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薫視点 本編と短編

短編 僕が自殺しようとした話

作者: 理春

「本当に拡散してるんだなぁ・・・。」


スマホを眺めながら廊下に佇んでいると、一人の教師に声をかけられた。


ひいらぎくん・・・、ちょっと時間あるかな。」


30歳くらいの若い女性の教師は、僕の副担任だったかと思う。


「はい。伺います。」


そう返事をして、僕は先生が声をかける職員室へと入った。

応接間のような場所で、促されて座ると、先生は神妙な面持ちで語りかけた。


「クラスメイトから聞いたんだけど・・・グループラインのこと・・・。」


「はい。」


「加害者側の生徒が誰かはっきりしているし、生徒指導の先生に任せたのだけど、柊くんが具体的にどういう被害に遭ったか・・・聞かせてもらいたいの。」


そう言われて僕は少し小首をかしげて、とりあえずスマホを開いた。


「彼らが書いていた通りのことです。読んでもらった方が早いかと思います。全て事実なので。」


僕がその一連を綴られた文章を先生に見せると、スクロールしながら読み進めていくにつれ、眉間にしわを寄せた。


「そう・・・こんなことが・・・。柊くん、彼らがしたことは犯罪行為だし、必要であれば停学処分を下すことになると思う。柊くんには、スクールカウンセラーの方に話を聞いてもらうことも出来るし、何か要求があれば先生に教えてほしいの。」


「要求・・・特にありません。」


僕がそう答えると、先生は少し考えて、言いづらそうにしながら尋ねた。


「親御さんに、今回のことを話しても大丈夫?」


「・・・父は長いこと海外赴任で家に戻っていませんし、母は離婚したので連絡は取れません。父もほとんど連絡は取れない状態なので、取り合ってもらえないと思いますし、必要ありません。」


「そうなのね・・・。お父様はいつ頃から海外に?」


そう聞かれて、視線を逸らせて考えた。

何年も一人暮らしなので、記憶を遡ることに苦労する。


「えーと・・・僕が中学生になる頃くらいだったと思います。」


「それは、時々帰ってくるタイミングはあるのかな、年末年始とか・・・。」


「当初は2,3度帰省していた時もあったかと思いますが、ほとんどありません。生活費や家賃、学費は払ってもらっています。」


先生はさらに神妙な面持ちになりながら言った。


「それは、ネグレクトよね・・。」


「・・・そうですね。」


僕が淡々と答えると、先生は少し俯いて考えた後、穏やかな笑みを向けた。


「大変だったわね。今回の件で、学校に行きづらい、という気持ちがあるなら何でも相談してほしいんだけど・・・。」


「いえ、特には・・・。もう年末まで少し行って、冬休みの後、卒業までですし・・・。学校側の対処は望んでいません。」


先生は尚も真剣な表情を崩さず、名刺のような連絡先が書かれた紙を取り出した。


「あのね、もし先生や友達に相談出来ないことがあったとしても、今は気軽に電話でもネットでも相談出来る子供用の窓口があるの。児童相談所でもいいのかもしれないけど、金銭面や何か不安なことがあったら、先生でもこの連絡先でもいいから、相談してくれる?」


僕は静かにそれを受け取って、特に変わらず答えた。


「先生、児童相談所に関しては、僕はもう18歳ですし、保護の対象外かと思われます。父の出した条件である、卒業するまでは実家の家賃や生活費を払う、という約束の元今の生活を続けています。お金の振り込みが一時滞った時もありましたが、僕もバイトをしているので、ある程度貯金を作りながらやりくりしてきました。大学生になってからは、奨学金を借りて、返済の免除の手続きをして、行政と相談して家賃の免除をしてくれる住まいなどの相談をしてみるつもりです。大学に関してはT大に行こうかと思っていまして、出来れば主席で入学して奨学金無利子を受けられないか、と考えています。」


僕が説明を終えると、先生は少し驚いた表情を見せながら、また心配そうにする。


「バイトをしていても、これからの一人暮らしとなると・・・学業と両立させるのは大変じゃないかな・・・。」


「大変かもしませんが・・・大丈夫です、体力はありますし、そういう生活をしている人もいます。精神面で心配されているのなら、未来のことなので何とも言えませんけど・・・お気遣いありがとうございます。」


僕がそう言って軽く頭を下げると、先生は黙って僕の顔を見つめた。


「・・・本当に、つらいと思うことはない?」


「つらいと思うこと・・・・」


「柊くんがとてもしっかり自分のことを考えていてすごいと思ったし、先生も大丈夫かな、と思えたの。でも今何か、しんどいことがあれば、吐き出せることがあれば、教えてほしいわ。」


