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異世界にやってきたらズッ友は犬でした。  作者: 貼りマグロ


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第46話

 「あら、ブラウンさんこんにちは、お昼でも食べていかれますか?」


 馬車でやってきたブラウンとその一行を迎えたミュウはあいかわらず花のような笑顔で微笑む。


 「はっはっはっ、ミュウさん、あいかわらず花の様に美しくて何よりです」


 ブラウンがあいかわらずの笑顔できりかえすが、すぐに真顔になる。


 「ミュウさん、アイルと子ども達を呼んでくれませんか? 急をようするもので」


 その様子を見てミュウは慌てて奥にはいっていく。


 「は、はい只今」


 その様子をみてシノブが馬車から降りてくると、変装するために手をかざすが、ブラウンがそれを止める。


 「まだだ、驚かせてはいけないからね」


 「申し訳こざいません」


 そういったやりとりをしているとミュウが子どもたちを連れてでてくる。


 「おまたせいたしました」


 「あ、ブラウンのにーちゃんだ!」


 「おはよーございます」


 子ども達が挨拶するなか、ブラウンはしゃがんで優しく2人を抱き寄せると歯をキラッと輝かせて笑みをみせる。


 「よおし、今日は3人を屋敷に招待しちゃうぞ」


 ブラウンは優しくいうと、そのままミュウの方を向き真剣な眼差しでコクリと頷くと、それでなんとなく察したミュウは足の力が抜けて、その場にくずれ落ちそうになる寸前にシノブに抱えられる。


 「おきをたしかに、今回は貴女ではありません、テツ様が狙われているのです」


 シノブがそういうと肩を寄せて馬車にのせると、中でハツネが待っており中に入るのを手伝ってくれたのであった。


 「念のため護衛には私がおりますので大丈夫かしら」


 ハツネはそういうと、ありもしない眼鏡をぐいっと持ち上げるしぐさをするとドヤ顔を決めるのであった。


 「ミュウ様、詳しい話は屋敷にてハツネからお聞きくださいませ」


 シノブはそういうと、子どもたちの手をとり馬車に乗せると馬車の戸を閉める。


 「あれ? テツのにーちゃん達は乗らないの?」


 子ども達がテツやブラウンが乗らない事に気づいて窓から顔をだしてくる。


 「うむ、すまないねちょっと用事があってね、なぁに終わり次第一緒に戻るさ、それまでおいしいお菓子でも食べてまっていなさい」


 ブラウンはそういうと優しく微笑み子ども達の頭を撫でて馬車のを出発させ、それを見送るのであった。


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― 新着の感想 ―
ミュウさんのグニャリと、不安な心情やトラウマがよく伝わってくる巧みな描写でした。よほどしつこかったんでしょうね。今回もとても面白かったです。
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