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61 餃子の力は偉大です

真面目に戦います。

魔物カモーン!

「西より魔狼の群れ接近。数10。後続で魔熊及び魔牛3。魔鳥は旋回中が8」


 この中で最も目の良いレアリスさんが、淡々と魔物の数をユーシスさんに報告している。

 ポーションで治して、凄く視力が良くなったのに、私には全然その姿は確認できない。

 でも、魔物に詳しくない私でも、その数がおかしいと分かる。

 ユーシスさんはそれを受けて、セリカも含めた布陣を指示する。


「弓兵は上空に専念し、魔鳥を殲滅。ファルハド殿は威圧で斥候の速度を落とし、レアリスとクレイオスは魔狼の機動力を削げ。そのまま前衛3人を全員で援護し、一気に殲滅。サルジェ殿とリウィウスは、このまま私と馬車の周囲を固めます」


 一番の年上はサルジェさんだけど、あくまでセリカの一州の都督で、レンダール国全騎士団の2本柱である近衛騎士団の副長であるユーシスさんの方が役職は上だった。セリカで言えば、皇帝直属の軍である禁軍将軍の副将だ。

 だから、指揮する立場のユーシスさんは、おいそれと前に出られない。

 サルジェさんはリヨウさんとツェリンさんを、ユーシスさんは殿下と私を守らなければならないからここに残る。リウィウスさんは、瘴気に侵された際の解毒対応だ。

 誰一人、自分の立場を弁えない人はいなくて、当然のようにユーシスさんの指示に従う。


 ファルハドさんは「威圧」というスキルがあって、敵が格下なら戦意を喪失させるだけでなく、防御力を下げることもできるらしい。要はビビらせるってことかな。

 魔物化した魔獣でも、あれくらいであれば上手くすると戦闘を回避できるくらい、ファルハドさんの「威圧」は凄いんだって。


 気がまぎれるようにか、リヨウさんが私に丁寧に説明をしてくれる。


 今、馬車には、殿下とリヨウさん、あと馬車を移ってきたツェリンさんと私の4人がいて、狭い車窓から事の成り行きを見守っていた。その馬車の魔物側にユーシスさん、反対側にサルジェさん、後方にリウィアさん、じゃなくて今はリウィウスさん、を配置して、他の魔物を警戒する。


 リウィウスさん以外の従者の人たちは、全員弓の扱いに長けているんだって。この隊列は、従者に至るまで一流の人間を揃えたと、殿下が小さく言った。

 きっと、私に安心しろと言いたいんだろうね。


 シンと静まり返った中で、やがて地響きのような音が聞こえてきた。怖い。


 緊張で、いつの間にか握りしめていた手が冷たく震えていた。殿下がそれを見つけて、私の手を取って自分の口元に持って行くと、唇に当てて息を掛けて温めてくれた。


「大丈夫だ」

「はい」


 私が返事をすると、私の手をまとめて右手で覆った。殿下の手は温かく乾いていて、緊張の欠片も無い様子にとても安堵して、私の緊張も徐々に解けていく。


 でも、私の目にも魔物の行進が見え始め、また私の緊張が高まっていく。

 魔狼は、茶色っぽい毛並みをした大型犬くらいの大きさで、鳥はコンドルみたいな形で青い。牛は、ハティが一度持ってきたことがあるクリムゾンホーンブルだ。熊は、牛よりも二回りも大きい、下手をすると通常のレッドさんくらいの大きさがある赤い熊だった。


「……大きい」

 ふと、外のユーシスさんの声が聞こえた。それは予想外の出来事のように聞こえた。


 そしてとうとう接敵した。


 挨拶とばかりに、一際前に出たファルハドさんがスキルを発動すると、狼2頭が転び、鳥が1羽落ちた。そして、魔物の行軍の全体スピードが明らかに鈍る。

 そこへ、「神速」のアズレイドさんと「隠密」を持つレアリスさんが、斥候の狼たちの足を削いでいく。二人ともスキルを活かすため馬を降りているんだけど、もう目で追えないくらい速いんだ。


 あっという間に血が飛び散る凄惨な光景になると思ったけど、魔物たちからは血の代わりに黒い靄が染み出してきた。なんでだろう。血の方が怖いと思ったけど、あの靄には何故か得体の知れない恐怖を感じた。


「見なくていい」

 殿下が私の視界を遮ろうとしたけど、私は首を振ってそれを留めた。どうしても気になることがあって、戦闘から目が離せないんだ。


「殿下。みんなが怪我をしたら、治療をする人は?」

 一昨日まではセシルさんがいた。みんなセシルさんを最大戦力だ、と言っていたけど、本当は治癒の力こそこの隊には必要なんじゃないの?