先生の言葉を聞きながら、少し時間を振り返りながら考えていた。


「先生、今日のお仕事は終わましたか?」


「え?いえ・・・まだ少しあるけど・・・。」


「国家公務員なのに、教師は残業代出ないんですよね?僕の話は、手短に話せることではないんですけど・・・。」


すると先生はニッコリ笑顔を返した。


「いいのよ、何か聞かせてくれることがあるなら、今話してほしいから。」


僕には先生の本心がどういうものかはわからない。

だけど何か話せるとしたら、僕の中にある先輩の話しかないと思った。


「先生、僕、去年の年末に自殺しようとしたんです。」


僕がそう言うと、案の定先生はその表情を凍らせた。


「それについて話す前に、少し話が逸れるんですけど・・・。先生はこの人ご存じですか?」


生徒手帳を取り出して、僕は先輩の写真を見せた。

すると先生は首をかしげながら、のぞき込む。


「・・・うちの制服を着てるなら、生徒よね?・・・ごめんなさい、5年くらいここに勤めてるんだけど・・・。」


「そうですか、この人は去年卒業された先輩で、あの高津家の後続者として、学校でも少し噂が立っていたことがあります。名前は、高津咲夜たかつさくやさんと言います。」


そう言うと先生は、合点がいったようで頷いた。


「先輩は文芸部の幽霊部員でして、僕が1年生の頃入部した際、良くしてくれた先輩の一人でした。」


生徒手帳を眺めながら話す僕を、先生は黙って聞いていた。


「先輩は周りの人からこんなイメージを抱かれていました。愛想がよくて人当たりもいいので、王子様みたい、と・・・。容姿も整っていらっしゃるので、女子生徒からもモテていて、ファンクラブがあるくらいでした。名家の生まれなので、教養もあって文武両道、でもそれを鼻にかけることなく、飄々とされていて、軽い人だと思う方もいたみたいですけど、とても人格者です。」


手帳を胸ポケットにしまって、また先生に向き直る。


「去年の年末、自分でも何故そう思い立ったかもう忘れてしまったんですけど、僕は自宅で首を吊ろうと思い、引っ越し用ロープを取り出して、部屋干し用の突っ張り棒に結びました。椅子を持ってきて、輪っかを作って・・・いざ、というときに僕は思ったんです。」


目を伏せて、僕はその時の状況を再生するように思い出した。


「死ぬ前に、先輩の声が聴きたい、って・・・。」


わずかに教師が残る職員室は静かで、西側の窓から夕陽が漏れ始めた。


「そして僕は徐にスマホを取り出して、椅子に立ってロープを前にしたまま、先輩の連絡先を開いて、なかなか自分から連絡を取る勇気もなかったのに、通話ボタンを押しました。出てくれないかもしれない・・・と思いながら、コール音を何度か聞いていました。遅い時間というほどでもないですが、暗くなっていたので、たぶん19時は過ぎていたと思います。そしたら僕の淡い期待が実って、機械音で先輩の声が耳元から静かに響きました。」


「もしもし?」


「・・・・あ・・・・先輩・・・あの・・・。僕・・・今から死のうと思って・・・でも、先輩の声、最後に聞きたくなってしまって・・・。」


スマホを握る手が、震えていたことにその時気付きました。


「・・・・薫、今どこにいる?」


「え・・・家にいます・・・。」


「先輩の声は、不思議なほど落ち着いていました。先輩の声に知らず知らずのうちに涙がこぼれて、僕はぐしゃぐしゃな顔で椅子に立っていました。そしたら先輩は、淡々とこう言ったんです。」


