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転生信長記  作者: 松田 飛呂
信長と天下
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信長と天下 3

ユーコン川でカヌーに乗りリトルサーモンまで行きたいです。

それかキャンピングカーでコールドフットまで行ってみたいです。


もう預言者になって天使に守って貰いたいです。

天使の器になるのは嫌です。

悪魔の器もいやです。

刻印は欲しいかも。。


その頃信長の元には大男が訪ねていて向かい合って座っていた。

「信長殿、お久しぶりでございます」とその大男は頭を下げた。

「あぁ」と言い信長はその男を見ていた。

「信長殿、今回は返事聞かせてもらいますぞ」と頭をあげて信長に少し詰め寄りながら言った。

「やっぱり天下には興味ない」と信長が答えると、

「なぜですか?」と大男はさらに詰め寄った。

「義龍、近い」と言い少し間を開けさせ、

「俺が欲しいのは自由であり天下なんてのは足利家がやっていくさ」と答えた。

「しかし、このまま足利家に任せておけますか?年々力が無くなってる今、皆が天下を目指しております、信長殿も今川に攻められたではないか」と熱く語った。

「義元は驚いた、でもだからと言って俺が天下なんて無理だ」と信長は笑いながら言った。

「このままだといずれ北条、武田、上杉が黙っておるまい、その前に京に行けるのは我々です」

「確かに厳しいな」と信長は笑みを浮かべたまま答えた。

「でしたら我々と共に天下を目指しましょう」と義龍は立ち上がり言った。

その時信長は良勝の事を思い出し、

「そういえばお前に合わせたい奴がいるからその時まで待て」と言い義龍を泊めることにした。

義龍は天下について積極的な奴が来るのかもしれないと思い待つことにした。

次の日の朝日が昇るのと同時に義龍は起き上がり外に出た。

そこには藤吉郎と見知らぬ男がいた。

「こんな小童が信長殿の言う男か?」と大きな声で言われ、良勝は驚いた。

「これは義龍殿」と藤吉郎は何事もなかったかの様に挨拶し、

「こちらは毛利 良勝です」と丁寧に紹介した。

「おい、良勝殿天下に興味あるか?」と義龍は聞いた。

「いえ、天下は信長様が興味あるのでは?」と返すと、義龍は不思議そうな顔をして、

「信長殿は興味ないと言っておったが?」と言った。

良勝は不思議に思った。

天下を目指して戦っていてその途中で殺されるはず、と教科書に載っていた事を思い出しながら考えていると、

「良勝殿は信長殿が天下を取れると思うか?」と聞いてきた。

「信長様なら天下を取れると思います」と答えると

「そうか、では俺には天下取れるか?」と真顔で聞かれたので

「あなたには無理です」と返した。

しばらく義龍は考えた後、

「なぜだ?」と聞くと、

「天下は信長様と決まっている」と答えた。

義龍は腹が立った。

こんな戦い方も知らない小童に天下を取れないと言われたのだ。

「良勝殿、戦いを知っているのか?」

「はい、この前桶狭間で知りました」

「そうか、まだまだだな」

「はい、あの信長様は本当に天下に興味ないと言っていたのですか?」と不安そうに聞いた。

義龍は不思議に思おながら、

「そう聞いた」と答えると、

「失礼します」と言い走って行ってしまった。

「無礼をお許し下さい」と藤吉郎が頭を下げると、

「家臣なら当たり前のことだ、腹が立ったがな」と大きな声で笑いながら言った。

良勝は走っていた。

信長の居室に近づいた時急に後ろから声がかけられた。

「良勝殿、殿はまだ眠っておられますぞ」

「池田様、急ぎなんです」

「敵か?」

「いえ、違います」

「なら寝かせてあげては貰えないかな?」と笑顔で言った。

「しかし、天下がかかっているんです」

「天下?」

「はい、信長様が天下を取らないといけないんです」

「それは信長殿は考えておられないですよ」

と笑いながら言った。

その時信長が現れた。

「朝から騒がしいな」

「殿申し訳ございません」と池田はかしこまった。

しかし良勝は気にせず、

「信長様、天下を取ってください」と言うと、

「取らない」と呆気なく返された。

「しかし天下取らないと歴史が変わってしまいます」と慌てて言った。

「なに?俺が天下取ったのか?」と信長が面白そうな目をして聞いてきた。

「いや…あの…その……」と気まずそうにしていると、

「やはり無理であろう」と信長は言った。

「いえ、取れます」と良勝はハッキリといった。

「なぜそう言い切れる?」と信長は面白そうに聞いてきた。

「僕は歴史を知っています、信長様がどのように死ぬかまで知っています」

「そうか」

「ですから僕に任せて貰えば天下はすぐ目の前です」

「なるほど」

「ですから天下を目指しませんか?」

「嫌だ」

この返事を聞いて良勝は驚いた。

信長はもっと攻めていくタイプの人間だと思っていたが実際は守りのタイプの人間だった。

これはかなりの誤算であった。

「あの、殿は約束事は破られる方ですか?」

「それはない、絶対に守る」

「では僕との約束を守って頂けませんか?」

「約束?」

「元の時代に帰るには信長様が天下を取らなければいけないなです」

「なに?それは本当か?」

「はい、本当です」

「そうか」と言い信長は考え込んでしまった。

横にいた池田は何も言えず黙って二人のやりとりを聞いていた。

「恒興、天下はおもしろいとおもうか?」

「はい、天下からの眺めはとてもおもしろいと思います」と池田は頭を下げ答えた。

「約束は約束だ、天下取るぞ」と信長は半分諦めて言った。

良勝は頭を下げた。

「もし失敗したら良勝も元の世界には戻れないからな」と言いながら信長は部屋に戻って行った。良勝はその場を離れ藤吉郎を探した。

藤吉郎はまだ義龍の相手をしていた。

「義龍様、信長様が天下目指されます」

「なに?本当か」

「はい、今約束してきました」

「よし、こうしちゃおれん早速調練だ」と言うと馬に飛び乗り走って行ってしまった。

残された藤吉郎と良勝は呆気にとられてその場に立っていた

えー前書きの意味がわからない方ごめんなさい。

要は疲れているので旅行に行き温泉に入りたい、

そう思っている今日この頃。

現実逃避してみました。

また頑張りますのでよろしくお願いします。

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