25 第九試合vsルクス・トラスト 8
「レールガン!」
カイトの狙いは膝。カイトの左手から放たれたレールガンは土の壁をぶち抜き、ルクスの膝に向かう。
ルクスも黙って待っていない。
この魔法に当たるとどうなるのかすぐ分かった。
避けれない。
そう直感したルクスは魔法で迎え撃つ。
生まれて初めて出す最高出力の迎撃風壁。
魔法同士がぶつかり合い激しい音をたてる。
(早く倒れろ…!魔力が尽きる…!)
カイトのそんなことを考えているとき、ルクスは打開策を考えていた。
(くそ…!迎撃風壁じゃ守るだけしか出来ない…!飛ぶぞ。上に避けるぞ。3…2…1…今!)
「......守るだけじゃ勝てナいヨな。避けるって信じテたぜ。」
上に飛びあがったルクスが見たのは自分に飛んでくる氷魔法の剣だった。
(読まれてた...!)
次の瞬間、ルクスの右肩に氷魔法の剣が命中し地面に落ちる。
氷河造形が発動し氷魔法の剣が変形していく。
「次は壊せねえかラな。安心シろ。」
「...楽しかった。」
「ソリャよかっタ。」
『両者の魔法の打ち合いを制し、最後に魔法を当てたのはカイト・トリドス!!優勝候補のルクス・トラストを倒し、この長い試合に勝利しました!
第九試合、勝者 カイト・トリドス!』
(ヤベー、めっちゃフラフラする...魔力使いすぎた...。あ...意識とぶ...)
バタンと音を立て、カイトは地面に倒れこんだ。
大きな疲労感、達成感と共にそのまま眠りについた...
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