117 勇者召喚
月曜0時更新はできませんでしたが、頑張って投稿しました。
人生勝ち組って、なってみたい。
私たちは、街から少し離れた場所で綾人君を召喚することにした。
幸い、通常モードのレッドさんの姿を見られてなくて、お父さんの雷も、夏特有の一時的な嵐だと思われてて、せっかく温泉街は平和だったのに、何かあって街のみなさんを不安に陥れる訳にいかないからね。
王子が言うには、召喚ってめっちゃ光るらしい。そういえば、ここに召喚されたとき、雷かと思うほど光ってた気がする。
そんな訳で、きっちり一時間後、ちょっと人里離れた場所で、私は綾人君にタブレットから連絡をして、準備ができたか確認をした。
このタブレットにスキルを使えば綾人君を召喚できるらしいけど、まったく初めての試みで、魔法陣のようなものもなくて、どこにどういう風に召喚されるか分からないから、心構えだけはしておいてと話した。
お父さんとレッドさんが、たとえ上空一万メートルでも拾ってきてくれるって言ったけど、多分、そこまで危険ではないと思うよ。
準備万端。
「じゃあ、始めます」
通話を切ると、私はスキルボードを展開して、持っていたタブレットを中に入れた。すると、常に私たちを監視しているスキルが、ピロリーンと話しかけてくる。
〝勇者のタブレットを消費し、勇者綾人を『日本』から召喚しますか?YES/NO〟
操作しなくてもいい、こういうところは親切だなぁと思う。
みんなが息を飲む中、私はYESを押した。
その瞬間、辺りが無音の閃光に包まれる。腕を翳して薄目を開けると、私の目の前の地面に、なんかとても複雑で綺麗な模様が描かれて光っていた。
数秒でその光が収まる。そして、その光の後には、独りの男性が立っていた。
「……もしかして、結城さん?」
通話の時に聞いていたのと同じ声で、目の前の男性が尋ねる。私が呆然としながら頷くと、夏の風が吹き抜けるような爽やかな笑顔を見せた。
古城の肖像画の面影を残しているけど、それよりも数歳大人の人に見える。
「想像してたより、ずっと可愛い」
「んぁ?」
一瞬言われている意味が分からなくて変な声が出た。でも、その意味を理解するより先に、綾人君の興味が他に移る方が早かった。
「あ、マジで!?フェンリルと赤い竜だ!」
『ああ、久しいな勇者よ』『記憶のままだな。不思議なものだ』
お父さんとレッドさんが挨拶をする。二人からすれば三百年ぶりだものね。
なんか、和気あいあいと話をしていた。
「でも、よく覚えててくれたなぁ。ありがとうな」
『初対面で、「アホっぽいから退治しなくていいんじゃ」と目の前で言われたのを忘れるわけあるまい。フフフフフ』
あれ?ちょっとお父さんが闇を出してる?
「やだなぁ。そんなあんたに一番最初に会ったから、魔獣が全部悪いヤツじゃないって分かったんじゃないか。いいヤツじゃなかったら友達にならないだろ?」
『うん?そうか?まあ、そうだろうな!ワハハハ』
お父さんの闇も切り裂くような明るい笑顔で綾人君が返す。お父さんが簡単に手玉に取られている。お父さん、綾人君は全然アホを否定してないよ?