「サルジェが『鼓舞』を持っています。防御力の向上で僅かですが治癒力が上がります」


 リヨウさんがサルジェさんのスキルを教えてくれる。でも、私はまた首を振る。リウィウスさんの「解毒」を除けば、治癒系の能力はそれだけなんだ。


 外を見れば、みんな怪我一つ負わずに、確実に魔物の進攻を削いでいる。それでも私の胸騒ぎは収まらなかった。


「見てください、ハル。ファルハドが『風塵』を使います」

 目を逸らそうとしない私の意識を魔物から離そうと、リヨウさんがそう促す。


 狼の足を粗方止めたアズレイドさんとレアリスさんを下がらせると、ファルハドさんが手を前に出した。その先から、風が巻き起こって、踏み固められたはずの地面の砂礫や灰を上空へ舞い上げた。それはもう、「風塵」というよりも「砂嵐」だった。

 それで、弓で弱っていた鳥の魔物が全て地面に落ち、近くにいた狼も巻き込んで、魔物の三分の二を片付けたことになる。あとは、熊1頭と牛が3頭だ。


 ふとファルハドさんを見ると、これまで黒髪のはずだったのに、何故か燻したような銀色になっている。リヨウさんが私と殿下に、そっと唇に人差し指を当てて見せた。

「おや、結構魔力を使ったんですね。これはナイショですよ」

 何故だか分からないけど、ファルハドさんの本来の髪色は、鋼色のような渋い銀髪らしい。それを隠すように黒く染めているようだ。……これって結構重大な秘密じゃないのかなぁ。


 それは置いておいて、どうりであんなに凄まじいスキルを連発したのに、まったく疲れた様子がないはずだ。これまで私が会った銀髪は3人目だから、少なくとも魔力量はセシルさんよりも上ということらしい。

 ファルハドさんのスペックが高すぎて、どう突っ込んでいいか分からない。


 でも、そのリヨウさんの様子は余裕があるように見えたけど、目の奥が笑っていなかった。きっとこれも想定外の出来事なんだ。


 いつの間にか、熊の背後に回り込んだアズレイドさんがボスらしき熊を打ち倒していた。

 後は前衛3人以外が囲んでいる牛3頭、となった時だった。


 不意に静かだった馬車が揺れた。

 遠くから聞こえるそれは、大きな生き物が大地を踏みしめる音。それも一体じゃない。

 遠雷にも似たその音が近付いて来る。


「……これは、もはや自然現象ではありえませんね」

 沈着冷静なリヨウさんも、少し焦りが見えるようになった。

 そうだよ。これだけの魔物が一斉にここを目がけて来るなんて有り得ない。


「よりによってドレイクか」

 外を見た殿下が呟き、私の手を握っていた手に力が入った。


 確かドレイクは、兵士10人がかりで1頭を倒すような強い魔獣だったはず。それが、恐らく20頭近くいるように見えた。

 これは、大きな街が壊滅するくらいの群れのようだ。


 このまま予想外の出来事が続いたら、いったいみんなはどうなるの?私はまた、みんなの後ろに隠れるだけ?


 私が、殿下の手の中で自分の拳を握ると、ふと何かが吹っ切れる感じがした。


「殿下、私、外に出たいです」

「……何を言っている」


「私なら、万が一の時に、みんなの怪我を治せます」

「駄目だ。足手まといだ」


「あの戦闘の中に入る訳じゃありません。馬車の前でポーション振り掛けるくらいなら私にもできます。それに、この馬車の中にいたら、フェンリルの加護が遮られるでしょ」


 私の言葉に殿下が口を噤んだ。この馬車は特別過保護仕様らしく、多分ドレイクの攻撃ぐらいビクともしない防御魔法が掛かっているっぽい。ということは、内側のものも外に出ないということ。せっかくお父さんにもらった加護だけど、肝心の私が馬車の中にいたら宝の持ち腐れだ。


