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第9話



 「ん? あれ俺の服?」


 「ああ、あれめっちゃ汚れてただろ? ミュウが洗っておくっていってたぜ、かわりの服はそこにあるぜ」


 「そうなのか、後でお礼いっとかないとな」


 お風呂からあがり、そういいながら代わりに用意された服を着る、着心地は予想に反してかなりよかった、もっとコワゴワしているとおもったのだけれど。


 「それじゃあとりあえず部屋はこっちだ」


 ゼウがそうやって案内をしだす、おおありがたい部屋あるのかてっきり小屋とか思ってた。


 そうして案内されたのは二人部屋らしく二段階ベッドと机か二台ならべられていた簡素な作りだった。


 

「おお、ファンタジーってかんじだねぇ」


 「なんたそりゃ?」


 ゼウとそんなやりとりをしていると、ふと二人部屋のもう1人は誰なのか気になって聞いてみるだいたいは予想つくのだけれど。



 「ああ、わかってるとおもうけどアイルだよ」


 「おお、そうかさんきゅー」


 そういいながら横にいるアイルを見る、男なのはわかっているが少し中性的な雰囲気でどうも緊張してしまう。


 "男2人同じ屋根の下何もおこらないわけがなく・・・"と自分でもよく意味がわからないナレーションか頭に浮かびとっさにそれをかきけす。


 そんな俺を見て不思議そうにながめる1人と1匹、そんな視線を感じて苦笑いをうかべるのであった。



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― 新着の感想 ―
物語やストーリーの定番というものを、分かっている人間と分かってない者たちの温度差が如実に分かりやすくあらわされていて読みやすかったし、面白かったです。続きも楽しみです。
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