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転生信長記  作者: 松田 飛呂
信長と謙信
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信長と謙信

眠れなくなってしまい夜中に投稿。


頑張りますので応援宜しくお願い致します。

戦は終わり秀吉が浅井家に対応する事となった。

朝倉家は恒興が対応し、信長軍は広範囲に展開することとなった。

信長が天守から外を見ていると光秀と一緒に謙信がやってきた。

「殿、謙信様がいらっしゃいました」

「姉上お久しぶりですな」

「信長よ、この先どうするつもりだ?」

「まずは浅井、朝倉を完全に潰します」

「朝倉はもう終わりだろうよ、光秀が脅したみたいだしな」

「聞きました、もうさせませんよ、上手くやるように言いました」

「我はいいやり方だと思ったぞ」と光秀に小声で言った。

「まぁなんだ、取り敢えずそんな事を話しに来たわけではない」

「ではどんな話ですか?」

「非常に言いにくいのだが、武田家との同盟はなくなるかもしれん」

「どうゆうことですか?」

「信玄が単身海を渡りよった」

「え?何か言われたのですか?」

「それがな大陸にある石が欲しいと言ったんたがな、次の日には置き手紙を置いて消えたらしい」

「それで我々との同盟となんの関係が?」

「それがの、信玄がいない間に織田家を潰して我を捕まえようと考えたらしい」

「誰が仕切っているかわかりますか?」

「武田 頼勝と名乗っているが誰なのかわからん」

「光秀は知っているか?」

「確か信玄の息子だったはずです」

「それはない、あの男は女子と手を繋いだことすらない変態じゃ」

「確かに姉上以外に興味がなかったからなぁ」

「そうなると誰かが名乗っているだけかも知れないな」

「家臣が付いてくるとはなかなかやるやつだな」

二人が話し合っている中利家が天守に登ってきた。

「武田家から使者が来てますが」

「すぐに行く」と信長は言い光秀と謙信を残して降りていった。

広間に行くと武田家家臣 山本 勘助 と名乗る男がいた。

若い青年は信長が来ると頭を下げて丁寧に挨拶し、信長に話をするよう言われた。

「実は、武田 勝頼殿が新たな主となりましてそのご挨拶に参りました」

「そうか、ご苦労だったな、これまで通りでいいのか?」

「その事でお話が、実は将軍から直々に織田討伐の依頼が参りまして我々としては困ってしまったのです」

「そうか」

「そこで戦の形だけでも取らせて頂けないでしょうか?」

「形だけだと?」

「えぇ、睨み合いだけしてお互いに撤退する事をすれば言い訳が出来ますので」

「なるほど、考えておこうか」

「ありがとうございます」

「それより勝頼とは一体どんな男だ?」

「主は未来を知る人物です」と言いながら勘助はニヤリとした。

「そうか、未来を知るのか」と普通に返すと勘介は少し驚き、

「信長殿がどのようになるかも主は言っておられます」と言った。

信長は大いに笑い光秀を呼びに行かせた。

光秀が部屋に入ると、

「こいつが俺を殺す明智 光秀だ」と言った。

「なぜそれをご存知で?」

「俺も未来が見えるんだ」と笑いながら言った。

「それならば話は早いです、長篠は引くことにしましょう」

「わかった、そう伝えろ」と言うと勘介を下がらせた。

「光秀どう思う?長篠とは?」

「武田家と戦い、信長様と家康様の連合軍が勝つ予定でしたがあちら側も未来を知ってる者が仲間になったんですね」

「主とか言っていたな、もしかしたら勝頼が未来人かもな」

「強い武田軍に未来人は大変な組み合わせですね」

「素直に引いてくれるとは思うか?」

「勘介と言う男は本気だと思っていましたが果たして勝頼が下がるかどうか」

二人が話していると天井裏から物音がした。

信長が刀を抜き構えた時天井から声がした。

「お市もう武田の使者は帰ったのか?」

しばらくすると、

「そうか、ならわらわが出て行っても大丈夫じゃな、お市下ろしてくれ」

すると天井の板が外れ、お市に抱かれて帰蝶が現れた。

信長は刀をしまい帰蝶を見ていた。

「なんじゃ、そんなに見られたら照れるではないか光秀もお市もいるのじゃぞ」

「帰蝶、話聞くのはいいのだが天井裏はやめてくれ」

「そうか、やはり床下か」

「いや黙って隣の部屋にいてくれ」

「それは駄目じゃ、面白くないのは駄目だと申したろ」

「そうだが……」と信長は呆れ返っていた。

光秀はお市に近づき、

「なぜ天井裏に?」と小声で聞くと、

「帰蝶様が盗み聞きは天井裏がいいと申しましたので」と答えた。

そしてすぐにお市は光秀から離れた。

「こういうのなんて言うか知っておるか?」と帰蝶は信長に言い、

「なんだ?」と聞くと、

「DVじゃ」と言った。

「なんだって?」

「光秀に教えてもらった、旦那が嫁を虐めるのをDVと言うと、わらわはDVの被害者なんじゃ刀を向けられた」

と袖で顔を隠しながら言った。

「あの帰蝶様少し違うと思うのですが」と光秀が言うと、

「光秀までがお市にDVをしておる、わらわは見ておったぞ」と言われた。

信長と光秀は勝てないと思い謝ると袖をどかして、

「まぁ良かろう、いいなお市?」と聞いた。

「私は別に何も言っておりません」とお市が少し下を向いて答えると、

「まぁお市もこう言っておるから二人を許してやろう」と言うと、

「それよりお市から話があるんじゃ」と続けた。

「はい、実は山本 勘介という男は死んでいるはずなんです、生きていたら70を超えるご老人です」「それは本当ですか?」と光秀が聞くとなぜかお市は光秀を見ずに、

「本当です」と小さな声で答えた。

「しかししっきの男は何者なんだ?」と信長は言い、みんなで考えていると一人不機嫌そうな謙信が入ってきた。

「我をいつまで待たせるつもりなんだ」

「すまぬ、それより山本 勘介を知っているか?」

「勘介か懐かしいな、それがどうした?」

「今山本 勘介が現れた」

「ついに化けてまででたか」と言い笑い始めた。

「あの、若かったですよ」と光秀が言うと、謙信は笑いが止まり

「そいつ君主と言わず主と言っていたか?」と聞かれた。

「あぁ言っておったな」と信長が思い出すかの様に言うと、

「それはとても危険な奴じゃ」と謙信は言い、

「やつは我が育てた勘介の息子じゃ」と言った。

「姉上の子か?」と信長が言うと、

「違う、光秀の様に我が預かり育てたのだが彼は何というか一つの事に集中し過ぎる奴でな、出て行く直前は人斬りになっていた」

「それでやつは行き場がなくて武田家に戻ったのか?」

「あの変態が入れなかったはずだが居なくなったからのぉ」

「軽く睨み合いをしろと言ってきたが」

「間違いなくそのまま攻められるじゃろうな」と謙信は言った。

信長は武田との戦は勝てる気がしないと思った。


読んでいただきありがとうございます。

短くてごめんなさい。


えっと、寒波が来て寒いので大変です。

昔の人たちどうやって暮らしてたんだろう?

暖房も冷房もなく……

戦国時代の一番の強敵は、暑さ、寒さでしょうね。

なんか色々開発してくれた人ありがとうございます!

お陰で暖かいです!


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