第6話
馬車から降りてレンガの建物に馬車に積んである荷物を運び込むようだったので俺も手伝おうとするのだがー。
「ふんぬー!!!」
と思いのほか重い荷物に変な声がでてしまう。
「重いな何はいっているんだ!?」
「普通に小麦粉だぞ、手伝ってくれるのはいいけど腰やらかして迷惑かけるなよー」
ゼウがそういいながら脇を通り抜ける、なんの助けてもらったんだからなこれくらいはしないと、というか本心はカッコいいところを見せたかったたけなんだけど。
小麦粉の入った1つの袋に苦戦している間に馬車を操縦してた屈強な男の人が軽々と2つ持ち上げて運んでいく、おおなんてこった。
なんとか担ぎ上げ後をついていくと、倉庫みたいなところにつき荷物をおろす、ふう一仕事終わったぜ、俺がそういう顔をしているとゼウが近づいてくる。
「おつかれさん、行きだおれてまだ調子もどってないだろ? ゆっくりしてりゃいいのに」
「いやいや、みんな働いてるのに俺だけのんびりとか」
「どーせ、ミュウにいいとこ見せたいだけだろう? 出会いが最悪だったからせめてここで少しでも挽回したいって感じかね?」
おお、この犬は人の心が読めるのか!? まさに俺の考えている事をー!! そこで苦笑いをうかべてしまいバレバレだがとりあえず否定しておく。
「まぁ、別にいいけど今のお前さんは客まてぇなもんだゆっくりくつろいどきな」
そういってゼウがついてこいと言いながら俺の前を歩きだす、そしてついていった後はこじんまりとしていたが風呂だったのであるー。
「いいのか? さすがにちょっと」
「気にするなそれにおまえさん自分で気づいてるのかい?」
「なにが?」
「まぁなんだ、めっちゃ臭い!! 特にその腕なんか犬の臭いするぞ?」
「ああ、これかあちょいと犬に襲われてなぁ」
「本当か? おいおいケガとかないのかよ」
「運もあったけどな、パジャマのおかげでほれこのとおり」
そこで俺はパジャマを脱いで噛まれた方の腕を見せてみるドャア。
「おお、ほんとだな運いいなおまえ」
「まぁな、俺の武勇伝聞いちゃう?」
そういいながら、ゼウに案内された風呂につくと、服を脱ぎ風呂につかりながらゼウにその時の事を話すのであったー。