「ベッドに座って、このまま通話を繋げててくれ。今から行くから・・・2、30分はかかる。怪我はしてるか?」


まるでサポートセンターにでも電話をしている気分でした。


「いえ・・・首を吊ろうと・・・してました。」


「・・・座って待ってろ。いいな?」


先輩はそう言って、身支度をした後すぐに家を出て、時々僕と何でもない会話をしながら、電車に乗り、二駅先の僕のうちへとやってきたんです。

うちに入ってボロボロの顔をした僕を見て、仕方なさそうな笑みを浮かべると、普通に遊びに来たようなノリでソファに座ったので、僕も隣に腰かけました。


「先輩・・・どうして来てくれたんですか?」


「・・・ん~・・・まぁ、俺も死にたくなる時くらいあるから。そういう時は誰かと居たくなるもんだろ?」


先輩はまるで、最近どうですか?と近況を聞いた返事のように答えました。


「先生、僕・・・先輩のことが好きなんです。敬愛ではなく、恋愛的な意味で・・・。でも先輩が男だから好き、とか、カッコイイから、とかそういうことではありません。」


先生はただ頷いた。


「先輩はその時、初めて僕に身の上話をしてくれました。」


「俺はさ、小学校4年生くらいの頃だったかな、家でちょっと上手くいかなくなって・・・消えたい、って毎日思ってた。別に親にひどい目に遭わされたとかじゃないし、周りはいい人が多かったと思う。けど・・・自分の存在や周りにある状況が受け入れられなくて、死にたいって思ったんだ。その後家族の計らいで、本家を出ることになって、使用人としばらく暮らしてた。ある程度生活力が身に着いた頃は、一人暮らしするようになって、使用人が同じマンションに住んでるけど、後は警護人がいるくらいで、特に本家から干渉を受けない生活をしてる。」


先輩はそこまで話すを俯いて、重い空気を吐き出すように言いました。


「けど・・・去年母親が亡くなって・・・。病弱な人だったから覚悟はしてたけどさ・・・。いざってなると看取るのもきつくて、兄貴と一緒に最期見送ったけど・・・自分でもびっくりするくらい、やっぱショックでさ・・・。わかってはいたけど、きついなぁと思いつつも、学校には通ってた。一人で生きていくには、やっぱ勉強はしとかないとだし。」


先輩が特殊な家柄で生まれたことは知っていても、どういう環境下で、どういう教育を受けて育ったかまでは知る由もないし、先輩もそこまで細かく触れることなく、かいつまんで説明している感じでした。


先輩はまた顔を上げて、僕の顔を見ながら言いました。


「人間ってさ、ふとした時に軽率に死にたくなるし、どんなことであろうと死ぬ理由になりうるし、それを他人が測ることなんて出来ないだろ?自分で死ななくてもあるときすぐ死んだりするのに、それがいつか、終わりがわからないからか、きっとこれからも俺たちは何回も死にたくなるよな。」


先輩は僕に説教しているわけでもなく、ただ自分の愚痴を話すように聞かせてくれていました。


「けどさ・・・俺は生かされたんだよな・・・って気付いたっていうか・・・。母さんに、兄貴に・・・恐らく父さんにも・・・。他に世話になった全ての人にさ。別に正直、誰がどこで死のうと俺の人生なんだから勝手だろ、って思うこともあんだよ。だからさ、俺がお前のこと止めるのも、おこがましいことだとは思う。」


「・・・僕が死んだとしても、きっと先輩に知らせはいかないですよ・・・。」


「そうだろうな・・・。薫が、家族と疎遠で、人より孤独な生き方をしてるのは知ってる。けどきっと、死のうと思ったのは愛されていない自分を自覚したからじゃないだろ?繰り返す虚無感みたいなのあるじゃん人間。ふとした瞬間にそれに負けることがあるからだろ?」


先輩の言葉を聞いて、空っぽの心の中を見つめようとしました。


「僕は・・・先輩に会いたいな、声を聴きたいな、っていう気持ちしか残ってませんでした。」


僕がそう言うと、苦笑しながら僕の頭に手を置きました。


「随分好かれたもんだな俺も・・・。なぁ・・・今日は俺に免じて死ぬのやめろよ。いつでもどこでも飛んで行ってやる、とかどんな話でも聞いてやるから!とかそんな約束するのはめんどくさいから嫌だし、俺も自分のことで精一杯だからカウンセラーやるつもりねぇけど・・・。やってらんねぇなぁ、って思った時に連絡くれたら、電話くらい付き合えるよ。」


僕の頭をぐしゃぐしゃにして、テーブルの上にあったティッシュを手渡して、先輩は僕の寝室に向かいました。

残していた細いロープを淡々と解いて、ゴミ箱へ捨てて、そしてまた僕の隣に座りました。


「今日は運よく俺に生かされたな。まだしんどい?」


「・・・いえ・・・少し軽いです・・・。」


僕がそう言うと、先輩は今度はキッチンへ向かって、冷蔵庫のものを使っていいかと尋ねると、適当にあったもので、味噌汁を拵えて、おにぎりも作ってくれました。

まともに食べてないことを察したんだと思います。僕がバイトをしていることも知っていたので、そんなんじゃ働けないだろ、って言いながらいい香りがするご飯を目の前に置いてくれました。

僕がそれを食べ終わるのに、どれだけ長い時間がかかったかわかりません・・・。正直数日、水分以外摂っていなかったので。

それでまずはまともに食べて、生活習慣整えろ、って怒られました。

その後帰り支度をしながら、先輩は言いました。


「生活費に困るようだったら、ちゃんと調べてどこかに相談しに行け。それで援助を受けられないようだったら、金貸すから連絡しろ。」


「・・・え・・・?」


「言っとくけど、家の金な・・・。俺もバイトしてやりくりしてるから、残された財産とかあんま使ってなくて・・・。けど所有権は俺にあるんだから、どう使おうが勝手だろ?金は命じゃない、必要に応じて俺が使いたいように使っていい、って思ってる。」


