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異世界にやってきたらズッ友は犬でした。  作者: 貼りマグロ


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第77話

 シノブの服の調整が終わり、次はアイルが呼ばれていた。


 「おおー、ナニナニこれめっちゃいいじゃん!」


 部屋に入って立て掛けられた衣装を見るなり一気にテンションがマックスになるアイル、やはりこういったタイプの衣装は珍しいのかもしれない。


 「どーよ、俺様の改心のできの衣装は」


 実際には仕立屋が作った等とはいうまい、それは城を作った人は大工さんというのと同じくらい野暮である。


 「まあまあ、微調整に入るからいっぺん着てみ」


 テツがそう促すとさらにテンションがあがる。


 「ええー! これ着ていいの!? じゃあさっそく!」


 アイルはそういうと今着ている服をいきなり脱ぎだすので慌てて止めるテツ。


 「ストップストップ! まだ俺らがいるだろうが!」


 そのテツの言葉に頭に?をつける。


 「なんで? いいじゃん男同士なんだし」


 アイルがそういうとブラウンが少し目を逸らして答える。



「なんだその、まあテツの言うこともわかんでもないな、私達は一旦外に出よう着替えたら呼んでくれ」


  そういうと3人は外にでるのだが、アイルは少し不満そうに、残念と呟くのであった。


 「なぁテツよアレはそのアレだな・・・」


「ブラウン、そうだなアレだな、風呂入っているときとかはそうでもないんだけどな・・・」


"アレだな・・・"


 と、仕立屋の3人で心の声を揃えるのであった。


 そしてしぱらくすると、ドアがノックされアイルの着替えたよーと声がする、するとそこには衣装を着てノリノリにポーズを決めるアイルがいた。


 「ナニナニこの服、着たらなんかゾクゾクするんだけど」


 そういうアイルの顔はテンションが高まるあまり、紅潮(こうちょく)して今にも歌いだしそうに、なっていた。


 「オッケーオッケー、予想以上に似合っていてめっちゃビックリだよ!?」


 テツがそういうと、恥ずかしさが相まってさらに背中にむず痒い感覚が走りだすのを覚えて背中をソワソワさせる。


 「ひゃあ、ゾクソクするのは初めて着るタイプの服だからからかな、なんかよくわからない気持ちになってきた」


 「まぁ落ち着けすぐ終わるから、仕立屋さんどうだい微調整をのほうは」


 テツかそういうと仕立屋は感心したように頷く。


 「いやはや驚きました、サイズはそうですな肩と袖の部分がないので腰の辺りを絞るだけで十分でしょう」


 「しかし、これはなかなかなデザインだな、シノブと同じく肩の部分はないものの、首元まで生地を伸ばして背中を見えるようにしているものの下品に見えない逸品に仕上がっている、やはり下半身の衣装が短めのパンツスタイルだからからな? とにかく良い感じにしあがっているな」


 ブラウンか感心しながら評価すると、今度はそういう評価になれていないせいか、テツが顔面を真っ赤にして部屋を飛びとしていく。


 「きゃあああー、恥ずかしいー!!!」


 そしてその後を面白がってアイルが追いかけていくのであった。


 「まってー、僕もいくー♪」


 「アイル様まってください微調整がまだです」


 そう言って仕立屋もでていくものだから部屋に1人取り残されるブラウンであった。


 「やれやれ」


 ブラウンはそういうと3人を追いかけるのであった。 


 

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