第41話
「・・・アレ?」
なんだろうかアレとは、只わかるのはこの話の流れからしてとても悪い事というのは確かなようであった。
「まあ、だいたいお前が察している通りだよ、狂信的な連中の事だからな、それはミュウの1つの親切から始まったんだ」
ブラウンはそういうと語りだす。
ミュウはいつもの通り朝市に買い物にでていたのであるが、その帰りである。
1人の女の子が心細く泣いていたのである、姿はいたって普通の可愛らしい赤いワンピースをきているごく普通の少女であった。
「どうしたの? お嬢ちゃん」
ミュウが声をかけると、少女は一旦泣き止みミュウを見上げて首を傾げる。
「お姉ちゃんだぁれ?」
「私はミュウ、あなたはお名前なんていうの?」
「ミュウおねえちゃん・・・?」
「そうよ、親とはぐれちゃったのね、警備隊のところまでいこうか」
そこまで事情を話すとブラウンは一息ついて、お茶で喉を潤す。
「まあ、ここまでは普通によくある、迷子の女の子を助ける良い話だ」
ブラウンが引っ掛かる話方をするので聞き返すテツ。
「ここまでは? っていうことは・・・」
「ああ、実はなその女の子、親がガイア教でな、後はわかるだろ? ただ親切で警備隊のところに連れていったのに、ガイア教からみたら可愛い自分の娘を連れまわし、誘拐しようとした悪い獣人なのさ」
ブラウンはそういうと深いため息をつくのであった。




