表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この連載作品は未完結のまま約6年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

スノードロップ

作者:
半年前に妻と娘、そして両親を一度に亡くした『俺』は、緩やかに気が狂って、そして気が違ってしまっていた。

物事の変化は緩やかなので、はじまりはいつかは知れない。しかし、ある日『俺』は老婆に首輪をはめて散歩させる人を見た。隣家ではいつも窓際に座る少女がいる。動物園では檻に入れられた人々が叫んでいた。
『俺』は動物が人間に見えるようになっていた。

そんな『俺』のもとに、夜深くになって瀕死の親子猫が現れる。親猫は逝ってしまい、『俺』の目の前には、三歳ほどの幼子がうずくまっていた。
『俺』は亡くした娘の姿を重ね合わせ、望み通りに狂ってゆく。


雪の降る國はいつも空が暗い。夜のような闇から降る白い雪を、『僕』はいつも不思議に思う。
「大統領が病に倒れたから、朝が来ないだ」とハチワレの猫が言う。そして『僕』と猫は大統領の心臓のかけらを探す旅に出る。


幸福とは寓話であり、不幸は物語とするならば、これは『俺』や『僕』にとっての寓話である。


序幕 現在
2018/09/21 07:30
1幕 生死静止
2018/09/21 08:11
2幕 曖昧蒙昧
2018/09/21 09:21
3幕 日常非情
2018/09/21 10:26
4幕 雪日悲歌
2018/09/21 11:35
5幕 不眠夢現
2018/09/21 12:49
6幕 夢想齟齬
2018/09/21 16:21
7幕 嫉妬憎悪
2018/09/21 17:02
8幕 遠日欠片
2018/09/22 05:10
9幕 貪欲捕食
2018/09/25 21:24
雪の國 1
2018/10/31 21:21
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