食に興味を持ち出したコネコ
うちには、IQ1億のネコちゃんとIQ1のコネコちゃんがいる。
IQ1のコネコちゃんは、もともと分食型だった。
一回量を食べきれなくて、わけわけしてごはんを食べていた。
食べきれなくて離席しては、ネコちゃんにごはんを盗られていた。
私や夫がお皿を下げる一瞬前に、ネコちゃんに残りをバクつかれていたのだ。
それが最近、逆になってきた…。
ネコちゃんが食べるスピードを、コネコちゃんが上回るようになってきた…。
※あれ、なんか、鬼滅でこんなシーンあったような…?? 「上回っている、だと…!?」みたいなシーン…。
コネコちゃんは、あっという間に自分のごはんを食べきり、パイセンネコちゃんのごはんをどうにかとれないか、周りをうろつくようになった…。
もちろん隙がなく、とれない。
最終的にはネコちゃんの猫パンチでフルボッコにされているのだが…。
コネコちゃん、大人になってるんだなあ〜と驚く。
人間のごはんにも興味津々。
ある日、
「手!手見て!!」
と夫に言われ、えっ?と振り向いたら、私が左手に持ってた雪見だいふくをコネコちゃんが一心不乱にペロペロしていた。
目をウルウルさせながら、必死の形相でなめていた…。
また別の日、
「ねえ!手、見て!!手!!!」
と夫に言われ、んっ?と振り向いたら、私が左手に盛ったお茶碗にコネコちゃんが顔を突っ込んでいた。
「だめだよ。」
と首をつまんで引き剥がしたが、
「ピェェェェェ!」
と泣き、お茶碗に手を伸ばしていた…。永遠に…。
…え、猫って、白米食べるんだ…??
私がキッチンに立つと、走ってきて、そのまま滑って転がりながら足元にくる。
「プルャー!」
と雄叫びをあげ、何かくれー!とウルウルの瞳で私の足にしがみついてくる。
「もー!仕方ないな〜!」
と、茹でたささみや胸肉、牛肉の赤身などをあげると、フンスフンスしながら夢中で食べる。
ネコちゃんもやってくるから、2匹にあげるのだけれど、コネコちゃんの圧がすごい。
ネコちゃんのぶんまで食べようとする…。もちろん、怒られる。猫パンチでフルボッコにされる…。
また別のとある日、帰宅すると、いつもは玄関に走ってきて、滑って転んで足元に来るコネコちゃんが、来なかった。
ネコちゃんに、
「コネコちゃんは?」
と聞いたら、
「ナァ。」
と興味無さそうに返事をされた。
え、コネコちゃんどこにいる?と思ったら、なんと、キッチンの、高い高い冷蔵庫の上にいた…。
瞬間、ライオンキングのシンバ誕生時の歌が頭に流れた。
(アーウンッエィッヤーアラリーディババー、みたいなやつ。伝われ…!)
「うわ!そんなところにいたの?!」
と声をかけたら、コネコちゃんは、
「プルャー!」
と泣いて、冷蔵庫の上でくるくる回った…。
…は!!!
お、降りれないんかい…!!
抱っこして降ろしてあげたが、プルプル震えながら、「プルャプルャ…。」と泣いていた…。
※ 「こわいこわい…。」みたいな。
…なぜ登ったんだい…?!
私はセブンイレブン信者だ。
セブンイレブンは神だと思っている。
最近、コネコちゃんに盗られたものは、セブンのししゃもだ。
セブンイレブンのお魚がすごく美味しいので、よく食べてるのだ。
チンしてすぐ食べられ、自分で調理するより汚れないしゴミもなくて便利なのだ。
夫に、
「手!手、見て!!手ー!!!」
と言われた時には、私が右手のお箸で持った焼きししゃもの頭に、コネコちゃんが直立不動でぶら下がっていた。
※うちのコネコちゃん、後ろ足で立つんです。
…猫って、本当に焼き魚食べるんだ…。
ネコちゃんは野菜をよく食べる子猫だったから、なんだか不思議な感じだよ…。
首をつまんで引き離そうとしたが、ししゃもへの執念が強かったみたいで、
「ピェェェェェ!!」
と泣きながらジタバタし、全身でししゃもをつかもうとしてきた…。
仕方ないから、お腹の部分を少しあげた。
ネコちゃんにもあげた。食べた。
コネコちゃんはネコちゃんの口からまでも奪おうとした…。
ネコちゃんの咀嚼に頭突きするようにグイグイ近づいてしまい、猫パンチでフルボッコにされていた…。
…んー猫って、ししゃも好きなんだ…???
アニメのサザエさんで、猫のタマが、白米の上にししゃもを乗せたご飯を食べていたのだが…総合して考えたら、あれは現実的だったということ…???…なのか…???
私はそのシーンを見た時、嘘だと思ったけど…あれは事実だったのか。ほぅん…。
コネコちゃんは、IQが1しかない。
絶対危険な物も食べちゃう子だと思う。
ネギだろうが、玉ねぎだろうが、チョコレートだろうが、違いの分からない女なので、バクバク食べるに違いない。
じゅうにぶんに安全に気をつけながら、美味しい食生活を送らせたいと思う。




