表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界にやってきたらズッ友は犬でした。  作者: 貼りマグロ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

54/173

第53話

 「はあぁぁぁっっっ!」


 突進して突きを繰り出すと棒状の影をしならしてリータンにせまる。


 「カカカ」


 そんな奇声をあげながら一撃をかわしてみせるが、ハツネがその隙をついて斬りつけるのを身体を捻って無理な姿勢から四つん這いに着地する。


 "ゴキン"


 すると四つん這いになった腕の片方から鈍い音がする。


 「今の音は・・・」


ハツネが眉をひそめる。


 「なるほど、装着者の無事の有無は関係ないという事かしら、さすが呪いのアイテム吐き気がするのかしら」


 「ハツネ、私の術であの子の捕獲に回るから、あのメダルの破壊頼むわ」


 「了解かしら」


 するとシノブが意識を集中してクモの巣状にのばした影から糸状にのばしてリータンを捉えようとするがそれをかわしてゆく。


 その度にリータンの身体のあちこちからきしむ音がするが、そのうち足を絡めとる事に成功する。


 「ウウウウ」


 それに気づいたリータンが足に注意をそらした瞬間に胸のメダルに向かって、凄まじいスピードの突きをくりだす。


 ヒュオンっっっ!!!


 「これで終わりです、真閃一刀牙」


 ハツネの突きが突風のごとく繰り出されメダルに刺さると、その瞬間リータンが叫び声をあげる。


 「ぎょああえっっっ!」


 人と思えない叫び声をあげると、砕け散るメダルとともに崩れ落ちるリータンを抱き抱えるハツネ。


 「やっと破壊できたのかしら」


 ハツネがそういうとリータンの顔を覗き込むと、彼女の顔は苦悶の表情を浮かべていた。


 たしかに、身体じゅうあちこちに無理な負荷がかかり大怪我をおっているのだから。


 「静かになったようだが、闘いはおわったのかな?」


 ブラウンとテツが様子をうかがいにやってくる。


 「ブラウン様ええ、けどこの子が・・・」


ハツネはそういうとグッタリとしたリータンを見せると、ブラウンそれと特にテツが顔色を変えて驚くのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
いかに呪いのアイテムとはいえ、人間の体には限界がありますものね。りーたんの犠牲も胸が痛むばかりで、圧倒的な実力差には敵わないという、攻撃する側の苦しみも伝わってくる、素晴らしい描写でした。今回もとても…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