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魔王軍のつくりかた!!  作者: SS%
一章 仲間と大会
23/31

23 第九試合 vsルクス・トラスト 6


「カイト・トリドス。俺さ、()()でやるよ。…ありがとう。」


「そうか、そりゃあ良かった。俺が記念すべき最初のサンドバッグになるってことか。」


(おいおい、これやべーぞ。いやまあ、使う魔法の数少ねぇから舐めプかとは思ったけど…。…ここまで違うか。こんなの手抜いてたら絶対勝てない。レールガンでもなんでも使ってかないと。次の試合の魔力持つかな…?)


そんなことを考えているうちにルクスは動く。


ルクスは今までからは考えられない規模の魔法を使った。

迎撃風壁(ストーム)を拡大したような魔法。

だが、規模・威力は比べ物にならない。

まさにストーム、いやそれをも凌ぐ台風(ハリケーン)である。


(なんも言わずにぶっぱなすのかよ…!てかこれ逃げ場ない……やば)


「……っっ!」


ルクスの魔法によってカイトの身体中に無数の切り傷が入る。


さらにルクスの魔法はフィールドを飛び出し観客席にまで被害を出し始めた。


多数の人々が痛みで悲鳴をあげるが魔法が止まる気配は無い。


「おいおい…魔法のコントロールくらいちゃんとやれよ!」


そう叫んだカイトは転移を使用してルクスに近づいた。


「来たか!」


迎撃風壁(ストーム)と同じく魔法の中心付近は何も無い。


カイトはルクスに向かって小型竜巻(ミニタイフーン)電雷球(スパークル)を放つ。


ルクスはその魔法を息をするように消した。


「本気を出さなくていいのか?」


「…別に手を抜いているつもりはない。」


「いや、お前は本気じゃない。俺には分かるぞ。お前にはまだどこか余裕がある。理由はなんだ?」


ルクスの質問、それはカイトの核心に触れる。


「…出せないんだ。俺の体がまだこの世界の魔法について行かないんだよ…。だけどまあ…安心しとけ。負ける気は元から無い。」


質問の回答。それに対するルクスの反応は


「…なるほど。魔力量が多すぎて完璧にコントロールできてないのか。不完全でその強さ…いい。」


「……本気出して気分良くなってるとこ悪いな、予告させてもらう。俺の次の攻撃が終わったあと、お前は地面を這いつくばって負けるぞ。」






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