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魔王軍のつくりかた!!  作者: SS%
一章 仲間と大会
27/31

27 余韻


 『ああ~っと!!カイト・トリドスが倒れてしまった!魔力切れか?!』


 (魔力切れちゃったか...)


 「カーナ、カイト君は次の試合までに起きれるかな?」


 「いやー、無理じゃないかな...」


 「そうか...四位か。惜しいな。」


 カイトとルクスが係員によって医務室に連れていかれている。


 「まあ、本人には優勝しろって言ってあるけどね。あ、ちょっと行ってくる。」


 



---


 ガラガラ


 「あらいらっしゃい。」


 「こんにちは。カイトはどんな感じですか?」


 「左手の魔力神経がちょっと焼けてるわ。それに魔力欠乏での失神ね。」


ん、思ったより重症。


 「そうですか...神経はどれくらい焼けてますか?」


「え〜、結構いってるわね。二、三週間安静だと思うわ、多分。」


 (まあ自然治癒あるし魔力戻ればすぐ治りそうね。)


 先生はカイトを見て言った。


「でもねぇ、体中傷だらけで痛々しいわぁ。治癒魔法は使ってるんだけど魔力がないから治りが遅いわ。それよりこの義手!魔力神経が焼けるぐらいの戦いだったのに傷一つないのよ!よっぽどすごい魔道具技師が作ったのかしら?何か知らない?」


 「そうなんですか?特に聞いたことは無いですね。」


 カイトの義手には傷一つ、汚れ一つなく光沢を放っている。

 まるで手入れをした後のような輝き、とても戦ったあととは思えない。


 「そう...。でもこんな魔道具を作れる人なんて限られてるわよね...。」


 「...いや、そもそも義手を作っている技師なんて少ないのでは?」


 本来義手や義足なんかなくても、再生魔法を使えば手の一本や二本生やせるはずだ。

 再生魔法がある以上義肢は必要ないはず...ましてやこのレベルのものとなるとオーダーメイドになる。

 それをしないってことは腕に呪いでも受けているのだろうか?


 (......今気にすることじゃないな!今度きいてみよう。)


 「そうねー。まあ今度聞いてみてよ。」


 「もちろん、私も気になるので。」


 さてカイトが起きるまでなにしよう。


 『これより第十試合 カミラ・ボルクス対ラズエル・ミーティアスを始めます!』


 もう始まるんだ。やる事ないし見に行くか。

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