第24話
「ごほん」
ブラウンがわざとらしく咳をする、ああこれはアレだなこの事は絶対にいうなよ? の合図だなオーケー俺だってそこまで空気が読めない人間じゃあないさ、まああえて読まないというのもありかもしれないけれど。
「ごほん、ごほん!」
そんな俺の考えを見透かしてかまたわざとらしく咳をする、どうやらなんとなーく考えている事はわかるらしい、そうだなそれにあのメイドさんにサクッとやられちゃってもイヤだしね!
俺はそう考えをまとめると満面の笑みを浮かべて親指をビシッとたててオーケーの合図をだす。
「うむ、テツどうやらわかってくれたようだなそれでいいんだ、君にだってあるだろう? 知られたくない事の1つや2つ」
「ま、まあそうだな・・・」
と思考を巡らして思い出す、アアアアアなんてこったベッドの下、100均ショップで買ったなんのへんてつもないダンボールの中、放送コードにひっかかりそうな本、いわゆるアレなやつを隠している事を思い出す。
母ちゃんの目を欺けても(実際にはバレバレ)、俺が行方不明になっている間に警察が捜索に部屋に入るだろう、その時に必ず白日の元にさらされるであろうコレクションの数々・・・
「死んだ・・・」
警察に証拠として押収されるであろうところまで想像して床に倒れる俺なのであったー。
「おい、どうしたテツ?」
いきなり叫び声をあげ倒れる俺を見て顔色を変えるブラウン、そりゃそうだろうなと思うどうみたって何かの劇物盛られたか呪いの類いをくらったようにしかみえないだろう、目を覚ましたらあやまっとこう、そう思うと完全に気を失うのであった。




