19 第九試合 vsルクス・トラスト 2
「今のは転移かな?完全に決まったと思ったのに。」
「今日は一回足が切れてんだ。腕まで持ってかれたくないんだよ。」
(魔法の仕組みが全くわかんないな。立ってるのも少し辛い。...まあ、一個ずつ試すしかないな。)
「まだまだ余裕そうだな。」
次はカイトの左足をルクスの魔法が襲った。
(まずは...土魔法でドームを作る。......変化ないな。転移。)
会場に現れたドームの上にカイトが出てくる。
「この魔法どんな仕組み?」
「...説明しても理解できないさ。それに...今はそんな気分じゃないし時間もないよ!」
そう言ってルクスは右手を勢いよく突き出して、カイトを弾き飛ばした。
ドームから弾き飛ばされたカイトは背中から地面に着地した。
(!?痛!危ねぇ!もう少し上だったら顎だった!......首も危険か。)
カイトは立ち上がりドームに隠れて考える。
(あいつの手に合わせて何かをぶつけられた?。何もないところで風から連想されるものは......空気...かな?
空気を弾いて当てたみたいな。)
「捻回空間」
(クソ!考える暇はくれないか!転移!)
ルクスの死角にカイトは姿を現した。
「小型竜巻」
(即興で考えたから名前がダサいけど...)
カイトはそう思いながら魔法を繰り出す。
「さっきので魔法が通じないことが分からなかったの...か... !?」
ルクスはカイトの魔法を見た瞬間、血相を変えて魔法を避けた。
「避けたな!」
(何が問題だ?属性か?威力か?とにかく来たぞ!攻略の糸口!)
「小型竜巻!この試合俺の勝——————」
勝利を感じたカイト。その体が飛び、勢いよく壁に衝突した。
「君は...俺を舐めすぎだ.」
ルクスの右手は突き出されていた。
面白かったらブックマーク、評価お願いします!




