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第140話

 「おおお」


 テツ達一行は宮殿の中に案内されていた、廊下はピカピカの白い大理石で造られた柱が何本もたち、天井を見上げればいろいろと荘厳そうな絵が描かれており見上げ過ぎて首が痛くなるのであった。


 「いててて、上を見上げすぎた」


 テツがそういうとルブラが嬉しそうに返す。


 「そこまで熱心に見上げていただいたら絵を描いた者もさぞかし嬉しいことでしょう」


 「しかし、見事なモノでござるな、どなたが描かれたのでござるか?」


 ヤタガラスがそういうとルブラが答える。


 「なんでも1000年前の出来事が描かれものとか、作者も約100年前の者ときいております」


 「なるほどねぇ、、、」


 テツがそういいながら歩いていると1つの可愛い絵に目が止まる、それは青い毛並みの動物が大勢の剣を持った人間に囲まれているシーンであった。


 「ルブラ殿、あの青い動物の絵は何ですか、やたら可愛い感じがされますが」


 「ヤタガラスさま、それに気づかれましたか、ちょうど迎賓室につきましたのでそれについてお話ししましょう、といっても言い伝えなのでどこまでほんとうかはわかりませんが」


 そういうとルブラは、みるからに艶のある高級そうな木材でできた扉の前で立ち止まるとニッコリ微笑むのであった。

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