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第164話

 「ほのかに漂う潮のかおりが良いでござるな」


 ヤタガラスはカオフクの街並みをハツネの聞き込みをしつつ街を堪能していた。


 「良い街でござるな、カハタからの街からの幸とやらが美味しい」


 美味を堪能しながら街を歩いていたが、ヤタガラスの服装は現代世界で言う和装、いわゆる着物であり周りからは浮きまくりの姿である。


 故に悪い連中、いわゆるチンピラという人種に絡まれやすくなる。


 「よぉよぉそこのにぃチャン、良い服装と食べ物してんじゃん、、、」


 並みすぎるセリフを吐いて近づいてきたのは、3人組の男であり格好もこれはこれはいかにも、トゲトゲの袖無し筋肉のモヒカンであった。


 「ふむ、いかにも三流以下のチンピラ殿が3人、いかがされましたかな?」


 その悪意を感じたヤタガラスが、さらっと挑発すると、速攻で簡単に挑発にのってくる。


 「てめぇっ! それは初対面の人間じゃねぇぞこのヤロウ!」


 「ふむ、悪意剥き出しで近づいてきたのに初対面も何もなかろう」


 ヤタガラスはそういうと刀に手をのばし一振かざす。


 するとチンピラ3人組のズボンがスパンと切れてずり落ちる。


 「、、、! きゃーっ!!!」


 ずり落ちるズボンを押さえながら、捨てセリフをはかず、乙女な悲鳴をあげて走り去るチンピラ3人組なのであった。


 

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