31 七大貴族(side:テイン)
この世界には数多くの実力者がいる。
魔法を扱う者、剣を扱う者、人間、魔族、亜人、獣人など。
その中でも魔族領に住む魔族・亜人・獣人に焦点を当てた時、まず最初に出てくるのは『魔王』と『七大罪』だろう。
『魔王』は、その時代においてセカイに最も相応しいと判断された者が、『七大罪』は、激しい感情の起伏を感じ取り「称号」に選ばれた者が務める。
そして、次にあげられるのは貴族と呼ばれる者たちの『当主』。
遥か昔、彼らは魔族・獣人関係なくその地位を授けられた。
彼らの実力は『七大罪』にも引けを取らない。
火の精霊サラマンダーが宿り、火山地帯を支配した『壌遊族』ミーティアス家
水の精霊ウンディーネが宿り、海を支配した『海遊族』オーム家
風の精霊シルフィードが宿り、谷を支配した『空遊族』トラスト家
雷の精霊テュオーノが宿り、大地を支配した『雷虎族』アンペア家
世界最高高度の山を支配し、武力で亜人を統率した『氷狼族』ドライオン家
原初の魔王と共に誕生した最古の魔族『白魔族』ボルクス家
高い戦闘力を誇り、最高質の魔力を持つ『黒魔族』イラー家
彼らは戦い続けてきた、昔も今も。そして、変わることはない。
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「ワイバーン...どうする?」
「鱗をはがして翼を落とす。」
「右?左?」
「左」
「「「了解。」」」
ワイバーンとの戦闘が始まった。
カーナ←精神にダメージ(大)
カイト←医務室でスヤスヤ




