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異世界にやってきたらズッ友は犬でした。  作者: 貼りマグロ


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第75話

 「おう、ブラウン2人が着る衣装の原案できぜ」


 テツはそういいながらとびきりの笑みで、ブラウンの部屋に入っていく、前に見た動画を思い出した衣装をデッサンしたものだが個人的には改心の出来であり満足であった。


 「ほう、これはこれは見たこともない不思議なデザインだな、一見派手そうに見えて慎ましやかにもみえる、テツにこんな才能があったとはな」


 ブラウンがそう唸ったのは、アイルのほうは襟元までピッチリ服があるが大胆に袖を肩口からカットしており、下半身は短パンにスカートを組み合わせたモノで動きやすさ重視につくられていた。


 そしてシノブのほうは肩を大胆に開けたワンピースタイプのフリフリ衣装であり、両手は長めの手袋をはめて清楚ながらも大胆な可愛らしさをアピールしていた。


 素直なブラウンの評価を聞いてテレるが、訂正するところはちゃんと訂正するテツであった。


 「あ。いやいや100パーセントってわけじゃない、元の世界でこういう衣装があってだ、それを思い出しながら描いたから俺デザインってわけじゃないんだ」


 それでもブラウンは感心して続ける。


 「ふむ、それにしてもだ、結局のところテツ君がいなければこのデザインは伝わらなかったのだからやはり君の手柄だよ」


 その称賛の言葉を聞いて、まともに称賛の誉め言葉に身体がむず痒くなり悶えるテツでありその様子に、ブラウンに心配されるのであった。


 「どうしたテツ、何か発作でもおきたのか?」


 「あ、いやこうやって誉められたのは滅多にないから、恥ずかしさのあまりなんかむず痒くて」


 それを聞いてシノブが思わずプッと吹き出すと、さらに照れた様子をテツがみせる。


 「ふっ、なかなか良い笑顔をするなシノブ」


  ブラウンの言葉にハッとして"申し訳ありません"と謝るもブラウンは首を横に振る。


 「よいよい、こちらも見ていて和むのだから、笑いたい時は笑えば良い」


 ブラウンのその言葉にテツが更に重ねる。


 「そうそう、その素敵な笑顔はこっちも和むぜ」


 その言葉を聞いて驚き照れるシノブ、今度は自分がむず痒くなり、少しもじもじするのであった。



 


 

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