第26話
「ブハハハ」
まるで漫画のセリフかのように笑うブラウン、にしても笑いすぎじゃないんですかね?
「私の事をいう前に、テツお前もかなりのもんだな、いやー愉快愉快」
事の発端を聞いてお腹を押さえるブラウン、どやらツボッたようでひぃひぃ言っていた。
「旦那様、笑い死にしてしまっては先代には申し訳がたちません、それ程度にしてくださいませ」
メイドがそう言うとブラウンが少し落ちついた様子をみせる。
「ハツネ、確かにそれは申し訳ないな」
ブラウンがそういうと呼吸を落ちつかせて冷静になる、なんか俺遠回しにディスられてる?
「あのー、なんかそのありがとう」
ディスられていると思いつつ礼をいう、まあ介抱してくれたのは間違いないしな。
「あらー、ちゃんとお礼言えたんですねエライ♪」
そう言うとハツネと呼ばれたメイドがニッコリ笑って振り向く、うぬぬ確かに俺がわるいかもしれないけどもけども!!
「まぁまぁ2人とも、とりあえずシノブがそろそろ朝食を運んでくれる頃合いだからな食事にしよう」
ブラウンがそう言うと軽くウィンクしてみせる、なにさこの色男!!
そして俺は食卓で運命の邂逅を果す。
それはーあの女であった、孤児院でブラウンと会ったとき後ろから刃物突きつけたやつー!!
「あらアナタはあの時の、また死にたいんですか?」
開口一番辛辣ー!!!
そんな心に刺さる言葉を受けつつも朝食が過ぎていくのであったー。




