闘士大会で、俺に噛みついてきた時と同じだ。


「悪いが、断る」

「何でだよ!」

「それは簡単で…。」


そう言うと、西川先輩は俺たちと距離を取り、崖近くに走り去る。

慌てて後を追う俺たちだったが、


「この社会はな、1人の勝者と、9人の敗者で成り立っているからさ!」


そのまま、崖から飛び降りた。


「!?」

「コマンド! 『レビテーション』!」


西川先輩はそう叫んだ。

確か「レビテーション」は、落下を防止する魔法…。


「じゃあな、レオ! この後頑張れよ! 焼き肉期待してるぜ!」

「お前、逃げてんじゃねぇ!」


ムラサメが制止するも、西川先輩は、崖下に着地すると、速攻で姿を消した。


「とんでもねぇ先輩だな、お前ん所の」

「…。」


返す言葉がなかった。

西川先輩も、あんな人だったなんて…。

俺、先輩の表面的な部分しか、知らなかったんだろうか…?


「ムカつくぜ! 他人を利用するような事しやがって!」

「なぁ、ムラサメ」

「なんだよ」

「…お前、その口が悪いの、直した方が良いぞ」


俺もあんまり、人の事は言えないけど。


「口が悪い? 今のは事実だろ。 どんな理由があるにしても、レッドギルドに手を貸してる事には変わりない」

「でもなぁ…」


西川先輩には、自覚があった。 良心の呵責の。

隠そうとしてる心の内を直球で指摘するのって、どうなんだろう。

少なくとも、気持ちいい事じゃないよな。

そもそも、本人には悪いことって分かってる事なんだしさ…。


「あまり言いたい放題言ってたら、周りから孤立しちまうぞ」

「…僕の事、何も知らないくせに偉そうな事言うなよ」

「分かるんだよ。 身近に、お前みたいな人が居たから。 直球で正論ばかり言い過ぎて、疎まれてたんだ。 それと、俺は経済学部の2年生だ。 お前より一つ年上だよ」

「…」


そういうと、ムラサメは黙った。

…あ、俺もちょっと表現がキツ過ぎたかな。

まぁそもそも、人から反感買うのって、人の事言えた義理じゃないし…。


ヒュオ、と風の環境音が一段と増す。

プレイに直接影響はないが、ゲームの中ではかなり強烈に吹雪いてき始めた。


「お待たせ、礼雄。 特に変わった事はなかったか?」

「ごめんねー、礼雄くん」


すると、龍真たちが帰ってきた。

さっきまでピリピリしていた龍真の表情が、いくぶん和らいでいる。

多分、のぞみさんが何かうまく諭してくれたんだろう。


「いや、特には。 今から2回戦目開始だぜ」


そして、俺はシングルチャットを叩いてムラサメに声が漏れないように、


「あと、ムラサメの奴に、言葉使いには気を使えって言っといた。 ゲーマーだから分かるんだけど、あいつも悪い奴じゃないんだ。 それは俺には分かる」

「そうか…。 気を使ってもらってすまないな、礼雄」


そう言って、龍真はのぞみさんと共に着席し、タブレットを握ったが、


「でもな、礼雄。 僕らはゲーマーじゃない。 自分の常識が、常に相手に通じる訳じゃないんだぞ」


俺ははっと、龍真の目を見る。


「君がそうであるように…。 僕もそうなんだ」


その表情には、何故か少し寂しげな色が浮かんでいた。


「なあ、どうしたんだ? 行かないのか」


ゲームの中で、身動きしない俺たちに対し、ムラサメが呼びかけてくる。


「ああ、悪い。 ちょっと二人が休憩オチしてるから、もうちょっと待ってやってくれ」

「マジ? 早く戻ってくるように言ってくれよ、狩りの効率落ちるだろ、全く」


そのあまりにもどうしようもない発言に、龍真とのぞみさんは、お互い視線を交わし、肩をすくめる仕草をした。


そして龍真は深呼吸し、なるべく平静に


「…お待たせ、今戻ってきたぞ。 じゃあ、狩猟の2回戦、行こうか」


と呼びかけたが、


「遅いよ、早く行こうぜ」


ムラサメからはそんな最悪なリアクションが返ってきた。



  *    *