楽しそうなお父さんと綾人君を少し静かに見守っていると、有紗ちゃんが近付いてきた。
「なんて言うか、綾人って、圧倒的主人公感がするわ。日本人女子の王子様イメージを地でいっている」
うん。なんか言いたいこと分かる。綾人君は、イリアス殿下より少し背が高くて、レアリスさんよりも少し細身だけど、とてもバランスが良くてスタイル抜群。顔も肖像画を見た時にも思ったけど、素で「王子」ってあだ名が付きそうなキリッと男の子らしい美形だ。でも、肖像画で見た優等生を絵に描いた感じより、大人っぽくて砕けた感じになっている。
そう言って二人で、うちの王子様たちを横目で見た。うちの王子様たちは二人とも顔はいいんだけど、絶世の美女だったり腹黒だったりして、二人とも結構ウジウジした性格しているものね。
そう考えると、快活で家柄も良くて頭も良くて、おまけに顔もスタイルもいいって、すごいね綾人君。絶対女の子が放っておかないタイプだ。王族二人は不憫さと苦労性が板に付いているけど、綾人君は絶対的人生勝ち組の匂いがする。
同じモテ体質で人生勝ち組のユーシスさんは、完璧で高嶺の花って感じがするけど、綾人君はどこか隙があって気軽に近寄っていける感じだ。王子はカリスマ性はあっても女性人気の無いヤツだけど、綾人君は男女区別なく万人受けするカリスマって感じ。
「おい、何か言いたそうな顔だな」
「また不快な感覚がするのだが、失礼なことを考えているだろう」
王子とイリアス殿下に睨まれて、私と有紗ちゃんは苦笑いしながら後退った。
そんな私たちに、何故かお父さんに抱き付いてモフモフしていた綾人君が気付いて、サッとレンダールの人たちの前に来ると頭を下げて挨拶をした。
「生田綾人と言います。皆さんにとっては三百年前のことになると聞きましたが、姉、夕奈の消息を掴むために、どうか力を貸してください」
率直で簡単だけど、何か切実なものを感じる挨拶だった。それでもちゃんと相手を敬っていることが分かる態度に、みんなの緊張が緩んだ。あ、そう言えば、こちらに来たら綾人君の言葉が分かるんだね。
「勇者、私はレンダール国第二王子のイリアスと言う。再度の召喚に応じてもらい感謝する。貴殿の力を、この国の為にもお貸しいただきたい」
一応、この中で一番身分が高いイリアス殿下が最初に挨拶する。敵対心の無いイリアス殿下は、無愛想だけど誠実そうに見える。凄い化けの皮だ。
そう考えていると、また殺気の籠った目で睨まれた。やっぱり読心術が使えるんじゃ?
私がこそっと王子の後ろに隠れていると、綾人君の表情が少し固まったのが見えた。それに気付かなかったのか、王子も綾人君に挨拶する。
「ああ、アヤトって言ったか。よろしくな。俺は第三王子のオーレリアンだ」
そう言って、綾人君と握手をするのに手を差し出したけど、綾人君は何故か少しためらっていた。
でも、少し考えて「どうも、よろしくお願いします」と言ってから、王子の手を取って握手を交わすと、サッと手を引っ込めてしまった。
明るい印象の綾人君からは、少し違和感を感じるやり取りだったけど、王族って言われて少し緊張したのかもしれない。
その後は、綾人君が有紗ちゃんに気付いて、凄い笑顔になったから。
「もしかしたらと思ったけど、北条さんってモデルやってる北条さんだ!」
「う、うん、そうだけど」
「すげぇ。元カノがファンなんですよ。握手してもらっていいですか?」
どうやらミーハーな性格みたい。
でも、末っ子特有の懐っこい性格のせいか、チャラ……明るくて親し気な様子でも人を不快にさせない雰囲気だった。
その後、イヴァンさん、アズレイドさん、レアリスさんと挨拶していたけど、「すげぇ、やべぇ、マジでかっけぇ」を連発していた。子供たちには「やべぇ、天国だ」と言って抱き付いていた。ガル君はイヤイヤだったけどね。
次に、ユーシスさんに抱っこされた玄武さんに向かい合う。
「うっそ。メイとクロ、なんでレンダールにいるの?キタイから出ないんじゃなかったの」
