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転生、いきなり最悪過ぎだよ!!  作者: 志位斗 茂家波
1章:冒険者になるために
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やり過ぎた感‥‥‥後悔はしないけどね

何かを愛でたい今日この頃。

フワフワを求めたくなり、これに出すか検討をし始めていたりする。

……作者的には犬を求めたいが、ただのものではつまらないゆえに、悩み中。いっその事ぶっ飛んだものとかにしてみたい。


SIDEフレイ


 なにやら第2のでぶでぶ饅頭祭りになりそうな輩を撃退してから数日後、学園では本格的に授業が開始された。


 炎龍帝の元でこの世界の一般教養や薬草学などを学んでいたが、やはりあれはドラゴンでの視点だったのだと、授業を受けているうちにフレイは改めてそう理解した。



 薬草などについてはナビリンの「鑑定機能」で大体効能は分かるのだが、どのようにして薬品などにしていくかなどについての工程は興味深いところがあった。


 将来、炎龍帝を討伐するという目標のためにも、耐火がつくというポーションと言う薬品についても学んでおく。


 何しろ炎龍帝との生活の中で一番大変だったのが火であるからだ。


 ブレスで来るわ、炎を纏った尻尾で攻撃されるわ、寝ぼけて吐き出してきた火球に焼き殺されかけるわ……炎に関したドラゴンとはいえ、生きてこれたのが不思議なぐらいである。


 まぁ、その分対策としては耐火がつくような…‥‥その系統のスキルなども、フレイの持つ「努力取得」と言うスキルで手に入れられるようだし、積極的に狙っていきたい。



 何にせよ、学園で学ぶことは多かった。



…‥‥が、友達ができなかった。


「やり過ぎたのかな……」


 畏怖の目で見られるというか、異常のような目で見られるというか…‥‥ちょっと辛いものがある。


 友人ができたらいいのだが、どうもこの学園生活で友人はできなさそうだ。


 とにもかくにも、このまま仲のいい友人とかができない場合、卒業後に冒険者となった時に、ソロ活動になってしまうであろう。


 別にソロになっても冒険者は活動できるが、やはり仲間がいたほうが心強い。


 とはいえ、考えているだけでは友人ができないのであった。




……まぁ、実際には、フレイの実力が半端じゃないものだと皆が理解しており、自分のところへ引き込みたいという考えがあったようだが、あの「たかいたかい」を見たせいで、迂闊に近づけないと思われたのである。


 要はフレイの自業自得。身から出た錆…‥‥とでも言うべきだろう。


【というか、私がいる時点でソロなのでしょうかね?】

(お前はスキルのようなものだし、一人なのは変わりないだろう)


 ナビリンの声が聞こえたが、内心そうツッコミを返すのであった。



――――――――――――――――

SIDE学園長セドリッカ


「ふむ……馬鹿は馬鹿だなぁ」


 その頃、学園長室では、学園長のセドリッカが、届いた手紙を読んで、思わずそうつぶやいていた。



 その手紙の主は、先日フレイがたかいたかいした第2のでぶでぶ饅頭祭りになりそうな輩の親である。


 

 平民と馬鹿にしたように言っていたが、どうもあの輩は貴族の子供だったようで、将来家督が継げないことが決定しており、ゆえに冒険者にして一旗揚げさせてやりたいと思って、その親はここへいれたようだが…‥‥



「親の方は立派に謝っているのに、子どもの方がぎゃあぎゃあわめくって、最悪だねぇ」


 手紙の無いようにかかれていた悲痛そうな内容に、思わず学園長はそう口に漏らす。




 あのたかいたかい以降、あの輩はフレイに絡んではいない。


 だがしかし、逆恨みはしているようで有り、親の方に手紙で泣きすがってきたようなのだ。


 自分は全く悪くないと言っていたらしいが…‥‥念のために思って、学園長は騒動を起こした子供の親へ向けて、しっかりと詳細を記した手紙を送っていた。


 ゆえに、子の言っていることが全て嘘だと親は理解しており、しかもまともな人なのか、わざわざこうやって謝罪の手紙を送ってきているのは律義な事であろう。


 きちんとフレイ宛にも謝罪の手紙を書いており、自分たちで謝りたいが、生憎忙しい身なのでこれぐらいしかできないと、本当にあの馬鹿の親なのか疑いたくなるほどであった。



「‥‥‥とはいえ、これは余りよろしくないねぇ」


 手紙を読み終え、学園長はそうつぶやく。


 馬鹿がどの様に行動するのかは、大体理解できている。


 だてに学園長をやっておらず、務めていた間にやらかす馬鹿はたくさん見てきたので、どのように出てくるのか的確に分かるのだ。



「こういう輩の場合、親がダメならば他を使うはずだねぇ。となれば、力量さもわからないようなごろつきとかを使ったりするだろうしぃ……予防しておいておくかねぇ。将来の金づるになりそうな少年を害させるわけにもいかないしぃ」


 最後のその一言さえなければいいのだが、生憎学園長は算段で動く。


 生徒は大事だが、金も大事。


 ゆえに、最適な方法を考えた結果、学園長は手を叩き、いつも彼の命令に応じる黒服黒メガネの配下たちを呼びだした。



「念のためにぃ、あの馬鹿とその取りまきたちの動向を見張ってくれないかぁ?で、行動をおこせばすぐに知らせてくれぇ」


 学園長のその言葉に黒服たちは頷き、それぞれの持ち場へ向かっていく。



「‥‥‥そうだ、ついでに自ら見に行ってみようかねぇ」


 ニヤリと笑みを浮かべ、学園長は自らも行動に移していくのであった…‥‥

何やら動き出し始めた学園長。

金を考えてという動機は不純なものだが、これでも一応善人…‥‥のはず?

とにもかくにも、馬鹿が動く前に防ぎたいが、放置してわざとことを大きくするのも面白そうだ。

次回に続く!!


……ちなみに、フレイの実力は高いけれども、やはり一般的な武術とかをここで習わせておきたいところ。

炎龍帝に鍛え上げられたとしても我流のようなものだし、まともな動かし方を覚えさせたほうが良いからね。

剣術辺りにも手を出させたいけれども…‥‥なんかクナイとか手裏剣とかになりそう。

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