「ボケッと見てないで、あんたも敵が一人の時は殴りに参加してくれよ。 僕らの様子を見て、呼吸は掴めたろう?」

「…ああ、分かった」


ゲーム内におけるベルディスカ山は、今猛烈な吹雪に覆われていた。

それと同様、俺たちパーティの仲間内温度は、これ以上ないほどに冷えきっていた。


「ターゲットを取るんだよ! 自分にはそれくらいしかできないって分かるだろ? まずAで敵を攻撃して、Dですぐ防御!」

「ど、どのタイミングでやれば良いんだ…?」

「相手が尻を向けたらだよ。 シロウトのあんたが攻撃を捌ける訳ないんだから、尻を見たら切るって覚えなよ!」


こんな感じで、龍真がムラサメにボコボコに言われていたからだ。


このイベントは、本当に敵モンスターの出現率が非常に高かった。

ムラサメはいちいち口にはしなかったが、途中でコンボを止めて放置する時があったので、それは俺たちへのプレゼントだと思い、遠慮なく頂いた。

恩恵は一応皆に配分する…。

それは奴なりのパーティプレイシップ、仲間への思いやりだったのだろう。


だが、段々とmobの出現頻度が高まってきている。

一番稼げるビッグフットの出現率もかなり高くなって来ており、2頭同時戦闘なんかも頻繁になってきた。


多分、これはイベントの仕様。

いうなれば、カウントダウンフィーバーに入ったのだろうが、いささか数が多すぎる。


しかしながら、儲かる敵を見過ごすのはもったいない。

なので、より効率的に狩る…タゲを散らすために、龍真も戦闘メンバーに混ぜた方が良いとムラサメは思ったらしい。


確かに、回復役ができるのぞみさんに対し、龍真は彼女の脇に立つばかりで、何の役にも立っていない。

本来、龍真には彼女の護衛役が割り当てられている訳だが、それすら俺らの手を借りている訳だから、ちょっとは役に立って欲しいな、と俺も少しは感じていたが…。


「もうちょっと『どうしたら、皆の役に立てるのか』って考えてくれよ。 法学部なんだから、頭良いんだろ?」

「分かった、善処する」


ムラサメが取った行動は、龍真に直接文句を言う事だった。

俺は正直、この予想外の展開と雰囲気に、ただ固まる事しかできなかった。


まさかムラサメの味方はできないし、かと言って「おい、龍真はゲーム苦手なんだ。 もうちょっと優しくしてやれ」なんて、龍真の目の前では言えない。

タブレットを握る龍真の表情は、見たことがないほどにただ暗く、眉間に皺が寄り、全体的にひきつっていた。


ヤベェ、どうしようこれ。

マジ最悪だよ…。

もうちょっと空気嫁と諭したのになお、ここまでズケズケ言うとは思ってなかった。


あのなムラサメ、龍真は未来の官僚様なんだぞ。

龍真がもし事務次官になって「青少年健全育成条例・改」とかを立法したらどうすんだよ。

エ■ゲというお前の趣味が、お前のせいで無くなるぞ。


それだけじゃない。

龍真がこの日本の首相になるような事になったら


「クーノレジャパン? ふん、そんな生産性に乏しいコンテンツは事業仕訳の対象だ。 予算は非配が妥当だな」


とか言いだしかねない。

そうなれば、俺たちの居場所まで無くなるんだぞ。


「(止めろムラサメ! 龍真を追いつめるのは、俺たちの首に手をかけるのと同じなんだぞ!)」


とそんなバタフライ効果的な事を考えつつ、だがナイスアイデアが思いつかないまま、どうしたら良いんだとか考えていたら…。


「…ムラサメ」

「何だよ、バールさん」

「ちょっと、貴方に言いたい事があるんだが」


あの龍真が、遂にキレた。

ヤベェ、日本のオタメディアついにオタワ。


日本の未来を憂慮した俺は、この喧嘩を勃発させちゃならんと、冷戦時代の核ミサイル管理係のような気持ちで、二人の中に割って入ろうとしたが…。


ピピピ、ピピピ、ピピピ…。


実際にその喧嘩を止めたのは、その場に居た全員の「クライムアラーム」だった。


<続く>

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