『たまに巣から出るのも悪くない』『ああ、なんか面白そうだったからな』
どうやらキタイというのは玄武さんたちのねぐらがある地方のようだ。やっぱりレジェンドたちとは深い交流があったようだ。
「相変わらず可愛いなぁ」と言って主にクロさんを撫でてから、ユーシスさんを見て、ハッとなった。
「夕奈の趣味(聖典)、ドストライクの騎士きた」
「気のせいです」
ユーシスさんの否定が光の速度を超えた。残念だけど、綾人君が敢えて言わなかった夕奈さんの趣味の副音声は、みんな間違いなく読み取れていた。
そんな自己紹介が終わった後、綾人君は大きなため息を吐いた。
「……レンダールか。本当に、また異世界に来たんだな」
空を見上げながら、ゆっくりと噛みしめるように言った。
その後、みんなとすぐに打ち解けた綾人君は、何から話そうか迷っているようだった。
でもまずは移動を、ということになって、私たちの荷物のいくつかをイリアス殿下の馬車に載せ替えて、座席に余白を作った。殿下と綾人君が乗り込むためだ。アズレイドさんとイヴァンさんは、馬で馬車の左右を固めるようだ。身体が大きい順だね。
行き先は、当初の予定どおりヴァンウェスタの方へ向かうことを告げると、綾人君も改めて同意する。
夕奈さんが主にいたのは王都、つまり先日まで私たちがいた現在の古都アルテで、そこはもうセウェルス侯爵や大司教の手で調べつくされていると言えた。そこから巡礼と称した瘴気祓いの遠征に行っていたらしく、夕奈さんは南の方より北側が好きで、何かを残すならヴァンウェスタ地方は有力な候補地のようだ。
馬車の中で、隣に座った綾人君に、私はちょっと気になることを聞いてみた。
「そういえば綾人君って、ずっと残った肖像画のイメージで高校生っぽい感じだと思ってたんだけど、なんかとっても大人っぽいね」
本人もああ、というふうに頷いた。
「そうなんだ。俺が召喚されたのは受験も終わった高校三年生の二月で、それからこの世界の各地を回って約四年近くいたんだ。で、あっち帰ったら、召喚された日と同じ日に帰ってきたのに、こっちで過ごした四年で成長した姿のままあっちに放り出された」
でも、不思議なことに、朝登校して帰ってきた息子が、四年分成長していても両親は何も変化に気付かなかったらしい。まるでエルセで過ごした空白がなかったかのように。
そうか、私も髪が伸びたし、体は確かにちゃんと時を刻んでいる。お腹周りもね。
「だから俺は、学年的には大学一年生だけど、年齢は四年生だよ」
「え?じゃあ、実質私と同い年なんだ」
「……マジで。俺、結城さんっててっきり俺の学年と同じくらいだと思ってた」
まあ、私って年相応に見られたことはないけれど。
「同い年なら、波瑠ちゃんって呼ぼうと思ったけど、波瑠って呼んでもいい?」
「え?あ、うん。どうぞ」
座席に座った膝に肘をついて、下から私を覗き込むように聞いてくる。なんか、二人でいる時のガルみたいで可愛いので、思わず笑ってOKした。みんなもそう呼んでるしね。
「波瑠って、ホッとするタイプだね。誰も知ってる人がいないこの世界で不安もあったけど、なんか大丈夫って気がしてきた。よろしくね、波瑠」
「うん、よろしくね。って、痛っ!」
「あ、わりぃ」
私と綾人君がお話していると、綾人君とは反対側の私の隣に座っていた王子が、その程よい長さの脚を組んだのか、私の脚に靴が当たった。
もう、と怒って王子を見ると、鋭い視線とぶつかった。周りを見ると、みんなも冷たい目線を私と綾人君に向けている。あ、本題に入れってことですね。すみません。
「そ、そういえば、綾人君ってどうやって元の世界に帰ったの?」
「うーん、それが、あんま覚えてないんだ。最後は、〝龍の道〟っていうところに行ったんだ。そこで、夕奈と俺が暴走寸前だった酷い瘴気だまりを浄化して、この世界の瘴気を数百年先まで抑えることに成功したんだけど、その後付いてきた兵に、夕奈と無理やり引き離されたと思ったら、日本へ戻されてた。まだ、やらなきゃならないことがあったのに」
