月曜日の呪い
人にはそれぞれの人生と生活があるので一概には言うことはできないかもしれないけど、とても多くの人に理解していただけると思って述べてみる
ただし、この曜日のサイクルで生活されていない方にはお門違いも甚だしいかもしれないが、そんな呪いもあるとお祓いをしていただくことをお勧めする
1週間は7日間である、だれが何と言おうと7日間であり順番が決まっている
たとえ閏年で1日分日数が多くても1週間は7日間である
大昔からそのようだ
そしてこれはまた巡りゆく順番まで決まっている
1週間の始まりをカレンダーで考えてみると日曜日か月曜日のうちのどちらかしかない
生まれてこの方水曜日から始まるカレンダーは見たことがない
ただ、カレンダーが日曜日から始まったとしても、月曜日が1週間の始まりだと感じる方が多いのではないだろうか?
だいたい1週間の始まりが日曜日のような休日だとしたならば、これからの1週間の気合が入りにくい気がする
私の学生時代は、土曜日は半ドンだった
世間でも午前中だけ仕事なり学校なりに行って昼から自由になる
高校生の時は学校帰りに友人となにか昼飯を食べに行くのが楽しみだった
そして帰宅すると待ちに待った日曜日を迎える心構えになる
どこかに行く予定ならワクワクしながらその想いに馳せる
特に何も予定が無いのなら朝何時に起きなければならないと言う縛りから解放される
この安堵感は熟睡の基になる
当時は多くの者がこの感覚を学生になって以降は感じて生活してきたはずだ
今や週休2日も根付いてきて土日が休みも多くなった
サタデーナイトフィーバーなんて大昔の話で、花金なんていう言葉が流行ったように金曜日の夜は心躍って楽しんでいいよ!と週末とは金曜日の代名詞になった
それもそうなったのはこの国が右肩上がりで景気が良くなっていた頃の話なので、金曜日の夜は多くの者で街は賑わった
厄介な感染症が流行し、経済もいつのまにか世界から取り残された現在でも、曜日の人気投票をすると金土日で票が割れる気がする
それに比べて月火水木の哀れなことか
この4つの曜日は嫌われるか、とにかく通過するのを耐えるだけの曜日なのかもしれない
単にそのためだけに存在しているとしたら不憫な曜日達だ
人間が勝手に創作しただけなのに、こんなひどい仕打ちを受けるとは
どれだけ金土日になりたかったかもしれない
愛される金土日と嫌われるか通過するのを耐えるだけの月火水木の差は埋まることはない
理不尽なことだ
さらに、この曜日の中で嫌われているだけでなく呪われているとも感じる曜日が存在する
それは・・・やはり月曜日では・・・
なんせ1週間はこの曜日から始まると思われる方が大多数ではないだろうか?
1週間を歌った曲でも月曜日から始まるのが常である
これだけ月曜日に対して君は始まりなんだ!と決めつけられると月曜日も覚悟を決めなければならない
楽しんだ金曜日、朝寝坊した土曜日、自由な日曜日、ただ日曜日はテレビで夕方の例の家庭マンガが放送されると虚しさを感じる
そして、この虚しさは全て翌日が月曜日だから感じるのだ
もし翌日が祝日ならこの虚しさは感じないはず
だからハッピーマンデーなんて呼称の日が存在するのだ
これは少しでも月曜日の呪いを和らげるための悪魔祓いの日ではないだろうか?
日曜日の夕方から感じる月曜日の呪いの仕業による虚しさは、夜寝床に入るときにさらに程度が増し嫌な気分になる
これはけして逃れられない呪縛に対する嫌悪感だ
そして翌日の朝に最後の審判が下り、呪われた月曜日のために起床しなければならない
憂鬱はピークに達する
また、これから始まる1週間の呪いはこの月曜日に集約されている
生まれて今まで数え切れないぐらい呪われてきた
これほど呪われてきたのに、今も病気もせずに元気に生活ができている
ひょっとするとこれも月曜日の呪いのせいなのかもしれない
生かさず殺さず真綿で首を絞めるような陰湿な呪いのせいかもしれない
月曜日当事者としては人間が多いほど呪いは拡散するのだ
人間の思考の、いや、心の、魂の奥深くに入り込むことで苦しみを与える
まさに悪魔の呪いとしか言いようがない
残念ながら社会生活をおくる上でこの呪いを回避する方法はない
ただ良いことをお伝えしよう!
毎日を機嫌よく楽しく過ごすことができれば、この呪いは効かないかも知れない
現在そんな人間がどれだけいるかは分からないが、この方法はきっと効果があるはずなのでお試しあれ
そして、もう一つ呪いを回避する方法は社会生活から離脱して隠居生活をおくることだ
ただ、この国ではこれは呪い以上の困難を乗り越えなければ到達できないかも知れない
これもお試しあれ
こんなことを書いたのは今日が月曜日なので、呪いを受けているからかも知れない




