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第106話

 おじいさんのお店に担ぎ込まれたテツは一本の杖を手に取っていた。


 「おお、これはなかなかいいものじゃないか・・・」



 そう言われて自慢気の店長のおじいさん。


「ほほは、そうじゃろそうじゃろ、ワシの渾身のデキの杖じゃからのー」


「ところでこれお高いんでしょう!?」


「ところがお客さんなんと・・・」


 と、現代で聞いた事のあるやり取りをしているとシノブがドアを開け放って飛び込んでくる。


 「テツ様大丈夫ですか!? 敵はどこですか!?」


「おう、シノブさんみてくれこの杖、握った感じが最高なんだよ」


 テツのそんな呑気な応答にへなへなと床にへたりこむシノブ、そんな様子を見てあわてふためくテツ。


 「シノブさん、大丈夫か!?」

 

「ええ、大丈夫ですちょっと気が抜けただけですので」


 そう答えるとホッとした顔をするのであった。

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