夕奈さんだけじゃなかったんだ、危ない目に遭っていたのは。
「……それって」
「その時のレンダール王が、自分は安全な所にいるくせに、功績を上げる俺の事を気に入らなかったらしくて、夕奈と引き離して、俺だけどうにかするつもりだったんだろうけど、突然こっちに引き戻された。あいつらも驚いた顔をしていたから、多分レンダールの魔術師の力じゃないと思うけど、本当に突然だったんだ」
当時の王家は綾人君がいることで何らかの損失があると判断して、きっと綾人君を幽閉なり追放なりしようとしたんだろう。もしかすると、命すら危うかったのかもしれない。
王子が以前、召喚された聖女と勇者についての記録がほとんど残されていないと言っていたのは、きっと当時の為政者にとって都合が悪いことがあったからなんだ。
勝手に呼んでおいて、都合が悪くなったら捨てるって、どうしてそんな身勝手な考え方ができるんだろう。
「だから、その後夕奈がどうなったのかを考えるだけで、胸が張り裂けそうだった」
その時の綾人君の気持ちを思うと、私まで胸が痛くなった。
でもそれは、少なくとも夕奈さんがレンダールの手から逃れて、あのノーム達の巣で追手をやり過ごしたことは確実だったから、綾人君はそれを話した時、あんなに喜んでいたんだね。
さっき、みんなに挨拶した時の切実さは、ここから来ていたんだ。
「ごめん。だからまだ、王族を信用できないんだ」
包み隠さず綾人君は言った。さっき、王子が差し出した手を取るのを躊躇したのは、そういう理由があったんだ。
イリアス殿下も王子も、何も言えずに沈黙していた。
『まあ、あの頃の王朝は腐っていたからな。だが、あやつらは滅びたぞ』
王子の膝に乗ってきた仔犬化お父さんが、何かを思い出したかのように言った。確か、レンダールという国は千年続いているけど、その中でいろいろな王朝が興ったと聞いた。
今の王子たちのユノ王朝は、放浪の女神と呼ばれた平民出の傭兵だったユノが興したものだって。綾人君と夕奈さんを召喚してから二十数年後に腐敗した当時のレンダール国政を刷新した英雄で、銀髪に紫色の目をした美しい女性だったそうだ。恐らく、王家が受け継ぐ女神の加護の紫色の目は、その人から始まったんだろう。
「分かってるよ。この人たちが、あいつらとは何の関係もないことは。でも、みんなにとっては三百年前のことでも、俺にとっては、まだたった半年前のことなんだ」
俯いて、ギュッとこぶしを握る綾人君に、静かにイリアス殿下が言った。
「勇者よ。我々は現レンダール王家として、過去の王朝の所業について弁明する言葉を持たない。そして、民の利益とそなたを天秤に掛けぬ保証もない。だが、これだけは言える。我ら現王家は、必ず共に戦地に立とう」
その言葉が嘘じゃないことを、私は良く知っている。王子どころか、イリアス殿下だって前線に立つことを厭わない人だ。もっと自重してほしいくらいに。
「今の言葉、本当だよ、綾人君」
私が握って白くなっている綾人君の手に、そっと手を重ねると、綾人君はまた大きなため息を吐いた。いろんな葛藤が凄いスピードで渦巻いているんだと思う。無意識なのか、綾人君は私の手をギュッと握る。
「はぁ。ちゃんとした王族がいるなんて、考えもしなかった」
それは、とても前向きな響きの声だった。
なんか、たまにイリアス殿下を凄いと感じることがある。おそらく、一番腐敗とは程遠い人だから、言葉に力があるんだね。それを綾人君も感じ取ったんだと思う。
「うん。改めてよろしくお願いします」
軽く頭を下げた綾人君の挨拶は、まだ距離感はあるけど、忌避感はなくなったと思う。
少し明るくなった雰囲気に、ちょっと控えめな咳払いが聞こえた。王子だ。
「なぁに?喉が渇いたの?」
「て」
私が聞いたら、たった一文字が返ってきた。「て」?……て、ああ!