先輩はそう言って財布を取り出すと、今貸せるくらいだったらこれくらい、とお札を僕に差し出しました。

けど僕は振り込まれている仕送りはある程度あるし、そこまで困っているわけでもなかったので断りました。


「今日は帰るわ。もうこういう呼び出しがないことを祈るけど・・・。薫、死にたいと思うことを恥じるなよ?皆そんなん何度だって思うから。」


先輩はそう言って、玄関で僕を安心させるように微笑むと帰って行きました。

また会う約束をするでもなく、何でもない友達との別れのように。

僕はその時、これが先輩との一生の別れになりたくない、と思いました。

時間を経て自分自身が変わることが出来て、また会って色んな話が出来るようになりたい、と思いました。

それと同時に、死にたいと思う自分は、その程度のものだったのかな・・・とも思ったんです。


「先輩は間違いなく僕の人生を変えてくれる大切な人でした。無意識に惹かれて、何故か僕なんかと仲良くしてくれて、気にかけてくれて・・・。死ぬなよ、と止めてくれるいい人です。けれど僕が本当に絶望して一縷の希望もこの世に抱かず、死んでしまう人間だったなら、きっと僕は先輩と仲良くなんてなれていなかったんです。」


どれ程長い話を、先生に聞かせてしまっているんだろう。


「先輩が目をかけてくれるほどの人間だろうか、と思いました。そしてその時ハッキリと、情けないな・・・と落ち込みました。けれど先輩が言ったように、死にたいと思った自分を恥じないことに決めました。その日先輩に生かされた自分を、覚えていられるうちは生きていようと思いました。そしてまた死にたくなって行動してしまった時、その時はまた違う何かに生かされるのかもしれません。」


僕は改めて先生に視線を合わせて問うた。


「先生、人間の価値ってどうやって決まるんでしょう。そもそもそんなものないんでしょうか。」


「・・・そうね・・・どうかな・・・。私は自分で決めるものであって、他人に決められるものではないのかな、とは思うわ。」


「そうですか・・・そうかもしれませんね。僕は、どれだけ挫けた後立ち上がったかで決まるんじゃないか、と思いました。先輩は・・・大切な人が亡くなってしまった絶望を知っていました。これから亡くすかもしれない恐怖におびえながら、自分の生き方を考えて、誰かを大切にする意味や、自分の生かし方を考えながら生きて来たんだと思います。そう出来たのは先輩の周りの人の助けがあったからかもしれませんし、先輩自身の努力の結果なのかもしれません。少なくとも先輩は、『生かされてきた自分』を自覚していました。ただただ何度も孤独に打ちのめされては自傷していた僕とは大違いで、先輩は何度も絶望しては立ち上がってきたんだと思いました。」


先生は僕の目を見つめ返して、また優しく頷く。


「正直・・・他人と比較しなければ、僕は楽な気持ちで生きていけることに気付いていました。けれど悲観して思考を放棄して、自殺しようとしたのは・・・きっと先輩の視界に入りたかったからで、どうしても自分の気持ちが報われないことに、一番絶望していたからなんだと思います。けれどあの日、何気なくうちにきて僕を生かしてくれた先輩と話をして、遠い存在のように思っていた先輩を身近に感じて・・・好きな人、から友達、と思えるような気がしました。」


僕は一つため息をついて、立ち上がった。


「僕の話はこれで終わりです。先生、聞いてくださってありがとうございました。」


そう言って頭を下げると、先生は僕の手をそっと取った。


「聞かせてくれてありがとう。柊くんがもし・・・立ち上がれなくて苦しくなったら、是非また話を聞かせてね。」


僕は微笑みだけを返して、その場を後にした。


きっと僕は、いくらでも気持ちや考えが変わって、生き方が変わっていく。

先輩を忘れたくない、と思いながら生きて行っても、きっと何十年と経ったら忘れてしまう。

けどきっと、生かされたあの日も、これからも積み重なって、生きて行く価値のある自分になるのだと思う。

先輩と再会して、今も心が揺らいでいるけど、きっとこの気持ちは穏やかに変わっていく。

先輩の誰かとの幸せを、心底祈ることが出来る人間になれなくてもいい。

きっと先輩は、あの日来てくれてありがとうございました、なんて僕に言われることを期待していないし、望んでもいない。

ちょっとだけ頑張る力をくれた先輩を、僕は今日も覚えている。


それでいいんだ、と思えた。


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