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第171話

 「では、最初の観光スポット、カハタメガポートになります、ここはかなり人の出入りがありますので人探しもできるかもしれませよぉ」


 スポラはそういうと建物の地図を一行に配る、地図を見てみると飲食店、洋服、建物の真ん中にはくつろぐための大広場が設置されていた。


 「テツ、真ん中の大広場で聞き込みしてみませんか?」


 シノブがそう提案すると、テツがそうするかと頷こうとすると、スカーが少し興奮した様子でテツの肩を叩く。


 「ダンナ、ダンナ、俺このドッグランにいきたいんだけど!?」


 その勢いで肩がどうにかなりそうな時にシノブがタメ息混じりに掴んで止める。


 「おっと、シノブの姐さん申し訳ねぇ、ついついドッグランの文字に興奮してしまってよぉ」


 「なんとなく、わかりますが落ち着いてください」


 「ッタタタ、スカーどしたん? ドックラン? いきたいんだな?」


 そういうとテツは少し考え込むと、少し閃く。


 「よし、スカー犬の姿に戻ってドックランに行ってこい! ついでにドックランにいる犬からハツネの情報聞き出してこい、それとヤタガラスはその保護者枠で頼んだぜ」


 テツがそういうとスカーとヤタガラスが頷く。


 「了解でござるよ、確かに保護者のいない犬が走り回っていたら色々迷惑になりそうでごさるからなぁ」


 ヤタガラスがそういうと、スカーは分かったと頷き犬の姿に戻ると、それを見てスポラの目が点になる。


 「へっ? スカー、、、さん?」


 そのスポラの様子をみて、カクカクシカジカと説明をする。


 「へ、へぇ~珍しいこともあるんですねぇ~」


 ちょっと納得いっていない感じであったが、そこはプロである、気を取り直して背筋をピンっと伸ばし案内を始めるのであった。

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