それが握られた手だってことが分かって、私が身じろぎすると綾人君も気付いたみたいだ。王子を見て「ふぅん」と言うと、私の手を放した。で、長い脚を組んでそこに頬杖を突きながら、王子の方を見てニコニコしている。
なんか、温い空気になったので、私はちょっと気になったことを聞いてみた。
「そういえば、さっき綾人君が言っていた『まだやらなきゃならないこと』って、もしかしてタヌキの暗号のこと?」
セリカに行った時に見せてもらった綾人君の日記に書いてあったことだ。
何のことか分からないという様子の綾人君に、私はあの時こっそり写真を撮ったヤツを綾人君に見せた。「こっちでスマホ使えんのか」と妙に感慨深そうに言った。まだ私のスキルのことを全部言ったわけじゃないから驚いたみたい。
でも、写真を見せた時の驚きは、その比じゃなかった。
「……嘘だろ。あんときの俺、酷すぎる」
何故か、自分が描いたタヌキに頭を抱えて絶望しているようだった。セリカの人も見たことない魔物って言ってたものね。
気を取り直して文面を見て、サッと綾人君の顔色が変わった。
「これがどういう意味か知りたかったの」
私が聞くと、綾人君は顔を顰めながら私を見返す。
「これ、タヌキは確かに俺が描いたヤツだけど、〝神を殺す〟って知らない」
「え?これ、綾人君の日記じゃないの?」
「いや、俺の日記だけど、これは俺の筆跡じゃない」
他のページとも文字は良く似ていた。じゃあ、誰が書いたものなの?
「夕奈だ。俺と夕奈は同じ書道の師範についていたから字が似てるんだよ」
書道教室じゃなくて師範についてたんだ。やっぱり上流階級は違う。
じゃなくて、夕奈さんがこれを残したってことは、少なくとも綾人君が日記を手放した後だ。じゃなきゃ、あんな奇怪……目立つページに気付かないはずはない。
「あの日記について一番情報を持っているのはリヨウ殿だな。いずれにせよ、後日合流するつもりだったから、その件も知らせておこう」
セリカから来る人ってリヨウさんなんだ。皇太子となる準備で忙しいのに、申し訳ないと思うけど会えるなら嬉しい。
一つ懸案はできたけど、綾人君が来たことで見えてきた課題があった。
綾人君が帰った後に、夕奈さんは何か重大な秘密を知ったということ。でもそれは、綾人君の協力があれば、私たちだけで動くより、答えに辿り着く可能性が高くなった。
そして、私にはもう一つ、どうしても聞かなければならないことがあった。
「綾人君、もう一つ聞いてもいい?」
「うん。俺も知らなかったことがたくさんあるみたいだから」
もしかしたら、このことは綾人君が知らない続きがあるかもしれないけど、多分みんなも知りたいと思っているだろう大事なことだから。
「夕奈さんとテオドールさんとリュウキ将軍って、その後どうなったの!?」
「めちゃくちゃ個人的理由だな!」
「もっと大事なことを聞け!」
王族二人に激しくツッコまれて、あえなく私の好奇心は蓋をされた。
そんな中、綾人君は楽しそうに笑って、私にこっそり言った。
「あとで、教えてあげるね」
綾人君て、なんか、すっごい大物のような気がしてきた。
勇者の末っ子キャラが王子と被るかと思いきや、全然ヒーローを差し置いて主人公感出してしまいました。王子と違って、彼女いない期間があまりないタイプです。
そんな訳で、タヌキと三角関係についてお送りしました。
何一つ解決してませんけどね。
さぁて来週は、私のガラスのハートが無事でしたらまたお会いしましょう!