「殿下らしくもない。利用できるなら、私を利用したらいいんです。これぐらいじゃ、私は使い潰されたりしませんから」


 殿下は大きく目を見開いて私を見た。そして、少し私を見た後に、クククと笑った。


「分かった。もう降参だ。全面的に私の負けだ」

 何やら殿下の中で勝負があったらしい。それでどうやら私が勝ったようだ。全然なんの勝負をしていたのか分からないけど。

 殿下にしては珍しい、カラッとした笑顔を見せた。


「そういう訳だ、リヨウ殿。私とこの者は出るが、貴殿らはここに残ってくれ」


 言いながらドアを開けようとすると、リヨウさんが声を掛けた。


「か弱い女性が表に立つと言うのなら、私が残る道理がありましょうか。それに、私も一応フェンリルから加護を受けた身ですから」

 だから心配しないで、とリヨウさんが言う。


 それに、リヨウさんには何か奥の手のスキルがあるらしく、また「その時までナイショ」と言われたけど、リヨウさんにスキルを使わせるような事態にはしたくないと思う。

 だって、リヨウさんはさっき自分のスキルを告白しようとして、とても傷付いた目をしていたから。


 それからツェリンさんだ。ともすると私よりも細身に見えるツェリンさんには残ってもらいたかったけど、どういう訳か誰よりも蒼白な顔色だったのに、頑として残ることを拒否した。

 とりあえず、全員で外に出ることにした。


「っ⁉なぜ外に出てきたのです!お戻りください!」


 それまでジッと先にある立ち上った瘴気を見ていたユーシスさんが、外に出てきた私たちを見て驚きで声を上げる。


「この者に、最善を尽くせと言われたのでな」

 そう言って殿下は、私を顎で指し示す。

 ムッ、そんな言い方してないよ。まるで私が嫌味を言ったみたいな言い方。とりあえず殿下は無視だ。


「怒らないで、ユーシスさん。ほら、私たちが出てきたから、少し魔物の行進が緩くなったでしょ。アホみたいなお父さんの加護が効いているみたい。それに私には最強の武器があるでしょ?」


 この「訳が分からない」とレジェンドにまで言われたスキルが、今日ほど頼もしく感じたことは無い。

 それに、カウンターが発動するらしいお父さんのお守りもあるから、いっそ魔物に私が突っ込んだら倒せるんじゃないかと思う。


 私が自慢げに言ったら、ユーシスさんに両手でほっぺたを包まれた。


「……君って子は……」


 絞り出すような声でそう言われた後、ユーシスさんの顔が近付いて、こつんとおでこをぶつけられた。

 び、びっくりした。キ、キスでもされるのかと思った。

 いかんいかん、こんな緊迫した中で、私はいったい何を考えているのか。


「そういう訳で、私にこの娘は止められん。ここは私が守る。フォルセリア、お前は存分に暴れて来い」


 え、何?なんか殿下が凄いカッコいいことを言っている。一瞬ユーシスさんも、きょとんとして殿下を見た。


「忘れたのか?私は『断絶』のスキルを持っている。フェンリル以外、私の結界を破れる者などこの世にいない。行け」

「はっ!」

 ユーシスさんが嬉しそうに返事をする。本当は自分が前線で戦いたかったんだね。


 そのままの勢いで前線に参加しそうなユーシスさんを、私は慌てて引き留める。


「ユーシスさん。グングニルを持って行ってください。ついでにレアリスさんのレーヴァテインも」

「それは駄目だ」


「この際、もう出し惜しみはやめましょう。この襲撃が誰かが仕組んだことなら、『もうやぁめた』ってなるくらい、完膚なきまでに叩き潰してしまえばいいんです」


「……ハル、いつからそんな子に」

「つい、最近です」


「俺の可愛いハルを……。イリアス殿下、どうしてくれるのですか?」

「何故私に原因を押し付ける。大概お前か聖女かレアリスの影響だろうが」

 私が猟奇的になったのは、みんなのせいだったんだね。まあ、「力技で解決」は確かにユーシスさんの影響かも。


 でもね、今はそれが有効な時だと思うんだ。

 今、状況を有利にできる手段があるのに使わなかったら、絶対に後悔する。


「ユーシスさん。私がブレスレットを使っても、どれくらいでお父さんが来てくれるかも分かりません。だから、やれることはやらないと。後悔は、何か嫌なことが起こってからしかできないんです。それじゃ、遅いんですよ」


 私は目で殿下に許可を得る。殿下はそれを見て無言で頷いてくれた。よし!


