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1.状況を理解するために多少時間がかかる その4

マシロは驚いた! ケンジが言っていたことが真実だったからだ!

如月家の建物は明らかにコーネマリアの建物とは全くの別物、観たことのない材質、質感、デザインはシンプルかつ美しいのだ!家の外観に感動していると「マシロさん、家に入らないですか?」

「シンバ君は平気なの?こんな未知の建物?」

「平気も何もそのまま好意を受け入れ

た方がいいですよ」

凄い流石マジックキャスター!戦士である私より肝が据わってる。


家のお邪魔するとまた驚いた!

土足厳禁、靴を履いて入ることは

初めてで食堂らしき部屋に案内された

「ケンジ君は何処かの王だったの?」

「?! 王だと?」

「家具を見ると王室の家具に似てるから王室育ちのおぼちゃまかと」

「マシロさんって面白い人ね ウケる」

と美味しそうな匂いが漂った!

椅子に腰をかけ、2人並んで座ってるいると、1人用のサラダボール位の食器にパスタのような麺、独特の匂いの

スープに入った料理が出て来た。

「伸びないうちに召し上がれ」

ニコに煽られる様に食べ始めた。

一口、麺を啜って衝撃が走った!

スープに麺が絡み、噛む程旨みが

生まれるそして呑み込むと喉越し

があっさりしている!

美味しい美味しい美味しいんぼ

「こんな美味い料理食べた事ない

この料理は何と言う料理だ」

するとニコがエッヘンと胸を張り

「これはラーメンよ!インスタント

ラーメン!」

「ラーメン?だと」

二人は無我夢中で食べて完食!

ちょっとしたカルチャーショック

インスタントラーメンをガツガツ

喰らいスープ一滴も残さず食べる

なんて異世界最高〜〜!

ニコの目に涙がキラリ。


食事が終わり、4人でお茶を啜っていると、さて本題に入ろうと腕を組む

ケンジ! 本題?と首を傾げる三人


コホンと咳き込み俺たち兄妹が知りたい事!この世界この国の情報を仕入れる!

「まずはマシロさん、俺の話はこれで信じて貰えますよね」

信じるも何も家に招待されて美味しい食事もご馳走になった!それで不審者で逮捕したら、私は最低の人間だ!

「ケンジ君の話は信じよう、君達が

異世界から来たのは本当の様だ」

するとガタッと椅子がなる!

「異世界から来た!本当ですか!

ニコさん、お兄さん!」

何か物凄く驚いてる!しかも今頃!

マジックキャスターは肝が座ってるいると思ったけど、ただの天然?

「驚くはいいから座って座って」

ニコに促され座る!さて再び本題

この国の名はコーネマリアと言う

王都らしい。人口は300万人の大都市、流通、貿易が盛んだか、貧富の

差が激しく、治安も悪い!

警備起動隊の仕事はきつい!

「王都! 何かファンタジーの王道

っぽいな」

「王道って何?」「こっちの話」

とツッコミが入りつつ!

「シンバだっけ?君も何かの一族とか

そっち系?」

「何故分かったですか?秘密にしてたのに」

秘密も何も髪の色が特殊な時点で明らかに普通じゃないと思う三人であった


「僕は銀狼族、魔法に長けた部族と

呼ばれています」

「魔法使いね」

「いいえマジックキャスターです」

そこだけは譲らない!こだわり!

「国は分かったけど、私達は何でこの国に召喚されたのか?」

朝まで生テレビの討論番組が始まりそうなので明日、如月家に集合する事になった!


つづくよ!


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