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1.状況を理解するために多少時間はかかる その4

ー コーネマリア警備駐屯署ー

警備隊長に連行されて調書室で3時間

たぷっり事情徴収された、人がいいのか運がいいのか、コーヒーとサンドイッチの差し入れがあった。ラッキー!

だが、俺が異世界から来たことを全く

信じて貰えず、平行線の会話がつづいた!

「だから何度も言ってるじゃないすか

朝起きたら、この世界、この国に来てたんすよー」

「そんな非現実的なこと起こるわけない !不審者だからって嘘ついていいの?」「不審者関係ねーだろ」

(このまんまじゃ家に帰れま10だ、こうなったら最終手段だ!)


ガタッと椅子から立ち上がり

「マシロさんちょっといいですか?」

突然のケンジの行動に動揺する

「何よ、いきなり、まだ心の準備が」

何かとてつもない勘違いをしてるようだ!マシロさん可愛い〜〜〜〜!

コホンっと咳払いをして!

「俺のこと信じて貰えないなら

物的証拠のある場所に一緒に来てください。」 「へっ?」

「もう一回言ったほうがいいすか?」

「物的証拠のある場所に一緒に来てください」 「・・・・・・・」

「正確に言えば俺ん家なんすけど」

(家ですって会って間もないのに男性の

家に招かれるなんてこ生まれてから21年はじめて)

「分かったわ 、私が監視役で付いて行きます」

よっしゃああと心の中でガッツポーズ

これで門限までに帰れる!やった!

駐屯署から解放された俺は足速に

家路に向かうことにした!

「何でそんなに急ぐの?」

「もしかして逃げるつもり?」

「逃げねーよ!早く帰らないと妹に殺されるから急ぐ!」

「殺される、どんな化け物かしら」

「殺す=化け物なんだその考え」

まるで夫婦漫才かよっとツッコミを

入れたくなった!そんな会話をしながら約一時間、如月家に到着した!

すると前方から人影が2つ

「あっ」と二つの声が重なった!

どうやら妹のニコと到着時間が同じだったようだ!偶然は必然


対面する4人!沈黙の3分間がやってくる! 最終に口を開いたのは俺です!

「ニコ。おかえり、隣にいる銀髪の

彼は、何者の?友達?」

「お兄ちゃんおかえり、隣にいる

オンナは何者の?友達?」

「質問を質問で返すな」

「オウム返しよ、ふふ」

「隣の彼は、魔法使いシンバ」

「魔法使いだと」

「いいえ マジックキャスターです」

「ニコさんは命の恩人です」

エッヘンと胸を張るニコ!

その事を聞いて驚くマシロ!

「助けたお礼に色々教えて貰おうと

思って!連れて来た」

流石自慢の妹!ステキ!

「次お兄ちゃんの番よ」「りょ」

「隣の彼女はコーネマリア特別警備起動隊第1部隊隊長マシロさん」

「俺を不審者扱いして拷問した」

「拷問はして無いわよ」

するとゴスペルのように4人のお腹が

同時になった!「ぐぅ〜」

「腹減ったしご飯にするか」

「立ち話もなんだし、二人とも

上がって上がって」

と背中を押され断るまもなく玄関へ

3LDK、二階建ての一軒家、

マシロとシンバは未知の領域に

足を踏み入れるのであった!


つづく


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