「あ、リヨウさん、ツェリンさん。これから私がお見せすることは、ナイショで」

 あって無いような約束だけど、リヨウさんの真似をして、私が人差し指を唇に当てると、リヨウさんが苦笑して頷いてくれた。


「お望みなら、墓場まで持って行きますよ」

 同じ仕草をするリヨウさんに笑いかける。うん、リヨウさんって素敵だね。

 ツェリンさんは先ほどよりも蒼白を通り越した色になっていたけど、ゆっくりと頷いてくれた。これは、早くしないとね。


 私は改めてユーシスさんに向き直る。

「今日のお夕飯は餃子にしましょう。そのためにも、早くここを脱出しないとね」


 痛みが拭えないような顔で私を見るユーシスさんだったけど、不意に私をギュッと抱きしめた。そしてそのまま小さい声で言う。


「グングニルとレーヴァテイン、それと上級ポーションまでだ」


 やっとユーシスさんが譲歩してくれた。


「餃子の皮は?」

「仕方ない。ビールを付けるなら許す」

「了解です」


 笑いながら言うと、ユーシスさんが離れたので、私はスキルを開く。

「開け」


 表記は日本語にわざわざ直さない。セリカの人たちは、レンダールよりも日本語の解読が進んでいるみたいだから、きっとどちらの言語でも差は無いだろう。それに用事があるのは、収納画面だけだからね。


「……スキル画面に触れられるんですね」

 感心したリヨウさんの声が聞こえる。


 それにニコリとして応えて、収納からレーヴァテインをまず選ぶ。取り出し口から掴んでユーシスさんに渡す。そして、もう一度画面からグングニルを選ぶ。

 取り出し口から引き出すけど、外に出そうとした途端ズシリとする。相変わらず重い!


 それを以前のように、ユーシスさんが後ろから支えて全部取り出すと、私から受け取った。やっぱりユーシスさんは、グングニルが凄く似合うね。


 ユーシスさんは、レーヴァテインとグングニルを小脇に抱えると、胸に手を当てて腰を軽く屈めた。高位の人への簡易的な礼だ。

「では、レンダール一の槍捌きをご覧に入れましょう」

 そう言って、他の人達へも深い礼で挨拶をし、踵を返した。


 置いてあった兜を取って、指笛を吹くと、ユーシスさんがここまで乗ってきたお馬さんが駆け寄って来た。今度の子は灰色が勝っている葦毛の子だ。その馬にひらりと飛び乗ると、兜を被って馬を走らせた。何か、動作が綺麗すぎて、映画を見ているみたいだ。


 あっという間にユーシスさんは戦線に入る。魔牛は既に片付けられていたけど、代わりにいつの間にか新しい魔狼が追加されていた。その機動力に阻まれて、ドレイクの群れに手を出しかねているのが素人の私にも分かった。

 ユーシスさんはグングニルを振るいながらその中に分け入って、大声で指示を出した。


「怪我をした者はハルの所へ。ポーション治療を受けてから戦線へ復帰。瘴気を浴びた者はリウィウスが解毒する。ドレイクは私とレアリスで前をこじ開けるから、全員一旦下がりつつ、魔狼を減らして援護を。それと、今日の晩餐は、ハルのギョーザだ!」

「「「うぉぉおおおお!!」」」


 何故か最後の「ギョーザ」でみんなの士気が一気に上がった。え?余裕なの?

 既にドレイクの中に入って機動力を削いでいるレアリスさんとアズレイドさん、ファルハドさんからも雄たけびが上がったように聞こえたよ。


 この状況は、街が壊滅するような危機的なものだったような。

 それがユーシスさんの指示で、何でも無いことかのように感じられた。


「フォルセリアは将の器だ。だが、その才はお前が広げているのかもな」

 呆れながらも、イリアス殿下がポツリと言う。

 いや、私はみんなが食べたいものを作ると言っただけですよ。

 それは、最初にユーシスさんを自分の守りから外す決断をした殿下もだと思うけど。


「今は黙って褒められておけ」

 感じ悪く鼻で笑いながら、殿下は私の頭をポンポンする。


 まあ、いいや。殿下やみんなを褒めるのは後。


 今は、本来の生き物の姿を歪める恐ろしい魔物の姿も、戦うみんなの姿も、目を逸らさずにいることが、私の出来ることだから。

徐々に図太く覚醒し始めた主人公。

何気にお触りされているのに、スルー力もアップ。

そして今、餃子で心は一つに。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ユーシスの「俺の可愛いハルを〜…」が「うちの子に何した!?」にしか見えないお母さん属性ユーシス派です(^^) だからユーシスがハルちゃん撫で撫では微笑ましいけど、シリアス殿下はハルちゃんの…
[気になる点] 誰の罠なのか!?だがしかし 餃子の前には 微々たる障害に過ぎぬ(熱いぜっ) [一言] ハルの第六感 発言に ヒヤヒヤしたのに 伝説アイテムと餃子で サクッと解決(?)
[良い点] ハルは最初から強い子よ? 強くなかったら王宮から放り出されたときにアグレッシブに行動できないよ? ただ周りを気にする子ではあったと思うけど、その周りに迷惑かける奴に容赦しなくなったのはね…
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