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異世界にやってきたらズッ友は犬でした。  作者: 貼りマグロ


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第90話

 私ハツネがここに記します。


 双子の姉妹であるシノブとともに、前当主であるマエダ様に拾われて十年、お互い支えあってきたかけがえのない時間でした、それはブラウン様のご両親が現当主になっても変わらずの事です。


 私ハツネは剣の才を、シノブは隠密行動に適した魔法の才がある事を見いだしていただき、当主の為に一生働くと決めたのです(マエダ様はそこまで思い詰めなくて良いとおっしゃっていましたが)


 なのにあの男のせいで。


 テツとかいう(やから)がいつのまにかブラウン様が援助している、孤児院に住み着くようになってから少しづつおかしくやっていったのです。


 話を聞いたところによると、マエダ様と同じくニホンというところから来たという、それ故に少しは丁重に接しようとしていたのですが、さすがに倒れて看病していた矢先に訳のわからない事を言ってきた時には、本当に地面に埋めてやろうかと思いました(今思えば本当に埋めてしまえばよかった)


 そして大分月日がたちマーケットでバッタリ出会った頃にはデキの悪い弟くらいには思えていたのですが・・・。


 ガイア教の一件あたりからシノブの様子がおかしくなってきたのです、戦いの影響で心が不安定になってしまったかと思っていたのですが、そういうわけでもなくどうやらテツの事が気になる様子といった感じだったのです、しかも後でわかった事ですがアクセサリーのプレゼントの件の時には一緒に選んでいたとか。


 なんという事でしょうか、よりにもよって!


 しかし、これはシノブからのプレゼントとも言えるもの、結局は喜んで着けてしまっている自分がいます。


 ・・・私としては姉妹であるシノブの幸せを願っています、しかし今度の舞台で頑張っているシノブを見ていると変なモヤモヤとした気持ちになってしまうのです・・・


そこまで書いて筆を止めるハツネ、そろそろブラウン様の話が終わる頃だから、紅茶を淹れてお持ちしなければなのかしら。


 ハツネはそう呟くとモヤモヤした気持ちを抱えながら紅茶を淹れてブラウンとテツの元に向かうのであった。

 

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