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第105話

 テツ達は村人達に囲まれていた、田舎特有のアレである。


 「あんれまぁ、よくきなすったなぁゆっくりしていきなされぇ」


 「にぃちゃん、かっこいいなどこからきたのー」


 「この犬カッコイイ」


 (スカー)「こらあんまり触るな、テツなんとかいってやれ」


 そういわれて、子ども達に「こらこらあんまりべたべた触るなよ、スカーは恥ずかしがりやなんだから」というのだが更に目をかがやせてさわってくるのであった。


 「へぇー、スカーっていうだよろしくなー」


 (スカー)「ぐわわわー、だから触るなー!」


 「はははっ、すごい人だな、これは田舎特有の、アレだな」


 テツがちょっと苦笑いしながら頭を掻いて松葉杖をつくと一人の老人がテツのソレに気づく。


 「おお、あんた足が悪いならウチにきなされ良い杖を見繕ってあげよう、おいみんな案内して差し上げるんじゃ」


 「了解だぜ、おいみんなこの方をじいさんのところまで運んでさしあげろ」


 一人の男がそういうと成人男性が何人か集まってきてテツを担ぎ上げたと思ったら老人の店と思われる建物まで運ばれてしまうのてあった。


 「・・・はっ!? テツ様? テツ様ー!」


 あまりものいきなりの事に理解が追いつかないシノブであったが、我にかえるといそいでスカーととともにテツの後を追うのであった。

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