表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/10

01話〜始まりは普通の学校で〜

朝の太陽が眩しい...今日は最悪の日だ...快晴の日は外に出たくない....と、そんな時、ドンドンと扉を叩く音が聞こえる。


俺を起こそうと企む奴が俺を呼んでいる...起きてやるものかぁ!


40分後....


ん?えーあー今何時?え!?もうこんな時間!


「あっ!今日も学校あったんだ!やべっ」


僕はベットから起きて着替え、飯を貪る。今日のご飯はベーコンエッグだった......

最高....うましぃ....

思わず顔がとろける。

姉は学校に一足早く行ったみたいだ。


(後で姉に感謝のメール送っとくか)


そういつも通りのことを考えながら電車に乗った。すると、満員列車の時間帯であった。


(うわぁ、人が荷物みたいに押されてる..)


満員電車を見るのも久しぶりで、中々迫力があった。人の間をかき分けながら何とか中に入った。

ガタンゴトン...

ん?乗ったのはいいけど潰されるっ

「ひゃぅっ」

突然誰かに太ももを触られた。男だってのに。

もやもやしながら電車を降りると、そこは学校の校門の前であった。


僕の名前は佐藤伊津。


普通の中学生で、この学校の新入生だ。


で、ここで問題なのが...


「うわあ、あの子可愛い...」

背中がゾワッとした気がした。

(え、あの人僕見て言ってるんだが)


そう、小学生の時から女の子と間違えられるのだ。取り敢えず...

「回し蹴りぃぃ!」「ぐはぁっ」

ドンガラガッシャーン....撃退完了っ

人目につかないうちにその場から去った。

友達によると自分は結構な美少女に見えるらしい。

まあ、男の中の男だがな!(決めポーズ)


遠くで偶然目にした人「か、可愛い...」

うちの学校は平凡..と言ったら嘘になる。

結構名門中学校(共学)で、受験しなければならないし、更に面接もあった。

が、何とか合格し、このまま高い偏差値の学校を狙うつもりだった。

しかし、自己紹介で、

「あ、えーと、僕の名前は伊津です...えっと、読書が好きです!」

地味な事故紹介だ。

授業中寝てしまったりして、消しゴムが飛んできて、

起きて見渡せば笑っている奴が多く恥ずかしい思いを何度もした。くぅ...



しかし、何とかして友達もクラスに増えてきたある日のこと...


「おーい伊津ー遊ぼうぜー」


こいつの名前は羽田裕翔。遊んでばかり居るが、スポーツ推薦らしい。くそぅ...


「わーったよ、行けばいいんだろ?」


と、文句を言いながら立ち上がった、その時だった。


..................ドクンッ


「ぐっぅぅぅぅぁ...」


心臓が掴まれたかのような痛みが来たのは。

痛い...ぐぅ...


「おーい!大丈夫!?」


クラスのマドンナの亮ちゃんだ。


最後に声聞けてよかった...


「あばばば...」


僕の意識が半分だけ離れた時、教室全体に魔法陣が浮かび上がった。

何人かが外に逃げ出そうとするが、

鍵が掛かっていたようで、泣き叫んでいる。

しかし、そんな声も耳に入らないほど...

自分も切羽詰まっていた。

突然体が横転し、目の前が真っ暗になった.....


....ドサッ



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